函館山とは逆サイドの山の上に、謎めいた駄菓子屋さんがありました。その名も「泣く子も駄菓子」。函館の市街地から離れた陣川町という山の上にありながら、子ども連れの親子で賑わうお店です。函館伏白稲荷温泉の向かい側にあるので、通り過ぎることはないと思います。
入り口には「店内写真撮影OK」の文字。したっけ、ガッツリ写真撮ってきましょう。
泣く子も駄菓子の店内には仕切りがなく、ワンフロアにズラリと駄菓子が並べられています。わたしがイメージする駄菓子屋さんは手の届くサイズ感のお菓子屋さんだったけど、ここは稀に見る大きさです。
この日は飛石連休の平日だったのですが、少子高齢化が進んでいる函館の割にキッズがいっぱい。週末はもっとわんさかいるんだろうなぁ。
駄菓子を見て回ると、駄菓子業界にも税込表示の義務が。昔は5円10円のわかりやすい価格だったろうに、最近の小学校低学年の子たちは暗算しにくかろうなぁ。
うまい棒もいつの間にか13円になっていました。
パウダージュースが気になる様子のお子サマー。この懐かしいパッケージ、カーチャンは七夕でもらったことを思い出しました。
見たことのないお菓子も揃っています。くるみ餅とかミルク餅に混ざって美鈴珈琲のお菓子が並んでいるのが函館らしさ。
駄菓子屋さんといえば、くじ引き!1回300円の千本つり大会なる大掛かりな装置に、カーチャンが子どもの頃とは全然違うぞ!と驚き。
一方で、懐かしのオレンジヨーグルが健在だとわかりホッとします。
駄菓子に混ざり、おもちゃ類も販売されていました。お子サマーが無駄に欲しがらないよう別ルートへ誘導し…
いまどきペロペロキャンディなんて欲しがる子どもいるの!?とおかんと会話しつつ…
え、待って。このカレー味のせんべい懐かしい、食べたい!と目を輝かせるなど。遠い昔に通ってた駄菓子屋さんにあったんだよなぁ、これ。
若き日にお世話になったヤングドーナツもお元気そうで、何よりでございます。いろいろ懐かしくて、子どもはもちろん大人も楽しめそうですね。
泣く子も駄菓子の店内には、無料でいただけるドリンクもあります。お菓子とサービスのお茶で休憩できちゃうの、いんでないかい。
この日、カゴを持たせたお子サマーが購入した駄菓子はこちら。購入点数16点、金額にして410円でした。滞在時間25分もお買い物を楽しめてこの価格なら全然安上がりです。
ということで、函館市陣川町にある「泣く子も駄菓子」でお買い物してきました。懐かしい駄菓子がいろいろと売られているので大人もキョロキョロしてしまいます。まさにお菓子の天国!
今回はお子サマーに自主的に買い物をさせてみたのですが、本人に買う量を決めさせられたのも、学びにつながったのではと思います。アレもコレも欲しがってカゴに突っ込むのではなく、しっかり選んで「もうこれでいい」なんて言えるんだねぇ。購入の様子を眺める側も子どもの成長が楽しめてよかったです。
終わり。
お店の情報
店名 | 泣く子も駄菓子 |
住所 | 〒041-0833 北海道函館市陣川町107 |
営業時間 | 10時〜18時 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 店前に駐車場あり |