2019年2月、虎吉な悪友Yがプロ野球春季キャンプ目的で来沖するというので、レンタカーを飛ばして宜野座まで向かいました。わたしもタイガースファンですが、沖縄移住後はTVで野球中継がない・シーズン中に1度もゲームをしてくれない・まわりに野球ファンがほぼ皆無という状態で、すっかり疎遠に... 気付いたら監督は金本アニキから猛虎の要・矢野さんになってて驚きました(ほんとに知らなかった)。それでは宜野座キャンプのレポート、行ってみよ〜!
阪神タイガースの宜野座キャンプへ行ってきた!
どこにあるの?移動手段は?
キャンプ地の宜野座野球場への行き方。
阪神タイガースの沖縄キャンプは沖縄本島のほぼ中心部、東海岸側にある宜野座村で行われます。那覇空港から高速道路を使って1時間ほど、距離にして60kmほど離れているので、圧倒的にレンタカー移動が便利です。那覇空港から名護行きの高速バス(111番)を使い宜野座ICで下車も可能ですが、そこからキャンプ地まで阪神グッズを持ちながら移動するって考えると、やっぱり車があると便利ですね。
駐車場はあるの?満車にならない?
宜野座村営野球場を訪れる際、最も気になったのが駐車場の有無。Googleマップで確認したところ周辺にはコインパーキングがなさそうで、代わりに宜野座キャンプの間は無料駐車場が解放されると知りました。駐車場は複数箇所あり、警備員が配置されているようです。なので路上駐車や無断駐車せず、決められた場所に停車しましょう。ネットで調べたところ、阪神タイガース沖縄春季キャンプ応援ファン支援HPの駐車場案内ページがわかりやすかったので、この記事からリンクしておきます。
宜野座村営野球場で見学した様子。
無事にかりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村営野球場)へと到着した我々。1塁側から球場内に入りました。以前見た阪神vsヤクルトのオープン戦は有料だったので、チケットが必要かもと思ったら、無料で見学できた!好きな球団を無料で応援できるなんてありがたすぎる!
宜野座村営野球場の周りに設置されたノボリ。1枚1枚に個人名が入っています。これは2018年から実施しているもので、阪神タイガース宜野座村協力会事務局の会員になると作ってもらえるみたい。キャンプ終了後、ノボリは自宅に郵送してもらえるそうです。めっちゃええやんけ〜!キャンプ地で自分のノボリを探すのも楽しそう。
会場周辺には2種類のポスターが貼られていました。公式戦の告知とファンクラブ募集です。私も10年ほどファンクラブ会員でした。懐かしや。
バックネット裏で、バッティング練習を見守るファンのみなさんです。宜野座村営野球場のバックネット裏は屋根がついてるので、多少の雨や紫外線は防げそう。
三塁側にも回ってみました。ここで注目したいのは、コーチスボックスに立つ監督の姿。
なんと、2019年は矢野燿大監督なのでした!わたしが阪神タイガースの試合を熱心に見ていたのは2003〜2010年頃。ちょうど矢野さんが選手として功績を納めた時期と合致しています。矢野さんは2010年に現役引退しており、こうして生の矢野さんを見るのは9年振りです。かつて「湧き立つ大地に 輝る男 猛虎の要 矢野 狙い打ち」と歌っていたヒッティングマーチが急に降ってきました。50歳でも背中がカッコイイ。矢野監督、今シーズン頼みます!
