那覇・天久「Le Cuip(ル・キュイップ)」こだわりの焼きたてパンがとってもおいしい!

2016年2月26日 ユッキー@毎日ビール

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」おいしいパンの持ち帰りができる

那覇・天久にあるフランス仕込みのおいしい焼きたてパンを販売している「Le Cuip(ル・キュイップ)」へ行ってきました。お店の場所は、天久のスポーツデポの裏手側。2015年に石垣島から那覇市天久へ移転してきたLe Cuip(ル・キュイップ)は、ハード系やリッチなパンを得意としていますが、お惣菜パンや甘い系も並んでいてどれもおいしい!那覇で最も好きなパン屋さんです。ということで、さっそくLe Cuip(ル・キュイップ)のレポート行ってみよ〜!

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」の外観

那覇新都心・おもろまち周辺でおいしいパン屋といえば「Le Cuip(ル・キュイップ)」!

営業時間と駐車場について

Le Cuip(ル・キュイップ)の営業時間は7時~19時まで、定休日はなし(不定休)と少人数でかなり頑張った営業形態です。焼き立てのパンで迎える朝というのは本当に幸せなもので... 朝起きて「パンを買いに行こう」と朝一番に買いに行けるありがたさ。体力勝負のパン職人さんたちにただただ感謝しかありません。いつもおいしいパンをありがとうございます。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」入り口にあるオレンジ色の看板

店名「Le Cuip」の意味ってなに?

長いこと好きで買ってるパンではあるのに、そういえば店名の意味を調べたことがなかったなぁとググッてみました。すると石垣島で営業していた頃の取材情報がヒット。なるほど、シャレてる〜!下記に引用掲載させていただきます。

店名はフランス語をメーンにした造語で、「焼く」という意味の「cuire(キュイール)」に「菓子職人」を意味する「patissier(パティシエ)」のPを語尾に付けた。
八重山島風より引用掲載)

店内の様子

Le Cuip(ル・キュイップ)は小さなパン屋さんなので、お客さんが4人いるとパツンパツンです。狭い店内でパンを選び、お会計してお店を出る。混雑しすぎていると店の外で並ぶ必要があります。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」の店内

店内にはどれほどのパンが並んでいたでしょう。ところ狭しとパンが並び、すべて買って帰りたくなるほどおいしい。店内写真は少し前のものなので、現在とラインアップや価格が異なるかもしれません。お店で確認してください。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」で販売しているパン(その1)

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」で販売しているパン(その2)

ショーケースにはバゲットサンドや、マドレーヌなども並んでいます。焼き菓子やケーキも販売しています。パン屋さんのケーキがまたおいしいんだ!

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」ショーケースに並ぶサンドイッチや焼き菓子

大好き!ハード系のパン各種

レザン・レザン

レザン・レザン(240円)は、もはやわたしの中で殿堂入りしているパンです。見るからにレザン(=レーズン)がレザンしているでしょ!

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」のレザン・レザン(240円)

どこをカットしてもレーズンだらけ!ライ麦のパン生地に、ラム酒漬けのレーズンがいーっぱい。これだけ贅沢にレーズンが入ったパンは初めてです。大好きなので、買いに行くと毎度手が出ます。おつまみにもなるし、バターやチーズとの相性もよし。表面がガリガリで、香ばしい焦げ目もおいしいです。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」これでもか!というほどライ麦の生地にラム酒漬けレーズンがたっぷりと入っている。

パン・オ・フィグ

こちらはパン・オ・フィグ(220円)。中にはイチヂクが入ってます。パンの形もイチヂクです。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」のパン・オ・フィグ(220円)

このパン、ずっしり重くて食べてて満足感あります。表面はカリッとした食感で、中はモチッと。ほのかに甘くて、イチジクのプチプチ感も楽しいです。バターと合わせると尚良し。

パン・オ・セー

形に惹かれて購入してパン・オ・セー(220円)。セーというのはアルファベットの「C」のことだったんですね。てっきり蹄鉄かと思っていました。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」パン・オ・セー(220円)

ライ麦のパン生地に、ブルーチーズとハチミツを乗せて焼き上げています。ブルーチーズ部分がほどよく焦げて、ウマい!もっちりむっちりしつつ、歯ごたえがしっかりあるパンでした。Le Cuip(ル・キュイップ)はハード系がウマいなぁ。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」ブルーチーズとハチミツで焼き上げたパン・オ・セー(220円)

ハニーナッツ

このパンを見た瞬間、トングで持ち上げ、クリームチーズを合わせようと心に決めました。おつまみにもなるハニーナッツ(240円)です。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」ハニーナッツ(240円)

パンの中には、クルミ、カシューナッツ、マカダミア、ノワゼットという4つのナッツがたっぷりと入っています。想像していたよりもハードではなく、食べやすいのも良いですね。ハチミツをかけて焼かれているので手はベタベタになるけれど、クリームチーズとの相性はバッチリでした。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」クルミ、カシューナッツ、マカダミア、ノワゼットと4種類のナッツが入ったハニーナッツ(240円)がおいしい

ガーリック・フランス

バゲットがおいしいお店なので、ガーリック・フランス(180円)もウマいに決まってます。パンの表面だけでなく、中にも自家製ガーリックバターをたっぷり贅沢に塗り込まれてとってもジューシー。ガーリック好きは必ず食べてほしい!

