豊見城市の沖縄そば店「みーや小(みーやぐゎー)」でおいしい沖縄みそ汁がいただけると聞いて、通院の帰りに食べてきました。お店の少し先にはKafuKari(カフカリ)やうんてん洋菓子店もあって、このあたりはおいしいお店が点在しているエリアなのかも、と思いながら訪れました。
平日の13時過ぎに到着したところ、駐車場は満車状態。困ったぞと思っていたところ、ちょうど一台出て行ったので、なんとか停車できました。わたしの後からも食べにくる車が数台続きましたが、沖縄そばのお店ですからサッと提供され、パッと食べられるから、回転は早いはずです。
店内に入ると、まずは券売機が置かれているので、食券を購入して店員さんに手渡します。沖縄そば屋さんですからソーキそばや三枚肉そばなどのボタンが並んでいました。沖縄そばはサイズは3種類あり、サイズ感を確認できるよう大盛り・大・小の丼が近くに置かれています。亀浜製麺と雲南百薬が練り込まれた麺の2種類から選べるのもよいですね。みそ汁は下の方にボタンがありました。
店内は8名ほどが座れるカウンター席の他、お座敷とテーブル席がありました。13時に入店すると、7〜8人ほどのお客さんが店内にいて沖縄そばをすすっています。
わたしのお隣さんからは、フーチバー(よもぎ)の香りが漂ってきました。マスク越しでもしっかりわかるほど強い香りです。フーチバーはお店の端っこに用意されていて、お願いすれば店員さんが無料でサービスしてくれます。タイミング次第では無い事もあるそうなので、まずは確認してみましょう。
食券を手渡してから、5分と待たずにみそ汁(700円、2023年7月時点)がやってきました。丼がとっても大きくて、見るからにたっぷりのボリューム!
まずは熱々のスープからいただきました。薄味で、出汁も味付けも相当優しさに溢れている感じ。控えめの味付けで、いつも以上に小ネギの香りが引き立っているように感じます。
レンゲを20回くらい往復させてやっと現れたみそ汁の具材たち。ポークにかまぼこ、あぶらあげ、ニンジン、タマネギ、レタス、島豆腐などが入っていました。ポークさえも味が控えめで優しい印象です。香ばしい島豆腐は大きめカットが3〜4個も入っていました。これがお腹にずっしり溜まって嬉しい。
豆腐の下からアンダカシーが出てきました。アンダカシーは豚の皮を油で揚げたもの。これが加わることで、サクッとした食感と香ばしさ、そして旨味でマシマシに。
さらに、このレタスのシャキ感が嬉しいのです。沖縄のみそ汁に入ったレタスはめちゃくちゃおいしい!野菜類を食べつつ、七味で味変も楽しみます。たっぷりのみそ汁ですから、途中で味変しながら食べ進めるのがベスト。ちなみにコーレーグースも試してみたのですが、みーや小のみそ汁にはコーレーグースが強すぎて、優しい味付けが負けちゃうから七味が正解だと思いました。
さらに無料のフーチバーを加えると、味が引き立つのです。
優しい味付けのみそ汁ではありますが、フーチバーを加えてしばらくスープに馴染ませると余熱で火が通って香りが立ち、さらにおいしくなります。
具材もフーチバーも堪能した最後に、半熟卵を割りました。これもコクが増しておいしいのです。ごはんの上に乗せて食べてもいいし、このままスープを馴染ませていただいてもよし。
みそ汁にはごはんと小さなおかずが添えられています。アンダンスーは甘く、サクッとした食感が感じられます。これ、もしかするとアンダカシーが入ってるのかも。今回いただいた沖縄みそ汁は味が単調になりがちなので、ごはんのお供なアンダンスーの濃い味がいい味変になってよかったです。
ということで、豊見城市にある「みーや小(みーやぐゎー)」でランチをいただいてきました。最初は「ちょっと薄味かな?」と思って食べ進めていましたが、途中から慣れたのか出汁感や味噌の風味、ネギやアンダカシーにフーチバーなどの素材の旨味がマシマシになっていき、最終的においしく完食できました。普段濃い味の方には、このおいしさに気付きにくいかもしれません。
沖縄そばも評判を聞いているので、次はそちらを試してみたいなぁ。通院のついでに食べている豊見城ランチ、おいしいお店が多いので、病院通いも悪くないなぁなんて思ったりしています。
終わり。
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お店の情報
店名 | みーや小(みーやぐゎー) |
住所 | 〒901-0213 沖縄県豊見城市高嶺357 |
営業時間 | 11時〜15時(L.O.14時45分) |
定休日 | 木曜 |
駐車場 | お店の前に駐車場あり |