土用の丑の日に心躍らせる、なかのひとです。
小さな頃、地元函館の「和風亭苑さくら」という鰻屋さんに行くのが楽しみでした。うな丼かうな重か忘れたけど、鰻だけ食べて「鰻おかわり!」と言ったのを覚えています。残ったご飯はどうやって食べたのだろう・・・。そんな思い出と共に、今日は土用の丑の日なのでお昼ご飯で鰻を食べてきました。
鰻はいつぶりだろう。五反田に来てからは初です。本当は東五反田の鰻屋さんが気になったのですが、土用の丑の日で混んでいたら業務に影響が出そうだし、そもそも会社から遠いな~ってこともあって、西五反田で済ませることにしました。
今回お邪魔したのは西五反田にある「宮川」というお店。この階段を下った地下に目的地の鰻屋さんが!
テーブル6つ、小上がり3席という広さのお店。ランチ時間をずらしたため、すんなりお店に入れました。それでも持ち帰りのお弁当のオーダーが入ったり、ちょいちょい来客が合ったり、と丑の日は忙しいんだな~という印象。
いつもはランチメニューがあるようですが、今日は繁忙日のため通常メニューのみだそうです。梅にするか、特にするか・・・1年に一度だからね!特にしちゃうよね!!(特上と菊はハナから考えておりません)
10分ほどでやってまいったわたしの鰻重ちゃん。1年ぶりじゃないでしょうか、ちゃんとしたお店で食べるのは!鰻って油っぽいし、お漬物が箸休めになってありがたいのですが、ボリューム的に申し分ありません。
鰻はタレがあっさりした感じで、味付けも濃くなく、ふわふわ。少し泥臭い感じもありましたが、それも鰻の醍醐味ということで山椒でカバー。
筍、三つ葉、かまぼこなんかも入ってまして、ゆずの皮で香りのよいお吸い物でした。鰻の肝も入ってて満足。
ああ、でも食べ終わりに思ったことは「鰻重でもうな丼でもなくて、白焼きが食べたい!」ということ。牛肉にわさび。これってあっさり食べられますよね。同じように鰻の白焼きにわさび。口の中の油分がわさびでさっぱりするような気がするんです。ほんとにおいしいなぁと思える鰻の食べ方は、これのような気がしてきました。年と共に食の好みも変化していきますね。来年の丑の日は白焼きにしよう、と心に決めたなかのひとでした。
終わり。
住所:〒141-0031 東京都品川区西五反田8-3-13
(*・ω・)つ 五反田食べ飲み歩き情報もどうぞー♩