いっとき札幌にも住んでいたわたしにとって、懐かしいラーメン屋さんを函館市内で発見しました。その名も「ラーメン櫻島」。札幌の西野にある人気店の名前を、まさか函館で見かけるとは。これは突撃しなければ。ラーメン櫻島 函館五稜郭店は五稜郭交差点、つまり丸井さんの隣にあります。さっそくカラオケBIG ECHOの階段を登りましょう。
はい、ラーメン櫻島の暖簾が目に入りました。突撃、突撃〜!
するするとラーメン櫻島 函館五稜郭店のカウンターに着席です。こちらのお店はランチタイムと夜営業の2部構成で営業しています。わたしは真夜中にシメラーでお邪魔しております。
まずはメニューを拝見。ラーメン櫻島という名前だけあって、豚骨ラーメンを提供しています。ところで、鹿児島のラーメンってどんな味なのでしょう。熊本ラーメンも博多ラーメンもイメージできるけれど、そういえば鹿児島ラーメンって食べたことないかも。
いや待て、そんなことはどうでもいい。わたしは若き日に札幌市西野で食べたあのラーメン櫻島を味わいにきたのです。そんなわけで櫻島ラーメン(850円)を。真夜中だってのに麺の様子が見えないほどトッピングたっぷり、背徳のハイカロリー。
まずはスープから。20年越しのラーメン櫻島はサラッとした豚骨スープで、油膜もベタつかずに臭みもありません。想像してた世界よりサラッサラ。あれ、こんなにあっさりだったんだなぁ。
お次は麺を。ストレート細麺はパツパツ系。こちらもあっさり食べられます。背徳感、うっすうす!
チャーシューは3種類乗せられています。まずは三枚肉のノーマルチャーシューを。豚バラ肉を巻き、お肉の食感がしっかりと楽しめる系でした。
炙りチャーシューはロースト香がそこまで強くなく、それでいて豚肩ロースの脂とほろほろのお肉がおいしかったなぁ。
そして角煮チャーシュー。脂身たっぷりでとろけちゃうし、赤身だってやわやわ。これ、櫻島のあっさりした細麺にとってもあうと思いました。角煮チャーシューだけのラーメンがあったら大喜びで注文します。
味玉は文句なしのとろとろ具合。
そして九州方面のラーメンには欠かしたくない高菜もトッピングされていました。
高菜を麺と一緒に頬張ると、独特の風味と塩気が加わってめちゃんこおいしい。いいアクセントになりますね。
ということで、五稜郭交差点にある「ラーメン櫻島 函館五稜郭店」でシメラーしてきました。スープも麺も意外とあっさりいただけるのですが、チャーシューがコテっとして濃ゆく、いい具合の対比がおいしい一杯でした。わたしがいただいた櫻島ラーメンは若い人向けに思います。シメの一杯ならチャーシューなしの素ラーメンの方がよいかも。
それにしても20年来、忘れもしなかったラーメン櫻島に地元函館で再会するなんて。時代は大きく動いているんだなぁ。
終わり。
お店の情報
店名 | ラーメン櫻島 函館五稜郭店 |
住所 | 〒040-0011 北海道函館市本町32-13 |
営業時間 | 火〜土曜:11時〜15時、22時〜27時/日曜:11時〜20時 |
定休日 | 月曜 |
駐車場 | なし。近隣にコインパーキングあり。 |