球場の片隅では、桑原謙太朗投手(背番号64)と、能見篤史投手(背番号14)が投球練習をしていました。能見投手は左投げなのでずっと背中を向けられてた〜。ポーカーフェイスのイケメンを拝みたかった〜。
球場をぐるりと一周し、最終的に一塁側内野席に席を見つけて練習を眺めました。
マスコミがこんなにいるなんて!と驚く。
沖縄移住してから、ヤクルトスワローズ・北海道日本ハムファイターズ・中日ドラゴンズのキャンプ地を訪れました。今回阪神タイガースのキャンプ地を訪れて驚いたのが、マスコミの数!球場の観客席上部にテントを設営している放送関係者席があったり。
宜野座キャンプを生放送をしている猛虎キャンプリポートのテレビカメラがあったり。
客席の上の方にはテーブルのマスコミ席があったり。新聞社やテレビ局の熱の入れようが、他球団とは違うんじゃないかってくらい準備が整っていて驚きました。練習を見ながらメモったりPCカタカタ打ってる記者の方もいたりして、普段見れない取材の様子を眺められて面白かったです。
春季キャンプのパンフとスタンプラリー。
阪神タイガースの2019年春季キャンプでは、こんなパンフレットが配布されていました。表紙には2019年シーズンのチームスローガン「ぶち破れ!オレがヤル」、中には選手名鑑が載ってます。
背面にはスタンプラリーがありました。やってみようかな〜と思ったのですが、スタンプがどこにあるかわからず、景品はお預けに。
歴代選手の手形を拝む。
キャンプ地の一角には、歴代選手の手形が飾られていました。あの選手がいるね〜、この選手もいるね〜と話しながらひとつひとつ見ていきます。こう見ていると、やっぱり知らない選手の名前が多くて、沖縄移住とともに阪神タイガースとはだいぶ距離を取ってしまったなぁと思うのでした。
代打の神様・桧山進次郎!うん、2003〜2010年ころに大活躍していた選手のことはしっかり覚えています。
宜野座ドームの練習を見学。
宜野座村営野球場での練習が落ち着いたようなので、併設されている宜野座ドームに移動します。この中でも練習が行われてる模様。
体幹トレーニングやストレッチなどを行うのでしょうか。見学スペースと選手の距離が遠く、手持ちのデジカメではこれが限界でした。ここでは望遠レンズが活躍してくれそう。
宜野座ドームの周辺をうろついてると、突如、キー太くんが登場!急いでるのか撮影は難しそうでしたが、通りすがりにハイタッチしてくれました。
サインください!サービス精神に溢れる選手たち。
野球場の横にある総合グラウンドにやってきました。この日、こちらでは投手や内野手が練習している模様。トラック沿いにファンが並んで見学しています。これはサイン会の予感...!
わたしが到着した時、伊藤和雄投手(背番号92)がサインに応じていました。練習の合間を縫って長時間の対応、すごいなぁ。
続いてやってきたのは、ドリス投手(背番号98)。髪型がかわいい!彼も端から端まで、サインを求めるファンに応じていました。時間に限りがあるはずなのに、しっかり対応していて本当にすごい。
悪友Yは赤いカラージャージにサインしてもらっていました。北海道から来たかいがあったね!
こちらはトラックの内側で走り込みをする糸井嘉男外野手(背番号7)。この日はずーっと走り込んでいてサインはしていませんでしたが、基礎体力や持久力を強化しているように見えました。赤い靴がカッコイイ!UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)の靴だそうです。次買う時は検討しようっと。
宜野座キャンプ限定グッズや、フードトラックなど。
練習見学の合間を縫って、物販やフードを食べに向かいました。
グッズ販売やフード販売は一箇所に集まっているので、買い物が便利。代わりに、休憩時間などで人がわっと集まるので、時間をずらして食べに行くなどの工夫は必要です。我らは早ランチしたので人が少なめでしたが、この後めちゃくちゃ混雑していました。
こちらのタイガースカラーなミニトラックでは、宜野座キャンプ限定グッズを販売していました。
グッズの品々。
そして阪神タイガース泡盛まで。選手の名前入りのラベルや、ワンカップまであるのです。その場で飲めちゃうわ。
グッズに紛れて、選手にサインをお願いするための色紙とボールも販売していました。キャンプ地の売店では、サイン色紙やマッキーなどの油性ペンが手に入りやすいです。
こちらはぎのざ唐揚げのブース。唐揚げ好きとしては気になります。
ソフトクリームやロコモコなどを提供するお店も。
食事場所で日除けができそうなのは、この大きなテントの下くらい。軽い雨くらいなら凌げそう。
食べ物屋さんに混じって、黄色いテントが目に入りました。中には阪神グッズが!そりゃ飛び込むでしょ。
ファンの多くが被っていた宜野座キャンプ限定キャップや、シャツ類。
今シーズンのチームスローガン「ぶち破れ!オレがヤル」が入った小物系グッズ。
こちらは別のブースにあった宜野座キャンプ限定商品。
胸に阪神タイガースのマークが入ったかりゆし!めっちゃ目立つ!「Spring Camp 宜野座」と書かれたタオルには、虎とシーサーが描かれています。
こちらも別のブースですが、阪神タイガース宜野座キャンプ限定の蛙スプーンなるものが。これ、釣り道具なんですが、あらっ、黄色と黒のタテジマだ!
