車の運転練習がてら、読谷の「金月そば」まで行ってきました。店名は読み方がちょいと変わっていて、金月と書いてキンチチと読みます。金月そばは恩納村や国際通りにも出店している人気店ですが、ここ読谷が本店となっています。平日の12時半頃に到着し、お座敷席を希望したこともあって15分ほど待ちつつ入店です。
入店すると、まず券売機で食券を購入します。
券売機の上に写真付きのメニューが掲げられているので、これを見ながらどれにしようか悩みましょう。一般的な沖縄そばが3種類、創作系沖縄そばが2種類ありました。サイドメニューやトッピング、デザートもあります。食券を購入したら、お店の方に手渡して席へ向かいます。
金月そばの店内は古民家っぽい雰囲気です。客席は、キッチンを取り囲むカウンター席に、テーブル席1つとお座敷席が3つほど。あまり大きなお店ではありません。
子連れの我々はお座敷席に上がりました。家族連れで食事に出る時は、お座敷が便利だなぁと心底思います。こどもが多い沖縄は、子連れに優しい造りの飲食店が多いかもしれません。
注文から10分ほど待ったでしょうか。注文した金月そば(並、780円)とやんばる鶏ジューシー(200円)がやってきました。
まずは金月そばのスープからいただきます。あっさりの鰹出汁スープに、魚粉らしきものが浮いてます。塩気を感じさせない優しく柔らかな味です。これは、おいしい!
使っている麺は中太の縮れ麺、ぷるんつるんもっちりの食感が楽しめます。金月そばでは生麺を使っていて、注文ごとに茹でるため、提供に少し時間がかかるそうです。わたしは生麺が好きだし、これがおいしいから全く問題ナシ。
トッピングは、三枚肉、厚揚げ、針生姜、ネギ。この厚揚げがおもしろいんです、ほろほろとして硬くない厚揚げは初めて食べました。ゆし豆腐を揚げたような食感で、スープによく合っておいしかったなぁ。針生姜もとても良かったです。
金月そばのお肉は2種類でした。丼に盛り付けられている三昧肉は、脂身がとろとろ。味付けもそばに合うよう少し濃いめ。
もう1種類のお肉は、別皿に盛られた軟骨ソーキ。炙られて香ばしく、味が濃いめでこってりです。軟骨部分のとろっと感がウマいですねぇ。三枚肉も軟骨ソーキもどちらもうまいです。
やんばる鶏ジューシー(200円)もいただきました。ジューシーって普通は豚肉を使うんですが、鶏肉を使うことで脂っぽさが控えめになっているような。そのぶん、普通の炊き込みご飯に近い味わいでした。具材も色々入って、おいしかった!
さて、こちらはご主人サマーが注文していた坦々そば(並、780円)です。担々麺好きなので、きっと食べるだろうと思ったら案の定。スープの白とラー油の赤、そこに青菜。うん、彩がステキ。
この担々そばは辣の辛さはマイルドで、胡麻の香りたっぷりなそばでした。そばによって生麺を使い分けているようで、わたしが食べた金月そばと違ってストレートの細麺でした。これもまたウマし。
ということで、読谷にある「金月そば(きんちちそば)」へ行ってきました。おいしいと聞いていたお店なので、やっと食べに行けて嬉しい!恩納村や那覇にも支店がありますが、まずは本店の味を確かめてみたかったんです。鰹の出汁が香る、わたし好みのあっさり系そばでした。喜名番所という道の沿いにお店があるので、車はこの公共駐車場(無料)に停めればOKです。読谷までは車があると便利ですね。食い道楽のために車の練習を引き続き頑張ります。
終わり。
住所:〒904-0302 沖縄県中頭郡読谷村喜名201
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