「函館さ帰って飲んできた。(1)」の続き。
函館帰省、2日目。
天気は晴れ。完全にハングオーバー。
この日、祖父の介護施設にお邪魔し、1年半振りの再会。
羽田で黒糖ひよ子を買ってお土産にしたのですが、これは選択ミスでした。
食べ飲みする能力が衰え、喉に詰まってしまうので人前じゃないと食べ飲みしてはいけないんだそうです。
以前は、お土産のお菓子を一度に全部食べてしまうから沢山買ってはいけないと言われ、ひよ子が入ってる最小個数の5個入れにしようと考えたのですが、会わないうちに相当ヨボヨボになっていた…
残念ですが1つだけ手渡し、それを食べ終わるまで見守り、残りはおかんが毎日1つずつ祖父の元へ持って行くことになりました。
実は、わたしがパンケーキ・ホットケーキが好きなルーツは、祖父母にあると考えています。
初孫ということでとても可愛がってもらい、函館駅前の棒二さんで何度もホットケーキを食べに連れてってもらった情景は今でも目に浮かびます。
おじいちゃんも89だし、恐らくそう遠くない将来、旅立つことを考えると何とも言えない気持ちになりました。
さて、祖父の施設を後にする頃には二日酔いから回復し、腹へりんこに。
飲んだ翌日はラーメン!ということで、高校の時においしい!と評判だった旧・尤敏こと函館麺屋ゆうみんへ。
塩ラーメン、580円。
二日酔いで味覚が鈍ってるんでしょうか、高校の時より舌が肥えたのかもしれません。
一度もうまい!と発することなく、淡々と食べ終わりました。
あ~、五稜郭横にあるあじさいにしておけばよかった。
その後、五稜郭から函館山へ移動し、ロープウェーで山頂へ。
タクシーの運転手さんが「午後から雪の予報」と言ってた通り、やはり曇ってきました。
冬の函館もくっきり扇形がわかって、悪くないな~。
山頂は寒いですけどね。
函館山をあとにし、赤レンガの金森倉庫に移動。
いろいろ見つつ、函館ビヤホールがあったので入ってみることに。
二日酔いではあるけど、函館開拓使ビールの中ジョッキ(890円)を。
苦味があるんだけど、なんか違うんです。
きっとガスが強すぎるんだろうなぁという結論に至り、ジョッキを回して飲み干しました。
そこから徒歩数分の北島三郎記念館に行き、1500円の入場料に驚くも、最終的には大爆笑して帰ってきました。
ナンチャラ記念館の類であそこまで笑ったのは初めてです。
ちょっと高いけど、サブちゃんファンでなくても、コレは行くべし!
雪が降ってきて、夕方が近づくにつれ寒くなってきたし、時間調整でコーヒー屋さんを探すも、廃れた函館駅前にはスタバなど存在せず・・・
困っていたら、電車通りのアーケードから逸れた横道に「喫茶プラネット」の看板を見つけました。
時間帯のせいなのか、わかりにくい場所にあるせいなのか、店内にはママさんとネコ2匹たけだったけど、まったりとネコを眺めながら過ごせました。
お店には居ついてしまった野良ネコ2匹は、自由気ままにお店から出たり入ったり。
この喫茶店では函館の老舗・美鈴コーヒーが飲めたので嬉しかったな。
そうこうしてる間に宴会の時間が近づき。
高級verのヘパリーゼを仕込み・・・
実家に戻って、11人+1匹の大宴会!
日本酒2升半、ビール6本パック6つ、寿司10人前、お刺身大皿2枚分、手羽先3パック、ハセストの焼鳥45本、うま煮、けんちん汁、茶わん蒸し、おかん特製ピザ3枚、土鍋いっぱいの煮しめ、漬物、枝豆、アト、ナンダッケ・・・
そんなに食べられません!ってほど、テーブルに乗り切らない量のご飯が振る舞われました。
かなりの食糧攻めでありがたいんですけど、お酒が進みません。腹キツイ!
犬使いマスターの叔父が、うちの子に餌付けして手懐けようとしてました。
人の食べ物さ与えんの、やめてけれ!
そんな感じであっという間に夜も更けまして、日付変更の頃に解散。
おかんの後片付けを手伝いつつ、眠くなってきたので就寝・・・
続く。
(*・ω・)つ 沖縄食べ歩き情報もどうぞー♩