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」のガーリック・フランス(180円)

絶品!バゲットサンドイッチ各種

サンドイッチ・ソーモンヒュメ

この店はサンドイッチもおいしい!こちらはサンドイッチ・ソーモンヒュメ(450円)。スモークサーモンの下にはクリームチーズとごろごろのアボカドディップが仕込まれています。この手のサンドってサーモンの独特な香りや酸味が感じられて苦手だったんです。でもLe Cuip(ル・キュイップ)のはサーモン臭さや酸味が抑えめで食べやすく、アボカドもたっぷり使われて満足感が高いです。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」のサンドイッチ・ソーモンヒュメ(450円)

サンドイッチカマンベール

シンプルなサンドイッチカマンベール(450円)は何度もリピート買いしています。いつ食べても本当においしい。チーズが常温に戻った頃に食べると、さらに香りが立ちます。たっぷりカマンベールチーズの横にはハムも仕込まれていて、シンプルでいながら最高の御馳走です。飽きずにずっと食べ続けられますね。ほんと大好き。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」のサンドイッチカマンベール(450円)

サンドイッチ パテ・ド・カンパーニュ

ボリュームたっぷりのサンドイッチ パテ・ド・カンパーニュ(450円)。バゲットにLe Cuip(ル・キュイップ)自家製パテをサンドした、ずっしりと食べ応えのあるパンです。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」サンドイッチ パテ・ド・カンパーニュ(450円)

パテのこっくりとした味がワインにも合いそう。パテまで自家製だなんてすごいなぁ。キャロットラペとマスタードの組み合わせもナイス。野菜もたっぷりなのでペロッと食べられます。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」サンドイッチ パテ・ド・カンパーニュ(450円)は濃厚で食べ応えがある!

サンドイッチ・パストラミ

鴨肉たっぷりのご馳走、それがサンドイッチ・パストラミ(450円)です。パストラミってパサパサなイメージだったんですが、このお店の鴨肉のパストラミはジューシー!イチオシはこれ!

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」のサンドイッチ・パストラミ(450円)

ジューシーな鴨のパストラミに、辛くない玉ねぎスライス、そしてマスタードがサンドされています。意外とシンプル、だからこそパストラミのウマさが引き立つのかも。ランチに軽めの夕飯に、このサンドイッチが出てきたらそれだけで嬉しい!

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」ジューシーな鴨のパストラミに、たまねぎスライス、マスタードの組み合わせ。最高!

リッチなパンもオススメ

クロワッサン

朝から並んでいるパンのひとつ、クロワッサン(180円)。パンっていろんな種類があるけれど、クロワッサンってつい手を伸ばしちゃいますね。特に朝ごはんの定番として外せません。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」クロワッサン(180円)

Le Cuip(ル・キュイップ)のクロワッサンは発酵バターをたっぷり使っているそうです。風味豊かで、ほんのりと甘味を感じます。さくさくでおいしい!

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」発酵バターをたっぷり使っているクロワッサン(180円)

食べやすい定番のパンたち

パン・ブリエ

フランスはノルマンディーの伝統的なパン、パン・ブリエ(380円)。漁師が海に持っていくパンをLe Cuip(ル・キュイップ)風にアレンジしています。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」パン・ブリエ(380円)

このパンは卵不使用。最初は卵アレルギーのお子サマー向けに購入したのがきかっけでしたが、しっとりやわらかな食感で口溶けもよく、パンの目が詰まったクラムがずっしりと腹持ちも良い気がして、大人がハマッてしまいました。大きなパンですが、漁師が海に持っていくだけあってパサつきが少なく、日持ちするんです。最近はお子サマーがペロッと半分も食べてしまうから日持ちは気にしなくてよいのだけれど。売り場にあったら絶対買うパンのひとつです。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」パン・ブリエ(380円)をカットしてみた

ぶどうパン

目線を上げた時、パン棚の冗談にあったぶどうパン(5個入り、300円)です。焼き色の強さが特徴です。焦げ目がつくまでしっかり焼くことで、パンの香ばしい香りが引き立つおいしいパンになるんですよね。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」のぶどうパン(300円)

このぶどうパンにもラム酒漬けのレーズンを使用していて、ジューシーでおいしいのです。パンの甘みも感じられて、帰宅後ペロッと2個食べちゃった。このままでもよいし、バターを合わせるのも好き。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」ラム酒漬けレーズンがジューシーでうまい。

あんバター

堅過ぎないバゲットにあんことバターの組み合わせのあんバター(180円)。これ、嫌いな人いないでしょ!発売当時はお店に行くたび売り切れで、お店の方に店頭に並べる時間まで教えてもらって購入したものです。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」のあんバター(180円)

