墨田区にマイクロブルワリーが誕生すると知ったのは今年に入ってから。カンピオンエールのジョージくんがソーシャルで書いていたのを見かけたのがきっかけなのですが、どうやらそのお店がオープンしたようなので、さっそく行ってみました。
お店の名前は「Miyata Beer(宮多麦酒)」さん。押上と錦糸町のちょうど中間あたりにあります。
グランドオープンは2014年4月30日だったようです。まさに出来立てホヤホヤのブルーパブ。
わたしが行った日に繋がっていたのは、Miyata Beerさんで作ったペールエールが2種、ゴールデンエール1種。そしてろまんちっく村のIPAの4種類でした。
宮多さんにどれから飲めばいいかお聞きし、ゴールデンエールからスタート。
この日はオープン記念ということで、グラス1杯500円でした。ゴールデンエールは甘みがあって、ほのかに苦みを感じます。完全に濾過されておらずうっすら濁っていますが、液体の色は綺麗な金色。
この写真の後ろにもタンクやらなんやら見えてますが、このMiyata Beerさんはいわゆるブルーパブです。ブルーパブというのはご存知かと思いますが、ビールを作る工場と、造ったビールを提供するパブが併設されているお店を指します。BREW+PUB=ブルーパブですね。ブルワーさんとお客さんの距離感が近い、ビール好きにはたまらん業態のお店です。もちろんわたしもこういうお店が大好き。タンクを眺め、作り手さんにビールのお話を伺いながら、その場で作られたビールを飲む...なんて贅沢なんだろう!
さて、Miyata Beerさんではビール以外の販売はしていません。つまり、おつまみの販売はありません。この日はお店に置いてある乾き物をセルフで食べてOKとのことでした。
それとフードの持ち込みも可能ということなので、わたしはお店の近くのセブンイレブンでフードを購入してみました。錦糸町から向かうと焼鳥大吉やほっともっともあったので、がっつり食べたい時はそういうのを利用してもいいかなぁ。
さて2杯目はタップリスト2番のペールエール。宮多さんに「ホップがきいてる」と言われたけれど、アメリカンなビールに慣れてしまっているわたしにはそんなにホッピーには感じられませんでした。飲みやすいペールエールでしたが、温度変化とともに苦みが立ってきた印象。
他のお客さんとの会話で温度調整をすすめられたようなことをお話されていました。確かに温度の変化でビールの印象が変わっていくなぁと共感できますけれど、小さなブルーパブだからこそシンプルな提供方法でいいんじゃないかとわたしは思うんだな~。飲みながら、味香りの変化を楽しめばいいじゃん、と。
そういうしてる間にお客さんが増えてきました。パブはカウンターが4~5席と、テーブルが2つ、その他だと立ち飲みスペースが少しあるだけの、本当にビールを楽しむことだけを考えたシンプルな作りです。長居してだらだら飲むよりも、数杯さくっと飲んで移動するようなイメージでした。
長居もお邪魔かと思いまして。3杯目をさくっと飲んで帰ろうかな~と、タップリスト1番のペールエールをお願いしました。注がれた直後はあまり感じませんが、温度があがってくるとカモミールが香ります。ふわ~っとカモミールが香る不思議なペールエールを、面白いことを考えるなぁと思いながら飲み干しました。
ところで、なんでカモミールを入れようと思ったんだろう。質問するの忘れてしまって、いまブログを書きながら後悔しています...
ということで、オープンしたてのMiyata Beerさんでビールを3杯いただいてきました。帰り際に宮多さんにうかがったお話ですと、月~木曜日は醸造をし、金~日はパブを開店するというスケジュールのようです。平日に飲みに行ってもやっていないそうなのでご注意ください。あと、オープン記念が終わった後のビールの価格はまだ考え中とのことでした。おそらくMiyata BeerさんのソーシャルやHPで情報が出されると思いますので、そちらをチェックするのがよさそうです。
こういうマイクロブルワリーがどんどん増えると、23区内だけじゃなく日本全体のクラフトビール力がアップしていくだろうな~。クラフトビールの大手ともまた違った楽しみ方ができて、ビールおたくとしてはとても嬉しい限りです。醸造中に色々と苦労されたとも宮多さんがお話していましたが、これからもガッツリ頑張ってください。
終わり。
住所:〒130-0003 東京都墨田区横川3丁目12-19 松井ビル1F
(*・ω・)つ 東京食べ歩き情報もどうぞー♩