中城村にある「ちゅるげーそば なかぐすく古民家」でランチを食べてきました。いつだったか、ウチナンチュに「ちゅるげーって縮れ毛のことだよ」と教えてもらった日から、すごい店名のお店だなぁと記憶していた沖縄そばの専門店です。どうも天然パーマのことらしいです。宜野湾にもお店があるようですが、今回訪れた中城のお店は築80年にもなる古民家を改装しています。瓦がシブい。
週末のランチ混雑を避けるため、オープンの11時直後に訪れました。正面の門から入ると、中庭とテラス席があります。
琉球古民家には玄関がないため、縁側から店内に入りました。下駄箱に靴を入れましょう。古民家の店内には、畳のお座敷席とテーブル席がありました。
こちらがちゅるげーそばのメニュー表です。沖縄そば専門店だけあって種類が豊富です。三枚肉、軟骨ソーキ、てびち、ゆし豆腐のトッピングによってメニューを選べます。驚いたのがお子様そばセットが無料という点。小学生まで対象だそうです。これ、ありがたすぎるでしょ!1組3セットまでで、4セット目からは300円とのこと。子沢山の沖縄県民に向けた素晴らしいサービス!
メニュー裏面にはスープと麺の説明がありました。スープはあっさり・こってり・塩の3種類、麺も細麺・平麺・ちぢれ麺の3種類から選べます。はいきた、ちぢれ!
食事には氷セットをつけられるみたい。沖縄のぜんざいを食べ歩きたいわたしとしては、この点も悩ましい...
悩んだ結果、ちゅるげーそばでの1食目は、店名のついたちゅるげーそば(850円)にしました。こってりスープを選んだところ、見るからに濃厚そう!
まずはスープから。ちゅるげーそば自慢のこってりスープは、県産鶏と豚骨を長時間煮出して濃厚に仕上げられています。ベタつきはなく、まろやかで豚の存在感しっかり。丁寧なお仕事です。
ちゅるげーそばですからね、やっぱり麺はちぢれを選びました。麺とスープの絡みが楽しめます。他のそばは大と中の2サイズありますが、注文したちゅるげーそばは1サイズのみ。麺のボリュームが多くて、子どもとシェアでも良さそうなほど。
ちゅるげーそばにはお肉が3種類載せられています。こちらは定番の三枚肉。
それから、とろとろに煮込まれた軟骨ソーキ。
そして、ぷるぷるのてびち。口に含むと噛まずにとろけていく…!骨まで柔らかく煮込まれていました。かなり久しぶりのてびち、すごくおいしかった〜!
メニューに「おろしニンニクも御準備できます」と書かれていたので、こってりスープに合いそうだぞとお願いしてみました。最初は箸の先にだけ溶いてみたけど、全部入れて丁度いい味変具合でした。こうなるとジャンク感が増して、より一層ラーメンっぽくなる!
味変といえば、やっぱりコーレーグースは外せません。これはこれで味がキュッと引き締まりおいしいのだ。
ちゅるげーそばでは毎日11時〜15時のランチタイムに、ジューシーのサービスをしているそうです。これ、全く知らなくて店員さんに言われるがまま、なんとなく「はい」と雰囲気でオーダーしてしまったわたし。
サービスのジューシーとはいえ、十分なボリュームです。炊き上がりは硬すぎず柔らかすぎず。昆布にひじきに豚肉と具材はいろいろ。
そのままいただいてもおいしかったけれど、こってりスープと残しておいた三枚肉をトッピングし、ズズズとすすりながら完食しました。ジューシーにそばのスープ、最高に合いますね!
ということで、中城村にある沖縄そばの専門店「ちゅるげーそば なかぐすく古民家」へ行ってきました。スープと麺をお好みで選べるのも売りですし、ボリューム満点な上にランチタイムのジューシーサービスやお子様そばセットのサービスもあって、至れり尽くせりな印象でした。古民家のおばぁのおうちでカメーカメー攻撃にあうようなお腹の満たされ具合です。おいしかったのでまた訪れたいなぁ。次はあっさりスープか塩スープにしてみようっと。
終わり。
お店の情報
店名 | ちゅるげーそば なかぐすく古民家 |
住所 | 〒901-2406 沖縄県中頭郡中城村字当間678 |
営業時間 | 11時〜15時 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | お店の周辺に無料駐車場あり |