トラ柄の本革ブレスレットもあったりして。球団承認と書いてますが、ホントなの!?割となんでもアリな感じでグッズ販売しているな〜と思いました。
阪神・宜野座キャンプで宿泊したいホテル。
宜野座キャンプを後にした我々は恩納村のホテルへと向かいました。本来ならばキャンプ地近くに宿泊したいのですが、食べ飲み×宿泊を考えると宜野座よりも西海岸の恩納村方面へ移動した方が良さそうな気がして...
ちなみに阪神タイガースの関係者も読谷村まで移動して、ロイヤルホテル沖縄残波岬に滞在しています。ある意味ここも阪神ファンの聖地。ですが、毎年2月は球団関係者でほぼ貸切状態で、一般客は予約が全然取れません。なので選手が滞在している近くのホテルを予約するか、恩納村あたりの大きなホテルを使うことをオススメします。恩納村は読谷は近いですし、飲み屋も多いことから出歩いてる選手と遭遇する可能性もありますよ!
まとめ
ということで、2019年2月の阪神タイガース春季キャンプに行ってきました。キャンプ地の宜野座村には観光スポットとして有名なものはあまりなく、我が家も道の駅ぎのざに行った程度。今回初めて野球場を訪れましたが、キャンプ地のかりゆしホテルズボールパーク宜野座(宜野座村営野球場)がかなり立派で驚きました。それもそのはず、2019年の春季キャンプに向け、5億円以上をかけて施設全体の改修を行ったと言うのです。全天候型の屋根付きブルペンや見学スペース、トレーニング室にミーティングルームなど練習環境が新たになったとか。阪神タイガース側からの要請もあったそうですが、訪れるファンたちが快適に過ごせるよう宜野座村が準備を勧めてくれていたんですね。
阪神タイガースがここをキャンプ地とし始めたのは2003年から。宜野座村は阪神タイガース誘致のため、地元住民や行政を巻き込みんで交渉に挑んだと言われています。その結果、毎年2月になると阪神タイガースファンが集結し、賑わいをみせるまでになりました。インスタグラムでも#宜野座キャンプというハッシュタグが使用されるほどで、阪神タイガースのキャンプ地として宜野座村の知名度は格段に上がったと言えます。2004年以降の検索も毎年1〜2月になると急増していますから、宜野座キャンプがいかに阪神ファンに根付いているかよくわかると思います。
良いタイミングで阪神タイガースと交渉してくれました。誘致の話といい、設備の大改修の件といい、球団とガチッとしっかり組み合っている感じが好感です。2020年も春季キャンプを見に行こう。久しぶりに虎吉の血が騒いで楽しい時間を過ごせました。2019年は絶対勝つぞ、タイガース!
終わり。
住所:〒904-1302 沖縄県国頭郡宜野座村宜野座188
(*・ω・)つ 沖縄食べ歩き情報もどうぞー♩