久茂地のアルゴス デリ×ハンバーグが、新事業形態として水・金曜のランチタイム限定でスパイスカレー店「穀雨curry(コクウカリー)」を展開していると知り、食べに伺いました。
店名の穀雨(こくう)とは二十四節気のひとつで、田畑を始めるシーズン(毎年4月20日頃)に降る雨を意味するのだそうです。この雨は作物が成長するのに大事な恵みの雨で、素敵な言葉だと思いました。実は、もう少し調べて虚空蔵菩薩まで行き着きましたが、元の由来を全て書き出すと結構長くなりそうなので、気になる方はぜひお手元のネットをご活用ください。
店内はおしゃれな空間です。この日は早めの入店だったので、わたしが口開けのお客さんでした。「お好きなところへどうぞ」とのことで、採光の取れそうな窓際のテーブル席に入ります。
穀雨curryのメニューはこちら。カレーは全部で4種類。定番が3種に、今年から始まったマンスリーカレーが1種類ありました。カレーは1〜3種盛りまであって、トッピングもいくつか用意されています。
この日は、2種類のカレーが楽しめる合い盛り(1100円)をいただくことに。カレーは4種類から好きなものが選べるとのこと。わたしはポークヴィンダルーと、この月の限定・北インド式ポパイカレーでお願いしました。トッピングで半熟卵のアチャール(+150円)もつけています。
まずは、ワインビネガーを使ったポークビンダルーから。具材がゴロゴロとおいしそう!
カレーはほんのり酸味を感じつつ、スパイスがプチプチと口の中でスパーク!豚肉はゴロンとしたカットで、お肉の部位によって味わいが変わります。脂身のところがウマいんだよなぁ。
お次は、北インド式ポパイカレーです。限定の言葉に弱いわたし、つい手が出ました。
チーズの塩気とグリーンなホウレンソウの香り。サラリと軽めのタッチで、フライドポテトの甘みが口の中に広がります。カレーの上に散らしているのはドライハーブのカスリメティでしょうか。このホウレンソウカレーとカスリメティの組み合わせ、好きかも。より味の奥行きが出るような気がしました。
副菜はキャベツと紫タマネギのアチャール。辛味が強めの赤いソースも乗せられています。これ、結構ホットな辛さ。穀雨curryは辛さ調整が有料で、初回はデフォルトの辛さを知るために普通で注文しました。が、この赤いソースを混ぜれば、食後の汗が止まらない程度には刺激が加わります。
トッピングした半熟卵のアチャールは、やや酸味を感じる味付けでしょうか。気味がとろんとして、わたし好みでした。
後半は、2種のカレーやアチャールなど、ミールスのように全て混ぜ合わました。サービスでいただいたこちらのミニサラダも混ぜ混ぜ。スパイスに酸味と野菜の甘み、卵のまろやかさなどがミックスし、様々な味わいがひとつにまとまります。いろんな食感もあっておいしかったー!
ということで、那覇市久茂地で水曜・金曜のみ営業している「穀雨curry(コクウカリー)」のスパイスカレーをいただきました。辛さノーマルでも赤いソースを混ぜ合わせると、汗がじんわりと滲み、最終的には汗だくになりました。おいしいカレーでお腹いっぱい、ボリュームもしっかりでした。
この日のわたしは全然目に入っていなかったのですが、いまこうして写真をじっくり見返していると、The Universeという3種盛りがあったのですね…!いろいろ試してみたい欲張りさんにピッタリのメニューだと思います。次回はこれかな〜。
終わり。
お店の情報
店名 | 穀雨curry(コクウカリー) |
住所 | 〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地2丁目17−18 久茂地第二マンション1F |
営業時間 | 11時〜14時半(L.O.14時) |
営業日 | 水・金曜 |
駐車場 | なし。近隣にコインパーキングあり。 |