その日、わたしは「やめたやめた!今日はカーチャン業は手放した!」という気分でした。今となっては何故そんな気持ちになってしまったのか思い出せないのですが、きっと他愛も無い理由だったと思うんです。それでトーチャンにお願いし、週末の昼から向かったのは那覇市安里にある沖縄大衆カルチャー酒場「小梅」。ここで昼飲みして鬱憤をスカッと晴すことにしました。
お店の営業が始まった11時ピッタリに入店です。店内はカウンター席と、奥にはテーブル席と二階席もありました。おひとり様のわたしはカウンターの端っこに陣取ります。
カウンター席から見上げると泡盛のボトルとメニュー札。ああ、今日は1日フリーなのだ。こういう空間へ自由に訪れられることが、唯一無二の楽しみです。
さっそくドリンクメニューをチェック。梅の花マークはお店のオススメだそう。小梅オリジナルドリンクやキンミヤの酎ハイ、ウイスキーにビールなどいろいろ揃っています。
ページをめくると泡盛専門メニューが現れました。いろんな銘柄を取り扱っています。これ、観光客目線でも嬉しいはず。
フードメニューはこちら。メジャーな沖縄食材を中心に、小梅アレンジしたおつまみがいろいろと。
そして、食べるか食べないかギリギリまで悩んだスパイスカレーです。ランチで提供している小梅のスパイスカレーが気になって気になって。このスパイスカレー、まん延防止等重点措置と緊急事態宣言の期間だけのランチと思ってたら、マンボウが明けた今も食べられるみたい。
最初からスパイスカレーを食べるとお腹いっぱいで何も入らなくなりそうだからと、まずはビールでスタート。小梅のビールはオリオン生(400円)。
軽めのおつまみに選んだのは、島豆腐生レバー風(380円)です。なぜ生レバー風なのか?それは島豆腐をゴマ油と塩とネギでいただくから。ゴマ油のまったりな香りと風味に塩味、そしてネギのシャキシャキ感。こんな食べ方あったんだねぇ。
お次はKPS入りちくわ磯辺(550円)。いわゆる、青海苔をたっぷりふりかけた磯辺揚げです。
薄い衣をまとわせて揚げたちくわの中にはポテサラが!これでかなりボリュームアップ!青海苔の磯の香りが豊かで、塩気もきいてビールが進む!
もう一品注文するか、スパイスカレーを食べるか… 悩んだ挙句、スパイスカレー (金の味玉付き、1250円)にパクチートッピング(100円)をオーダーしました。通常のライス量は180グラムだそうです。すでにおつまみでお腹が膨れていたので、ライスを100グラムに減らしてもらいました。
小梅のスパイスカレーは相掛けがデフォルト。こちらはごろんとしたお肉が入っているチキンカレー。辛さはそんなに強くないので、卓上調味料で調整しましょう。
こちらは梅キーマ。牛の風味が強いキーマカレーは、パクチーと相性良し。
小梅のスパイスカレーはトッピングが豪華!キャロットラペにKPS(ポテサラ)とキャベツクミン炒め、そして金の味玉。混ぜ合わせると味わいが複雑になっておいしいし、食感も楽しめます。
レモンを絞ったり、梅干しを崩したりと酸味の味変でさっぱりいただきました。ルウの塩気がやや強めに感じましたが、ごはん100gに減らしてもらったのが理由でしょう。副菜を混ぜ合わせながら調整し、最後はおつまみ感覚で完食しました。ビールにもよく合いました!
ということで、那覇市安里にある沖縄大衆カルチャー酒場「小梅」でビールを飲みつつ、スパイスカレーをいただいてきました。週末の昼飲みもしたいし、カレーも食べたいという欲張りなわたしに、小梅はありがたい存在です。いろんなものから解放され、ひとり気ままに飲ませてもらえて助かりました。すっかり気分爽快でお家に帰りましたとさ。
終わり。
お店の情報
店名 | 小梅 |
住所 | 〒902-0067 沖縄県那覇市安里1丁目3-3 |
営業時間 | 通常11時〜23時(要確認) |
定休日 | 水曜 |
駐車場 | なし |