以前からご主人サマーが時々食べに行ってた南風原の「古民家食堂(こみやしょくどう)」へ行ってきました。古民家はこみんかではなく、こみや、と読みます。通りかかかるたびに混んでいるなぁ、人気店だなぁと思っていたものの、入店するのは初めてです。建物は新潟にあった築130年の日本家屋で、移築して古民家食堂として再建したんだって。あかがーら(赤瓦)ではないし、沖縄では珍しい日本家屋なのです。
店内に入ると、まず玄関。靴を脱いで客間に上がります。昔のおじいちゃんおばあちゃん家みたい。壁にかけられた古時計や花の長い天狗の仮面も雰囲気出してます。黒電話もあったし、とにかく見所いっぱいです。ぜひお店で楽しんで欲しい。
こちらが古民家食堂のメニューです。沖縄料理のお店なので、ちゃんぷるーや煮付け、沖縄そばなどもありますし...
割と普通な焼き鯖、ほっけ、麻婆豆腐、それに山原豚を使ったカツやあぐーのメンチカツもあります。トンカツはペラペラじゃなくて肉厚なしっかり系でおいしそう。地味にキッズメニューもあって、お子さまランチ・お子さま沖縄そば・お子さまカレーがそれぞれワンコインです。
今回は豆腐ちゃんぷるー定食(750円)をいただきました。沖縄料理といえばちゃんぷるーは欠かせません。沖縄移住して思ったのは、島豆腐はあらゆる場面で出てくる沖縄料理の影の立役者的な存在。ごーやちゃんぷるーやふーちゃんぷるーが一般的には有名ですが、豆腐ちゃんぷるーもおいしいんです!
ゴロゴロと大きくカットされた島豆腐は、半丁以上使われているような量でした。普通の豆腐と島豆腐を比べると、販売サイズが全く異なります。普通のお豆腐の2倍近いサイズがある上、さらに木綿豆腐以上にギュッと詰まって重い食材。つまり、食べ応えがすごくあるのです。古民家食堂の豆腐ちゃんぷるーはキャベツやニンジン、豚肉なども入ってボリューム満点でした。今回は定食で注文しましたが、単品オーダーも可能だそうです。
ちゃんぷるー系にオススメの味変アイテムは、コーレーグース。かけすぎ注意ですが、少しずつ、好みの味になるよう使いましょう。お料理が熱々のうちに使うのがポイントです。
こちらはお子サマー用に注文したキッズメニューのお子さま沖縄そば(500円)です。こども向けの量ではありますが、かまぼこに3枚肉が乗せられてしっかりしています。サイドにポテトフライと唐揚げ、おやつまでついて500円とは!
お子さま沖縄そば以外の食事にも興味があるお年頃。お子サマー「お主の食べ物もうまそうだな、どれ食ってやろう」、トーチャン「王様、おやめください」といった図も撮れました。
お会計を済ませた後、こども向けにおもちゃを1ついただけました。幼い頃こういうサービスが嬉しくて、またあのお店行きたい!とこどもながらに思ったものです。
ということで、南風原にある「古民家食堂(こみやしょくどう)」を訪れました。雰囲気は十分、味もおいしいです。平日限定の日替わりランチ(数量限定)や、オープン直後限定の情熱ランチ(11〜11時半限定のワンコインランチ)も毎日行なっていたりと、集客のための工夫を欠かさない食堂でもあります。営業時間は11〜22時で、ランチだけは全面禁煙だそうです。夜営業は分煙なので、子連れで行くならランチだな〜と思いました。
終わり。
住所:〒901-1101 沖縄県島尻郡南風原町大名260-1
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