Le Cuip(ル・キュイップ)のあんバターにはあんことバターと隠し味の練乳が入っているんだったかな。甘さとこっくり感とパンのバランスが良いんですよね。これで180円なら、2つも3つも買っていくお客さんが多いと聞いて納得です。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」あんこ、バター、練乳をサンドしている。

メロンパン

メロンパン(160円)。我が家の元メロンパン王子に命じられて購入。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」メロンパン(160円)

クッキー生地の中はふわふわのパン。ル・キュイップのメロンパンは、奇をてらわないクラシカルな印象です。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」シンプルでクラシカルな印象のメロンパン(160円)

クルミパン

クルミパン(200円)はセミハードの棒状です。見るからにクルミがたっぷり入ってそう。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」のクルミパン(200円)

食べやすいサイズにカットしていただきました。ほら!やっぱりクルミがぎっしりたっぷり。このままでももちろん、バターと一緒に食べてもウマし。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」クルミがたっぷり入って食べて納得。

バトン・プラリネ

アーモンドプラリネクリームをたっぷり詰め込んで焼いた、最近の新作バトン・プラリネ(240円)。焙煎したアーモンドペーストのクリームがほどよく甘く、トッピングされたスライスアーモンドの香ばしさが心地よい。コーヒーと一緒に朝ごはんとして食べたいパンですね。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」バトン・プラリネ(240円)

いろいろ選べるお惣菜系

サーモンとほうれん草のキッシュ

サーモンとほうれん草のキッシュ(300円)は、想像以上にほうれん草がたっぷり。軽めの夕飯にもなるし、ワインのおつまみにもなりそう。タルト生地のサクサク感もたまりません。この店はキッシュもおいしい!

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」サーモンとほうれん草のキッシュ(300円)

レギューム・サレ

お惣菜系のパンもあります。こちらはレギューム・サレ(220円)という、とてもシンプルなパン。写真は半分にカットしたものです。ブロッコリーや、エリンギ、かぼちゃ、ベビーコーン、トマト、ナスなどのグリル野菜を、塩とオリーブオイルのみで味付けしています。彩り豊かで視覚的にもおいしくいただけます。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」レギューム・サレ(220円)

タルティーヌ・シュークルート

バゲットを使ったタルティーヌ・シュークルート(300円)はどっしり感のあるパン。食べ応えのある太さのソーセージに、シュークルートというキャベツの酢漬け、その下にはマッシュポテトが仕込まれています。これだけ重量感のあるパンですが、シュークルートでさっぱりいただけます。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」のタルティーヌ・シュークルート(300円0

ケーキも本格的でおいしい!

パン職人が作るケーキもおいしいんですよね。フランスではパンとケーキ、どちらもこうして販売しているのだろうなぁと想像しながら選びます。ケーキは朝11時からの販売だったかな。

ジャポネリーとミルクロール

こちらの写真はジャポネリー(左、380円)とミルクロール(右、300円)です。ジャポネリーは和テイストのケーキ。抹茶ムースの下にカシスの酸味、金時豆の層とミルク風味のクリーム、そしてチョコレート生地です。和と洋の組み合わせにカシスを用いるの、わたしは大好き!そしてロールケーキ好きとしては見逃せないのですが、クリームたっぷりのミルクロールもウマウマでした。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」のジャポネリーとミルクロール(300円)

タルト・オランジュ

こちらはタルト・オランジュ(380円)。甘々のタルト生地に、すっきり爽やかなオレンジのむき身がドーム状に美しく並べられています。酸味と甘さのバランスが絶妙。ル・キュイップのはパンもケーキもうまいなぁ。引き続き通わせていただきます。

那覇市天久「ル・キュイップ(Le Cuip)」のタルト・オランジュ(380円)

まとめ

ということで、那覇・天久「Le Cuip(ル・キュイップ)」でブランチ用にパンを買ってきました。街のパン屋さんと比べるとお値段は高めですが、ハード系やリッチなパンが好きな人には推しまくりのお店です。朝7時から夜まで営業していること、定休日なしの不定休であることから、焼き立てパンを食べたい時に買いに行ける点も非常に助かっています。パン職人の作るケーキもおいしい!タイミングによっては販売していないこともありますが、見かけたらお試しあれ。
終わり。

お店の情報

店名 Le Cuip(ル・キュイップ)
住所 〒900-0005
沖縄県那覇市天久2丁目2-28
営業時間 7時〜19時
定休日 月曜
駐車場 なし


スポンサーリンク

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
毎日ビール.jp プロフィールカード用

ユッキー@毎日ビール

沖縄在住11年目のグルメブロガー。
沖縄で食べ飲み歩いた店は1000軒超。
ビールと旅が好きで、国内・海外グルメやビアバー情報も綴ってます。
最近の楽しみは、ライブ遠征と母子旅。

-パン屋(ベーカリー・ブーランジェリー), ランチ, 天久, 新都心エリア, 朝食・モーニング, 沖縄本島南部, 沖縄県, 那覇市, 都道府県別, 食べ歩き
-