那覇から100キロ離れた「ヒロ コーヒーファーム(HIRO COFFEE FARM)」を訪れました。家から車で2時間弱、東村の高江にあるので気軽に行ける場所ではありませんが、沖縄のコーヒーファームの先駆者ですから、いつか訪れてみたかったのです。この日カヌチャリアンアンバサダーとして沖縄本島北部に滞在していたため、スケジュールの合間に立ち寄ることに。
カラフルでポップな建物に、ここは高江?と一瞬考えてしまいました。賑やかで楽しげな雰囲気です。
メニュー表を眺め、車で飲食しますと伝えている間に、空から大粒の雨がドシャーッ!沖縄特有のカタブイです。お店の朋子さんが避難的に店内へと案内してくれました。店内も賑やかで、ここにいるだけで元気になるようなお店づくりをされています。
やんばるのお土産コーナーや、書物・絵本が並ぶコーナーも。子ども連れで立ち寄れるよう遊び道具が置いてあるし、お店のカラーもあえて保育園っぽくしていると伺いました。
お店にはフレーバーティーが置かれています。これはヒロコーヒーの木を剪定する時に出た葉っぱで作ったもの。いただいてみると、ほんのりコーヒーっぽいフレーバーに葉っぱのグリーンな香りがほのかにミックスされたような、そんな味がしました。
この日、ヒロ コーヒーファーム(HIRO COFFEE FARM)にはランチを兼ねて訪れました。メニューをチェックするとコーヒーはもちろん、ソフトドリンクやスイーツ、軽食もいただけます。
わたしはヒロ・ホットコーヒー(Sサイズ、550円)とコーヒーボイルドソーセージ・ホットドッグ(450円)を注文しました。コーヒーはストロングローストとミディアムローストが選べたので、食事と合わせて飲みやすそうなミディアムでオーダー。
コーヒーボイルドソーセージ・ホットドッグはその名の通り、ソーセージをコーヒーで茹でています。かといってコーヒーの香りが強くなく、パリッとしたソーセージにピクルスの甘みとマスタードの酸味でパクパクいただけます。パンのもっちり感やトッピングのフライドオニオンなどとよく合っていました。
ホットドッグがおいしかったので、食後のデザートも追加。コーヒープリンゼ(Sサイズ、400円)です。
コーヒーの風味をしっかりと感じる硬めのプリンの下に、とろんとしたコーヒーゼリー。コーヒー好きにとって至極の組み合わせでは。
食後、お店の裏側に拡がるジャングルのような作業場を見学させてもらいました。
緑の先のネット下にはコーヒーの木を栽培しています。ヒロ コーヒーファーム(HIRO COFFEE FARM)の畑は2012年の台風で壊滅的な被害を受け、そこから再出発して現在に至ります。今は朋子さんおひとりで畑もコーヒースタンドも営業しているそう。そりゃあ大変だ。できる範囲でやれることを対応されているんだろうなぁ。
こちらはコーヒーの木の赤ちゃんたち。小さなポッドに入れられ、大切に育てられていました。いつだったか、コーヒーは3年から5年で実がとれるようになると聞いたことがあります。この子たちもそれくらいかけて大きくなるのでしょう。
ということで、沖縄県は東村にある「ヒロ コーヒーファーム(HIRO COFFEE FARM)」を訪れました。立地的にやんばるドライブやツーリングの休憩でお店を利用されることが多いそうです。コーヒースタンドは眠気覚ましにもぴったりだし、さっと食べられる軽食もあって確かに使い勝手よいですね。次回のやんばるドライブでは、コーヒー入りのブラック・ドッグを頂いてみようっと。
終わり。
お店の情報
店名 | ヒロ コーヒーファーム(HIRO COFFEE FARM) |
住所 | 〒905-1201 沖縄県国頭郡東村高江85ー20 |
営業時間 | 12時〜17時半 |
定休日 | 火・水曜 |
駐車場 | あり |