神戸市「Ale You Ready!?（エールユーレディ）」三宮駅近く、おつまみがおいしいビアバー。

神戸へ行ってきました。現地に入る前にサッと調べたところ、宿泊地の三宮駅周辺にいくつかビアバーがあるようでした。その中でお料理に力を入れていそうな「Ale You Ready!?（エールユーレディ）」を訪れてみることに。入店の1時間ほど前に電話予約を入れました。

お店に到着すると、YES NOの看板。矢印の先がどちらも「店内で飲んでいきましょう！」というのが、飲兵衛の心をくすぐります。さすがビアスタイルをもじったAle You Readyという店名なだけあるなぁ。そんなことを思いながら入店しました。

店内はカウンター席とテーブル席がありました。客席は15席ほどのコンパクトなビアバーですから、店員さんとの距離も近そうです。

案内されたカウンターに入ると、目の前にビールタップが。Ale You Ready!? はサッポロのSORACHI1984とPUNK IPAが定番で繋がり、樽生のゲストビールもひとつあるようです。他には缶やボトルがありますが、ラインナップはその時々で変わるでしょうから、店員さんに確認してみてください。

こちらがAle You Ready!?のメニューです。ビールメニューは手元の他、店内にもゲストビールが掲げられています。フードメニューは定番ものとその日のオススメで分かれていました。お店の規模感と比べて、フードの数が思ったよりも多い印象です。これはおつまみが楽しみ〜！

ビールのメニュー

この日のおすすめ樽生クラフトビール

おつまみメニュー

この日のスペシャルフードメニュー

喉を潤そうと注文したのは、サッポロ SORACHI1984（ハーフパイント、605円）です。こちらのお店、樽生ビールは1/2パイント、3/4パイント、1パイントが選べます。SORACHI1984に至っては1リットルも選べちゃう。このビール、ウッディでバターたっぷりの香ばしいパンっぽいみたいな感じが好き！

いろいろとつまみたかったので、おまかせアテ盛り合わせ5種（1375円）を注文します。

おくらのフリットは塩気のバランスがよく、サクッとした食感ととろんのぬめり。オレンジ溢るるキャロットラペは、シャキシャキ感とフルーティさがいい！いろいろ木ノ子のマリネはオイルとニンニクがきいておいしく、茄子の揚げ浸し出汁バルサミコはほどよい酸味が心地よく、出汁の旨味が追いかけてきます。お酒がススムぽてとサラダは思いがけず甘く、旨みも感じられました。いろいろつまめて嬉しい〜！

おつまみがおいしいので、ビールもグイグイ進みます。2杯目に、静岡はBeer Again BrewingのフラッグシップIPA、FUKUYOKA（1/2パイント、935円）を追加しました。ジューシーで飲みやすく、柑橘香が華やか。苦味はほどほど、バランス良し。

このあたりで神戸在住のHちゃんが駆けつけてくれました。乾杯しつつ、おつまみをもうちょっと。自家製にんにく醤油でいただく淡路地鶏のたたき（1078円）は、熱々の鉄板に乗せられてやってきました。

柔らかなもも肉はプリッとした食感です。たたきというより、まるでステーキのよう。カットが分厚く、ガッツリと食べ応えがあります。にんにく醤油がまた合うんだなー！

ほんとビールがスイスイ飲めてしまうので、最後に缶かボトルから選ぶことにしました。せっかく神戸まで来ているし、神戸のクラフトビール、それがなければ関西のものを飲みたいなぁ。店員さんに相談すると、西成のビールを紹介されました。西成ってあのドヤ街な西成…？

日本には2024年現在、800ほどのブルワリーがあるそうです。それら全てを追いかけられるはずがないし、知らないブルワリーがあって然るべきだし（全部知ってるからってドヤるのも違うでしょう？）、だからこそ旅先で名も知らぬ醸造所のおいしいビールとの一期一会が楽しいわけです。

で、ここ神戸のAle You Ready!?で出会いました。Derailleur Brew Worksのワンダーモモ・ミリオンライブ！というビール。まず、パッケージがかわいい。ほどよい酸味とジューシーな白桃を思わせる香りがいい！ピーチミルクシェイクサワーエールという長くて覚えられないビアスタイルですが、またどこかでパッケージを見かけたら手を伸ばしてみようっと。

最後はエールのまぜそば（748円）でシメることに。シメ麺まであるなんて、Ale You Ready!?はなんと素晴らしいビアバーなのでしょう！

炭水化物担当のHちゃんに混ぜ混ぜしてもらいました。パツッと固茹で麺に、海老の香りや香味野菜の風味。おいしかったなぁ。

ということで、神戸市は三宮駅近くにあるビアバー「Ale You Ready!?（エールユーレディ）」へ行ってきました。神戸ローカルなクラフトビールは置いていなかったけれど、関西のおいしい缶もいただけたし、おつまみはどれもおいしかったしで満足です。

19期ちょっと前に訪れた直後、ほとんど満席でした。予約して訪れたほうが安心できそうです。お客さんの層も様々。神戸のビール好きがふらりと立ち寄る、そんなビアバーなんだなぁ〜と思いました。
終わり。