沖縄の玄関口である那覇空港には、沖縄料理を提供するレストランがいくつもあります。その中でも最もローカル感あふれるのが、那覇空港 国内線到着ロビー階の「空港食堂」です。ここは気取らず飾らない沖縄らしい大衆食堂で、空港職員やタクシーの運転手さんはもちろん、わたしのような一般客が食べに訪れてはローカル感あふれる定食を頬張っています。ということで、早速レポートいってみよー!
「空港食堂」で沖縄ローカルな定食を食す
どこにあるの?
空港食堂は那覇空港 国内線の到着ロビー階にあります。空港の端っこ、このマップで言うと右端の方にあって、お店の立地的には完全に不利。なのにいつもめちゃくちゃ混んでて、とても人気があるのです。その秘密はコスパのよさ、そして沖縄らしい食事を食べられること。営業時間も長めなので、朝ごはん・ランチ・夕飯と使うことができます。
お店の様子
人気の空港食堂へレッツゴー!この日はお客さんがいないタイミングを見計らって撮影しましたが、いつも行列ができているので、時間に余裕を持って訪れつつ並びましょう。
この日は珍しく余裕があるなぁと暖簾をくぐったのですが...
14時近い時間帯でもこの混雑っぷり!想像以上に人気があって、テーブル席に入るのも一苦労しました。
メニュー
空港食堂のメニューです。お店の入り口に食品サンプルが出ているので、食べたい定食を見定めつつ、券売機に向かいましょう。空港のレストランって価格設定が高めになりがちですが、この空港食堂はとってもリーズナブル!町中にある大衆食堂とさほど金額差を感じません。ありがたいですねぇ!
お店の入り口付近には日本語や外国語のメニューが置かれていました。沖縄そば系の他、定食や丼もの、カレーといった飾らずいつもの沖縄食堂らしいメニューが並びます。これこれ、こういうのでいいんですよ。ちなみにこのメニューは2023年6月時点のものなので、食事や価格などの最新情報は店頭でご確認を。
店内に入ったら、まずは食券を購入して店員さんにお渡しします。
テイクアウト客向けに、リーズナブルなお弁当も販売している時間帯もあります。時間がないときはこれを買って飛行機に持ち込むのもアリかもしれません。いわゆるキロ弁的なサイズ感で、めちゃくちゃ大きいし、二人分サイズなので、食べ残した時の処理まで考えておきましょう。
実食!グルメレポート
もずく餃子定食
空港食堂を始めて訪れた時に食べたのは、もずく餃子定食(650円、2014年11月時点)でした。現在はメニューから外れてしまったもずく餃子定食ですが、忘れられない食事なので、このブログには載せ続けようと思っています。もずく餃子+半沖縄そば+ライス+サラダと言った構成で、当時650円はめちゃくちゃ安かったです。
こんがり焼き目の餃子。いい色で、食欲をそそります。
もずく餃子にかぶりついてみると、中には確かにもずくが!沖縄はもずくが盛んに食べられていますが、もずく入りの餃子に初めて出会ったのがこちらのお店です。アッサリ系ですがニンニクも香ってスタミナ感もあります。ごはんによく合いました。
定食にはハーフサイズの沖縄そばもついています。熱々のスープはカツオ出汁がしっかり感じられ、やや濃い目の味がわたし好み。このスープだけでもごはんが食べられます。沖縄そばの味はよいし、ハーフサイズなのにボリュームもあるし、空港食堂にすっかり魅了されてしまいました。
沖縄ちゃんぽん
とある週末の13時半ごろ、やや遅めのランチを食べに空港食堂を訪れました。この日わたしがいただいたのは、沖縄ちゃんぽん(650円、2016年11月時点)です。ちゃんぽんといっても麺類ではありません。ごはんの上に野菜炒めが乗っかってます。お店によって味付けが異なり、汁ダクな場合もあれば、汁ナシもあります。
空港食堂のちゃんぽんは塩ベースの味付けで、モヤシ、キャベツ、ニンジン、タマネギ、豚肉、かまぼこを卵でとじるスタイルでした。野菜たっぷりで、このまま食べてもおいしいですが、途中で味変アイテムの登場です。ちゃんぽんにはコーレーグースをちょいとかけてもウマいんですよねぇ。また、七味で辛さを加えるのもオススメです。
タコライス
平日のランチタイムに子連れで食べに入店すると、めちゃくちゃ混雑して満席状態!ベビーカーごと入店したわたしは、ちょっと申し訳ない気持ちでタコライス(650円、2018年7月時点)を頬張りました。写真にはタコライスとセットの味噌汁、そしてジューシーが映り込んでいますが、ジューシーは単品オーダーしたものです。
沖縄滞在中、タコライスを食べ忘れたとしても、空港食堂を訪れれば食べられます。ここでいただけば心残りなく、おうちに帰られますね!タコミートは味濃いめですが、スパイス感はそこまで強くありません。なので、子どもも安心して食べらそうに思いました。辛いのがお好きな方は、タバスコで刺激を加えましょう。
ジューシー
こちらは単品オーダーしたジューシー(160円、2018年7月時点)。ニンジン、椎茸、豚肉などが入っていました。ふつうにおいしく、完成度の高い味わいです。この日はお子サマー用に注文したのですが、1歳半の年齢でペロリと食べきってくれました。
カツカレー
飛行機の搭乗まで時間がなかったこの日、空港食堂で注文したのいは、サクッと早めに提供されそうなカツカレー(650円、2019年9月時点)です。カレーそのものは家庭的なタイプで、沖縄の黄色いカレーではありません。辛さも控えめでキッズも食べられそうだなと思いました。カツの厚みも十分あって、食べ応えアリ!周りを見回すと、案外カツカレーを食べてる人が多くって、みんな心を惹かれているんだな〜と思いました。
まとめ
ということで、那覇空港の国内線ターミナル1階(到着ロビー)にある「空港食堂」でランチしてきました。沖縄で知り合ったグルメな人たちがこぞって「那覇空港で食べるなら、空港食堂がいいよ!」と推してくれるのも納得です。お値段といい、ローカル感あふれる大衆食堂感といい、人気があるのもわかるなぁ。
コロナ禍を経て、メニューを絞って経営を続けているような気がします。わたしが初めて訪れた際に食べたもずく餃子、あれ復活してくれないかなぁ。沖縄にしかない餃子なのです。つまり、沖縄を発つ観光客は、最後にここで食べたら沖縄の思い出になると思うんですよね。
そんな復活を夢見つつ、混雑を回避して空港食堂のランチや昼ビールできる日を楽しみにしようと思います。
終わり。
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お店の情報
店名 | 空港食堂 |
住所 | 〒901-0142 沖縄県那覇市鏡水150 那覇空港 国内線ターミナル1階(到着ロビー階) |
営業時間 | 9時〜20時(L.O.19時半) |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 那覇空港併設の有料駐車場を利用 |