「クラフトマン仙台」東北を含む国内外のクラフトビールに地産地消イタリアンがおいしい!

「クラフトマン仙台」のビアフライト(1100円、左からタイドランズ、ブリリアントパール、ツバキ)

ピーチアビエーションの仙台-那覇線就航を受け、13年ぶりに仙台を訪れました。仙台駅付近に到着したのは20時近く。ホテルにチェックインする前に空腹を満たそうと向かったのは「Craftsman Sendai(クラフトマン仙台)」です。こちらは東京や横浜にあるCraftsmanの系列で、子連れで入店できて嬉しかった!ということで、さっそくクラフトマン仙台Craftsman Sendai(クラフトマン仙台)のレポート行ってみよー!

Craftsman Sendai(クラフトマン仙台)について

どこにあるの?

Craftsman Sendai(クラフトマン仙台)は仙台駅から徒歩圏内にありますが、最も近いのはJRあおば通駅です。駅のある青葉通り周辺はビジネス街で商業施設も多く、車や人の往来も多いようでした。そこから1本入った場所にお店があります。こんな脇道にいいお店はあるもので、路面店で店内の様子も確認しやすく、入店しやすかったです。

お店の様子

Craftsman Sendai(クラフトマン仙台)は建物1階にある路面店です。お店の一部がガラスになっていて、ちらりと中を伺えます。照明の落とし具合から、デートや女子会に向いてそうな雰囲気を察します。我々のような子連れは入店させてもらえるのでしょうか...

あおば通駅近くにある「クラフトマン仙台」の外観

店員さんに「子連れの3名」とお伝えすると、空いてるテーブル席に案内していただけました。お店に入ってすぐ、30ものタップハンドルとハンドポンプ1台がお出迎え。この風景、ビアバーに来たって感じがするわ〜!

「クラフトマン仙台」のタップハンドルは30以上、ハンドポンプも備えていた。

Craftsman Sendai(クラフトマン仙台)にはカウンター席、テーブル席などがあります。店内は割と埋まっていて、予約せずになんとか滑り込んだように思いました。オシャレだなぁ。クラフトビール好きはもちろん、お店の雰囲気が良いというだけでもお客さんを集められそうに思います。

「クラフトマン仙台」の店内(カウンター席、テーブル席)

ビール&フードのメニュー

ビールのメニュー

Craftsman Sendai(クラフトマン仙台)はクラフトビールを提供しているお店です。国内・国外ともに取り扱いがあり、最大31種類のビールを用意されています。この日のメニューを振り返るとComing Soonの記載が13箇所ありますが、現場では全く気になりませんでした。それは東北ローカルのクラフトビールがいくつも繋がっていたからかも。東北を訪れたからには東北のビールを飲みたいですもんね。ビアスタイルはラガー、エール、IPA、ポーター、スタウト、サワーと幅がありました。

「クラフトマン仙台」のこの日のビールメニュー(2020年11月)

フードのメニュー

こちらのお店、フードも見逃せません。Craftsman Sendai(クラフトマン仙台)では東北の食材をふんだんに用いたお料理を提供しています。イタリアン仕立てのタパスやサラダ、お魚料理とお肉、そしてピザにリゾット、さらにはデザートまで一通りいただけます。どれもおいしかったなぁ。

「クラフトマン仙台」のおつまみメニュー

季節のメニューが貼り出されて、つい追加注文しちゃった。

「クラフトマン仙台」の店内に貼り出されたおつまみメニュー

振り返ると壁際にもボードが置かれていました。めっちゃフード推し!

「クラフトマン仙台」の店内に飾られたメニュー

実食!グルメレポート

ここから先は、国内外のクラフトビールと地産地消のイタリアンをいただいた食レポです。

ビアフライト(1回目)

旅先でビアバーを訪れると、飲み比べのできるテイスティングセットを注文することが多いです。Craftsman Sendai(クラフトマン仙台)のメニューにもビアフライト(150ml×3種、1110円)がありました。東北ローカルなクラフトビールが飲みたかったこと、そして気仙沼のブラックタイドブルーイングがメニューに多くあったことから、3種全て同じブルワリーでオーダーしました。

「クラフトマン仙台」のビアフライト(1110円、左からタイドランズ、ブリリアントパール、ツバキ)

左からタイドランズ(ドライホップドラガー)、ブリリアントパール(ヘイジーIPA)、ツバキ(ストーンフルーツセゾン)です。いずれもスッキリと軽い飲み口で、このブルワリーはクリアな味わいのビールが得意なのだろうと思いました。失礼ながらこの日までブラックタイドブルーイングを知らなかったのですが、2020年3月に醸造免許を取得したばかりの若いブルワリーだそうです。ですが、ヘッドブルワーのジェームスさんがポートランド人であること、そしてこの日のビールがおいしかったことから、期待を裏切らないブルワリーだと思います。これは沖縄のビアバーにも取り寄せてもらいたい!

