どうも。遠征大好き、なかのひとです。
なかのひとはよく遠征します。遠征というか旅が好きなのかもしれません。そんな感じで週末に時間が出来たので、大好きな海が近いという理由で茅ヶ崎まで遠征。ずっと気になっていたお店「HOPMAN(ホップマン)」へ衝動的に向かってみました。あんまり海は関係ないけどね!
電車を降りてすぐ、海の香りがしました。ああ、ここは茅ヶ崎...(駅から海は遠いけど)。このへんに住むのもいいなぁ、なんて思いながらお店に向かいます。
HOPMANは、茅ヶ崎駅北口に出て、ロータリーの左側にある商店街を抜けたころにありました(この商店街が思った以上に面白そうでした、日本酒屋さんやお米屋さんとか。気になる!)。
入店してすぐ、青いHOP忍者Tシャツを着た店員さんに「うちは初めてですか?」と言われました。ぐぬぬ...余所者だとバレたようだな。さすが忍者!オーダーは、電車でチェックしていたCOEDOのホッピーウインドウセッションエールをパイントで。
店内はキッチンにむかってカウンターがずらりと並んび、テーブル席も5~6こくらいかな、あります。青いHOP忍者が私のCOEDOを注いでくれました。
ホッピーウインドウセッションエールはとても軽い、ホッピーなビール。ボディはライト。IPA系なのにほんとに軽い。ちょー軽い。だからグビグビいけちゃう感じです。IPAってボディが重くて苦くてアルコール度数も高くて酔っちゃうし苦手!ってイメージを持ってる人も多いと思うんですが、コエドのホッピーウインドウセッションエールは違います。そのイメージ払拭できます。IPA初心者さんとかチャレンジしてみるといいんじゃないかな。度数も5%だし、夏に海岸でちょっとホッピーなビールが飲みたいって時によさそう。そんなイメージが頭に浮かびました。
お腹は減ってなかったんですが、カウンターで飲んでる人たちがみんなフードを注文していたんですね。それできっと「ここはおいしいんだろうな」って気になり、2品頼んでみました。まずは自家製白レバームース。バゲット付で580円です。
これがね、大当たり。レバームースおいしすぎて一人で「オイシー!」って呟いたよね。ふわっふわのムースはレバー特有の臭みもなく、胡椒もきいててビールに最適。なかのひと、レバー料理でそのお店のレベルを見ることが多いのですが、これは大当たりでした。ウマシ!!
バゲットも大きいので食べごたえあります。これは2人以上で食べたいサイズ。もしくは、この一皿でお腹いっぱいレベル。これだけ大きいとビール飲めなくなっちゃうよ・・・
・・・と思ってたら2品目作ってる気がする!炭火焼頼んでみたのですが、目の前でファイヤー始まったよ。最大でこの3倍は炎があがってました。
レバー食べ終わってから頼めばよかった、と後悔したのは1秒以下。鶏ハツの炭火焼き。これ380円か480円かどちらかなんですが、1切れ食べたら一瞬にしてなくなりました。塩加減が絶妙で、レモンでさっぱりして、うまい!炭火焼サイコー!!ハツの他に、レバーやせせり、軟骨なんかもあったかな。
ちょっとお行儀的にどうなんだろう、とは思いますが、うまいものはうまいのでやっちゃいます。ハツの食べ終わったお皿に残った肉汁に、レバームースでついてきたバゲットをひたしてみる。口にする前からおいしいって想像できるじゃん!ほらね、やっぱりおいしい!
で、おいしいおつまみを目の前に、ビールが減らないわけがなく。COEDOのホッピーウインドウセッションエールがなくなる前に、「お次はどうされますか?」と店員さんがお声掛けしてくれて。かかさず返しましたね、「鬼伝説のセンテニアルとソラチエースって、どちらが華やかですか?」と。
店員さんに進められるがまま、鬼伝説地ビール・金鬼ペールエール シトラ&センテニアルverをオーダー。このビール、かなり気に入りました!わたし好みのホッピー感。数年前、わかさいもののぼりべつ地ビール館にお邪魔した時にいただいた時よりものすごくおいしい仕上がりになっている!もちろん原料が違うので味香りも違うってわかっているんですが、この数年で柴田さん相当頑張られたんだろうなぁ。感動ついでになかのひとはシトラ&センテニアルとシトラ&ソラチエースを比較したくなりまして。
ま、こうなりますわな。酔いもまわっているし。さすがにパイントは無理っぽかったのでグラスでシトラ&ソラチエースをいただきました。どうやら同じ金鬼ペールエールをベースに、ドライホッピングでセンテニアルとソラチエースを別々に入れて仕込んだだけの違い、だそうで。やっぱりホップって大きく影響するんだなぁと再認識。全然違うんですよ、柑橘っぽさが。こうやってソラチエースとセンテニアルの違いを楽しんでみるのもアリですね。
この日のHOPMANは鬼伝説だけでも「フランボワーズ」「スイートストロベリー」「金鬼ペールエール シトラ&センテニアルver」「金鬼ペールエール シトラ&ソラチエースver」の4つも繋がっていて、正直驚きました。店員さん曰く「日本で一番鬼伝説がつながってると思います!」とのこと。
確かに、北海道から空輸するのも高いし、その割に他の国産ビールと同じ価格帯ってことは企業努力とかしているんだろうな~なんて酔った頭で考えたりしました。そんなこんなでお腹いっぱいになったなかのひとは、いい気分になったついでに一人パブクロールへと出かけるのでした。
帰りの東海道線でなんとなく思ったのは、「おいしいビールがあるだけじゃ、横並びになっちゃう」ということ。特色のないお料理を出すお店は、残念ながら頭から消えてしまう。インポーターの仕入れ具合とかも関係して、ビールだけじゃどこも似たり寄ったりなラインアップになりがちだし。
「ピザとビール→デビルクラフト」「軽くチーズつまもうか→ヌビチノ」「今日はドライとチキンバスケット→DD」「どれ飲んでも外さない→タップルーム」「グリル系をガッツリ食べながらクラフトビアも→green」「今日は身近なところでIPAが飲みたい→TZ」「刺身!→BBY」・・・とこれだけ思いつくわけですよ。今回「炭火焼きとおいしいビール→HOPMAN」という選択肢が1つ追加になりました。こうやってビール屋さんの知識が増えていくのだな。HOPMANのいろんなお料理をつまみたい願望があるので、次回は2~3人で来たい!
終わり。
住所:神奈川県茅ヶ崎市十間坂1-1-23 サンライヅ湘南2F
(*・ω・)つ 茅ヶ崎食べ飲み歩き情報もどうぞー♩