浅草・田原町の新店、英国風ブルーパブ「Campion Ale(カンピオンエール)」でビールを飲んできた。

2013年12月25日

浅草,田原町,カンピオンエール,Campion Ale,ビール

先日驚いたことがありました。横浜界隈でよく顔を見かけていたビール好きの若者ジョージくんがブルーパブ「Campion Ale(カンピオンエール)」の店員になった、と。ビックリしたけどこれは早速顔を出してこなきゃ!と思って、定時上がりにダッシュで浅草に向かったわけです。

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わたしは田原町駅から向かったので歩いて3~4分でお店に到着。浅草駅からだったら徒歩10分くらいかな。こちらのカンピオンエールさん、ブルワーのジェームスさんがイギリス人で、ビールのスタイルも英国風とのこと。どうやらイギリス時代にホームブリューして腕を磨いてたそうです!外国はいいよなぁ、身近にビールがあって。だからみんなゼロからのスタートじゃないんだろうし、国としてクラフトビール作りに関する底力が違うんだろうなぁ…なんて話をどこかでした記憶が蘇りました。
で、このお店は、作ったビールを同じ場所で提供するブルーパブ形式なので、こんな感じで工場設備が丸っと見えます。

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どことなく和な空間に、シルバーの機材が計算し尽くされてビタッとはまってます。カッコイイ。こんな風景を眺めながら飲むことができるこの日のビールは3つ。もちろん、すべてカンピオンエールで作ったものです。

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何にしようかな~、と迷ったのですが店員さんの仰せのままに、ビターのハーフサイズ(500円)をオーダー。

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いつの間にか、ビール業界人になっていたジョージくん。ジョージくんに会うのは8月の吉田まちじゅうビアガーデン以来!おひさし!注ぐ姿もなんだかこなれてる感じで、見てるだけでオバチャン嬉しい!(涙)

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名前がビターっていうので、チョコレートのビター感を想像して、何やら大人の味でもするんだろうか?と思ってたんですけど、そこまでの苦味はなかったです。ただ、いつもアメリカンホップがんがん入っちゃってる系のIPAばかり飲んでいるわたしです。わたし基準で苦くないって言うのはちょっと違うな~って思うし、アメリカ系とイギリス系のゆるゆるビールを一緒くたにするのは失礼なので、改めましょう。
まず、味は軽め。ザ・イギリスのビールって感じです。ゆる~っと飲むならグラスを回して更にガスを飛ばしたほうが好みかな。アルコールも5.1%とそんなに高くないので飲みやすいです。全体的にまとまってる印象、味の濃さも苦味もほどほど。

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2杯目はポーターをまたまたハーフで。口に含んですぐ「あ、これおいしい!」と思いました。
バランスがいいと言いましょうか、ガツン!とインパクトがあわけじゃないんですが、5.3%と優しい度数ですし、とても軽くて飲みやすいビールに仕上がってました。他のお客さんたちを見てても、ポーター率が高かった気がします。

さてさて、ハーフパイント2つ目を飲んでたら酔いが回ってきた気がしたので、この辺でフードを頼むことにしました。

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フードはミートパイ3種(各800円)、スナック3種(各300円)があるようです。わたしはチキン&ベジタブルのミートパイを注文しました。

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ミートパイのあるビアパブ、初めてかも。(あまりビアバー知らないからかもですが・・・)一人で食べたので結構お腹に溜まりました。寒い夜にゆる~いビールとホットなミートパイ、アリです!

お腹も満たされたので、3杯目はウィートをハーフで!

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ウィートの注ぎ方、やたらワイルドなんだけど!この日は急いでウィートを繋いでくれたため、ラインを繋ぐ時間がなかったとのこと。ありがとう、わたしのために!w

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このウィート、最初はなんだか物足りないビールだな~と思ったんですが、グラスを手で温めてみたところ味と香りに変化がありました。これもまた派手なビールではなくて、上品でクリアなビール。こういうビールと比較すること、いつも好んで飲んでるビールがいかに派手で、おおざっくりな感じで、味が濃いかっていうのがとてもよくわかりますねぇ。(そこが好きなんですけどね!)

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カンピオンエールには2階席もあって、お店は意外と広いです。浅草周辺っていう土地柄もあると思うのですが、客席は古民家風でありつつ、1階ではタンク等の姿形がそろってて、設備を見せることを意識したパブだな~という印象を受けました。ブルワーのジェームスさんに聞いたところ、お店のサイズに合わせるためにタンクの幅や高さをオーダーして作ってもらったそうです。ついでに「大家さんにブルーパブの内容を説明して、納得してもらうのが大変だった」という苦労話も聞けて、なるほどな~と思いました。ビールファンじゃないと、工場併設のビールが飲めるお店なんてイメージわかないよね。

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そんな感じで、出来立てホヤホヤのブルーパブということで、まだ粗削りな部分はあるかな~っていう感じではありますが充分リカバーできそうだし、これからの成長が楽しみなお店でした。今流行のアメリカンじゃなくあえてのブリティッシュスタイルというのも特徴があるし、ビールファンとしては選択肢がいっぱいあったほうが楽しめていいよな~、と。ジェームスさんは日本語がとても堪能な方なので、英語が不自由なわたしでもいろいろお話できそうだったのですが・・・極度の人見知りっぷりを発揮してしまったので、あまり会話できず・・・。次回はもっとお話してきたいと思います。

ちなみに、カンピオンエールさんは年末年始は通しで営業されるそうです。
twitterは活発に更新してるので、コチラでチェックしてみてください。
ジョージくん、自分が選んだ道をしっかり楽しんでね!ビールと同じでゆる~く頑張るんだよ~。
終わり。

住所:〒111-0035 東京都台東区西浅草2丁目2-2

(*・ω・)つ ビアバー情報 もどうぞー♩

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ユッキー@毎日ビール

グルメブログ歴12年、沖縄移住10年。沖縄定番グルメからローカル店まで食べ歩き情報を綴ってます。国内外のビアバーめぐりに、旅・遊びの情報も。クラフトビール歴は16年、ホップの効いたビールが好き。

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