【閉店】那覇市松尾「ラーメンと酒 樹（イツキ）」鶏ガラと豚骨それぞれのスープが楽しめる新店！

国際通り入り口の交差点からも見える位置に、おいしいラーメン屋さんがオープンしました。「ラーメンと酒 樹（イツキ）」という店名です。「樹」でピンとくる方もいるかもしれませんが、牧志にある中華と酒 樹の系列です。こちらの新店情報を入手して、まず「もしかして松尾のだるま食堂の場所では？」と思いました。いつの間にか閉店して、お店が変わっていたのですね…！

遠くから眺めても近づいて見ても、やっぱり元だるま食堂跡です。印象的なフォントのテント看板なので、通りすがりに目を止めてしまう人も多いはず。

ラーメンと酒 樹の店内はテーブル席、カウンター席、お座敷席があり、MAXで20人座れるかどうかといったところ。この日はプレオープン3日目で、わたしは開店と同時に入店しました。この後、12時を回った頃には満席になり、外に空席待ちができるほどでした。

こちらがラーメンと酒 樹のメニューです。今のところスープは鶏ガラ（塩・醤油）、豚骨（醤油・黒マー油）、濃厚坦々麺の5種類。そして定食（唐揚げ・焼餃子）がありました。どれもほんっと気になって、この界隈で働く民としては全種類制覇しなければという気になります。さらに昼ベロという魅力的なメニューも！どのメニューも食べ次第、追記していこうっと。

メニューを決めたら、スマホでQRコードを読み取り、注文サイトを開きます。このQRコードとテーブル番号が決まっているそうで、座った席で読み取る仕組みです。ここ、注意ポイントですね。隣のテーブルのメニューで注文してはダメっぽいです。

実食！グルメレポート

特製全部のせ塩ラーメン

この日注文したのは、鶏ガラ塩ラーメンの全部のせです。通常880円ですが、プレオープン期間のため100円引きの780円でいただきました。

まずはスープから。鶏ガラ塩ラーメンの半濁スープは、ややこってりとした味わいです。優しめの塩加減だなと思いました。ですが、一口目で満足感で満たされたのは、わたしが鶏ガラ好きだからというのも大きいです。このスープとネギの相性、良いですね。

お次は細ストレート麺を。シンプルでするする啜りやすく、スープとの相性も良いと思いました。

このラーメン、なんとチャーシューが2種類も乗せられていました。全部のせのためでしょうか、それも2枚ずつ！豚ロースはとろっとろに柔らかく、噛まなくても口の中でほどけるようで、めちゃくちゃウマかった〜！鶏ムネ肉はあっさりとした味わいで、ほどよく柔らか。この食べ比べで食に変化が生まれ、最後まで食べ飽きません。

味玉もまるっとひとつ乗せられていました。割ってみると黄身は割と火が入ったタイプです。味付けはそこまで強くないので、塩スープをすすりつついただきます。

全部のせのトッピングを振り返ってみると、豚チャーシュー2枚、鶏チャーシュー2枚、ネギ、のり、メンマ。これまで沖縄ラーメンを結構食べ歩いてきましたが、どの店も全部のせは1000円前後、あるいはオーバーすると思うんです。そのなかで定価800円台はかなりお得だと思いました。

そろそろ味変タイムに突入です。レジ付近に紅生姜とモヤシが置かれていました。

セルフで小皿にこのくらい盛り付けつつ…

卓上調味料のラー油と白胡麻を眺めて…

残りの丼に向かってモヤシをドーン、すりゴマをガリッ！

これだけでは終わりません。ラーメンと酒 樹のランチタイムは、小ライスのサービスがあるのです。

セルフでごはんをよそい、残った鶏ガラ塩スープをジャーっとかけまわします。これがべらぼうにウマかった…！リピートするわ、絶対に！

特製全部のせ醤油ラーメン

2度目のラーメンと酒 樹、この日は特製全部のせ醤油ラーメン（880円）をいただきました。前回の塩とスープだけ異なって、トッピングなどは同様です。

まずはスープから。どこか懐かしい感じがする醤油スープ。わりとオーソドックスといいますか、懐かしめの味わいです。

麺は塩と同じく細麺。このスープにはちょうどいいように思います。

トッピングも前回と同様、チャーシューは鶏と豚肩ロースの2種類、ネギ、メンマ、海苔、煮卵。

この感じには胡椒が合うだろうなとふりかけます。味わいが引き締まって、これはこれで好きです。

この日もランチタイムのサービスライスを一口分盛り付けて、ラーメンライスにしました。お腹パンパンになりますが、これがウマくてやめられない。

まとめ

ということで、那覇市松尾にオープンした「ラーメンと酒 樹」でランチを食べてきました。かねてより沖縄には鶏ガラ系ラーメンはないのかとツイートしてきたわたし、テンション爆上がりなお店がオープンしてくれて嬉しいです！全ての味を制覇できるよう、これから通っていこうと思います。
終わり。