地物野菜のピクルス(550円)

ビアフライトをいただいていると、いいタイミングで地物野菜のピクルス(550円)が到着。サッパリと心地よい酸味がおいしかった。旅に出ると野菜不足になりがちなので、こまめにいただきます。

「クラフトマン仙台」地物野菜のピクルス(550円)

里芋とアンチョビのポテトサラダ(480円)

こちらは、里芋とアンチョビのポテトサラダ(480円)です。てっきり里芋で作ったポテサラかと思ったら、里芋はポテトフライのように揚げた状態でやってきました。斬新かつオシャレ。ポテサラはこのままでも、里芋フライに乗せてもおいしいです。アンチョビ風味がそこまで強くないのもオシャレに思いました。

「クラフトマン仙台」里芋とアンチョビのポテトサラダ(480円)

クラフトマンの唐揚げ(630円)

一瞬「真っ黒なサーターアンダギーを注文したのは誰だ?」と思ったのですが、そうではなく、こちらはクラフトマンの唐揚げ(630円)です。真っ黒ですが揚げすぎたわけではなく、衣にイカ墨を使っているからだとか。大きな唐揚げは熱々で、ビールがグイグイ進みました。

「クラフトマン仙台」クラフトマンの唐揚げ(630円)

国産ビールのパイント(790円)

Craftsman Sendai(クラフトマン仙台)のビールはサイズが2種類、国内と国外で価格が異なります。スモールサイズは国内520円、国外620円。レギュラーサイズは国内790円、国外890円です。めっちゃ安い。これなら遠慮なくレビュラーサイズをグイグイ飲めます。そんなわけで宮城はやくらいビールのラガー、東松山GRAND HOPEをパイントでオーダーしました。

「クラフトマン仙台」ブラックタイドのドライホップドラガー、タイドランズをパイントでいただく(790円)

魚介のフリット盛り合わせ(ハーフ、780円)

ラガーに合わせるおつまみは、魚介のフリット盛り合わせ(ハーフ、780円)です。ハーフサイズでこの盛り具合。白身魚がふわりとして、おいしかったなー。

「クラフトマン仙台」魚介のフリット盛り合わせ(ハーフ、780円)

ビアフライト(2回目)

いっぱい食べたので、お腹もそろそろシメの予感。最後に飲みたいビールがいくつかり、選びきれずに2度目のビアフライトです。左から三陸広田湾産牡蠣のスタウト(いわて蔵ビール)、ルイネーションIPA(ストーン・ブルーイング)、ササニシキIPA(仙南クラフトビール)です。岩手のスタウトも飲まねばならないし、アメリカのガツンとしたIPAも飲みたいし、ササニシキのIPAも飲みたいと欲張りました。欲張って大正解です!

「クラフトマン仙台」のビアフライト(1110円、左から三陸広田湾産牡蠣のスタウト、ルイネーションIPA、ササニシキIPA)

殻付き生牡蠣(1個380円)

最後、宮城県を訪れたら絶対に食べたかった殻付きの生牡蠣でシメました。1個380円です。これといわて蔵のスタウト、最強タッグでしょ!

「クラフトマン仙台」の殻付き生牡蠣(1個380円)

クセがなく、トゥルンといただけちゃう東北の生牡蠣。最高においしかった〜!

「クラフトマン仙台」で東北の牡蠣をいただく

キッズメニュー(パスタプレート+ドリンク、750円)

さて、こちらはお子サマー用に注文したキッズメニューです。Craftsman Sendai(クラフトマン仙台)にはキッズメニューが2種類あり、パスタとピザが選べます。今回はパスタプレートをオーダーしたのですが、大盛りのパスタにポテトフライ、グリーンサラダと季節の栗のティラミスまでついて、なんとなんと750円!なんですか、このコスパの高さは!

「クラフトマン仙台」キッズメニュー(パスタプレート+ドリンク、750円)

この日最もお得だったフードは、こちらのキッズメニューだったりします。大人でもお腹パンパンになるサイズなの。1皿でこども2人分はありました。あまりにもお店の雰囲気がよいため子連れで恐縮していたのですが、キッズメニューがあり、このサービス満点っぷりに「ああ、子連れで訪れても安心なお店だなぁ」と思い直したのでした。

まとめ

ということで、仙台駅からも歩ける場所にある「Craftsman Sendai(クラフトマン仙台)」を訪れたレビューでした。わたしが仙台市内を訪れるのは、これが2度目。前回は10年以上前のことで、まだこのブログを運営する前でした。なので、仙台の記事はこれが初出しとなります。それがクラフトビールの記事で嬉しいなぁ。

その昔、オープンしたての頃の五反田クラフトマンでもにょったことがあります。それ以降、実のところ、クラフトマン自体を避けていました。でも今回、仙台でその考えを変えてもらえました。土地も変わればお店も変わるでしょうし、時代が変わればお店も変わるでしょう。今度また別の系列にもお邪魔したいと思います。なんなら沖縄にも出店を計画してほしいです。輸送費の課題は一旦無視しますが、クラフトマンのビール単価設定と地産地消を組み合わせれば、わりとハマるんじゃなかろうかと思ったりしています。
終わり。

お店の情報

店名 Craftsman Sendai(クラフトマン仙台)
住所 〒900-0022
沖縄県那覇市樋川1丁目3-7
営業時間 月〜金曜:17時〜25時、/土・日曜:11時半〜25時
定休日 不定休
駐車場 なし。近隣にコインパーキングあり。


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ユッキー@毎日ビール

グルメブログ歴12年、沖縄移住10年。沖縄定番グルメからローカル店まで食べ歩き情報を綴ってます。国内外のビアバーめぐりに、旅・遊びの情報も。クラフトビール歴は16年、ホップの効いたビールが好き。

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