福岡空港の夕方便に搭乗した日のこと。帰宅時間とお腹の減り具合を鑑みて、福岡で腹ごしらえしてしまおうと国内線ターミナル内をぐるりと歩きました。当初はお寿司でもと思っていましたが、久しぶりの福岡空港で一際輝いていたのが「博多もつ鍋 おおやま 福岡空港店」でした。ぶら下がる集魚灯に誘われて、わたしもスーッと店内に入店します。
平日の17時の少し前。店内はお客さんで埋まっていました。2名以上はテーブル席に、おひとり様は真ん中の変形テーブルに案内されるようです。わたしもそこへ入ります。ひとりで入店しやすいの、めっちゃありがたい。
博多もつ鍋 おおやまのメニューを眺めます。もつ鍋のお店なのでそれを食べることは決めていますが、もうサイドでもう1品何か食べようかなぁ。すもつもいいし、明太子もいいなぁ。人数が多いと他のおつまみも食べられそうですね。もつ鍋のテイクアウトもできるみたい。そして一人客限定のメニューもありました。もつ鍋に福岡の名物があれこれついて、気が利いてる〜!これに決定!
まずは生ビール(中ジョッキ、693円)を注文。お通し(264円)は枝豆でした。
写真を撮っている間に、一人客限定のもつ鍋セット(2398円)の福岡名物の3点盛りが到着。仕事が早い!3点盛りはおきうと、明太子、辛子高菜でした。おきうとは柔らかく、崩れやすいところてんっぽい感じ。大振りカットの明太子は、ほどよい辛味と塩気でビールが捗るいいおつまみ。辛子高菜は辛さ控えめで、ごま油のような風味にほんのり酸味です。ごはんが合いそう。
そしてもう1品、柔らか牛すもつも付いています。九州ポン酢で味付けされておいしく、ちょこんと自家製柚子胡椒を添えてもビールの減りがすこぶる早まります。博多もつ鍋 おおやまでは牛のもつを使っていて、柔かな部位のお肉を薄切りしたような食感でした。
写真を撮っている間に、お待ちかねのもつ鍋も到着!博多もつ鍋 おおやまのお食事提供スピード、かなり早いです。体感としても早かったし、撮影時刻を振り返っても、注文からもつ鍋の到着までわずか7〜8分でした。すぐに食べられるよう、加熱した状態で提供されます。
もつ鍋セットのもつ鍋は、みそ味・しょうゆ味・水炊き風の3種類から味を選べます。わたしは一番人気と案内された、みそ味をチョイスしました。
まずはスープから。ニンニクのきいたスープがめちゃくちゃ好みです。九州味噌や西京味噌など数種類をブレンドした濃厚美味(こゆうま)で、このままはもちろん、ニラの上に乗せられた唐辛子がピリリと味わいを引き締めます。スープだけでもビールが減るほどにおいしい。
鍋に入ったプリップリのもつを頬張りました。おお〜、脂が甘い!九州を中心に若い国産牛の小腸を使用しているそうです。1切れ10gほどの大きさにカットしているからこその満足感!プリップリのもつが10個ほど入っていたので、その度に噛み締めてはビールを減らします。
鍋にはキャベツ、モヤシ、ゴボウなどの野菜もたっぷり。加熱してクタッとなったキャベツに、みそとニンニクのスープが絡んで旨味の極み。そのままはもちろん、もつと一緒にキャベツを食べると、両方の甘さで口内がヘブン!
もつ鍋に合間におきうとや酢もつでリセットすると、永遠にハフハフ食べ続けられる気がします。もう1杯、ビールを追加します。スープそのものがおいしいので、シメの麺やごはんを突っ込みたくなりますが、セットとビールでお腹の限界を迎えました。スープを持ち帰りたいくらいにおいしかったです。
お会計後は、すぐ近くのエスカレーターから保安検査場へと直行しました。福岡空港の保安検査、めちゃくちゃ混むことで有名なので、早めの行動が吉ですね。
ということで、福岡空港国内線ターミナル3階にある「博多もつ鍋 おおやま 福岡空港店」へ行ってきました。福岡は乗り換えだけでしたが、もつ鍋欲はこちらのお店で満たすことができそうです。ちなみに、10時〜15時のランチタイムには、ごはんかちゃんぽん麺がついたもつ鍋定食もあるそうです。もう少し時間が早ければそちらも試してみたい!おいしかったー!
終わり。
お店の情報
店名 | 博多もつ鍋 おおやま 福岡空港店 |
住所 | 〒812-0003 福岡県福岡市博多区下臼井778-1 福岡空港国内線ターミナル3F |
営業時間 | 10時〜21時45分(L.O.21時) |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 福岡空港の駐車場を利用 |