過去に訪れた台北旅行の経験から、台湾のクラフトビールはある程度のレベルに達していることを知っていました。今回、台湾南部の高雄で飲みに出て、①ビール文化が根付いていること、②技術や設備が整っていること、③競争の激しさの3点を感じました。さてこの記事は高雄にある観光スポット・KW2にある「掌門精釀啤酒(Zhangmen Brewing)棧貳庫店」で飲んだレポートです。想像していた以上においしくて、沖縄のビール好きは近いからみんな飲みに行くべしと思った次第であります。
この掌門精釀啤酒 棧貳庫店、高雄港沿いにあるお土産やさんなどが入った建物にあります。日本で言えば、横浜の赤レンガ倉庫的な場所ですね。日中から営業しているので、お昼時にはランチを食べつつビールを飲みつつな人が多かったです。
掌門精釀啤酒 棧貳庫店の店内はテーブル席がメイン。窓際・バーカウンター沿いにも客席があるので、ひとり飲みの場合はカウンター席がよさそうです。コンクリート打ちっ放しの店内がかっこいい!天井が高く、客席間も余裕があるので、ベビーカーで入店しても窮屈ではありません。
掌門精釀啤酒はもともと新台北市で醸造をしており、台北市・台中市・台南市・新竹市などにタップルームがあるそうです。高雄には2019年1月末時点で2店舗あります。中でもタップ数35と多くのビールを取り扱っているのが、ここ棧貳庫店です。タップがこれだけ並ぶと圧巻ですねぇ、アメリカのビアバーみたいで最高!
さて、今回わたしとご主人サマーはビアフライト(6種、TWD500)をそれぞれ注文しました。これはいわゆるテイスターセットなのですが、掌門精釀啤酒のテイスターセットは量が多い!1グラス130mlくらいあるそうです。35タップから好きなビールを選びますが、好みのビアスタイルから選んだり、店員さんにリコメンドしてもらったり、パッと見で決めたりと決定まで少し時間を要しました。
今回わたしは4番ウィートエール、6番IPA、7番DIPA、17番アメリカンサワーエール、23番金木犀ペールエール、26番セッションIPAをいただきました。4と23は店員さんのオススメです。
以下、飲みながらの簡単なメモです。
今回最も気に入ったのは、23番の金木犀のビールでした。珍しい!そして6種類いずれもおいしかったのが印象的でした。こりゃ、パブクロール目的で台湾行きたくなるわ。
こちらのビアバーにはランチも兼ねて訪れました。ビアバーのおつまみですが、お子サマーが食べられそうなものを軽めに注文。まずは海洋世界薄皮披薩(シーフードピザ、TWD360)。カリカリ食感とシーフードがおいしい。
こちらは掌門黄金啤酒蝦(エールフレーバーのエビ、TWD280)です。ちょっと辛めでビールも捗っちゃう。エビが思った以上にいっぱいで、3〜4人で注文するくらいが良さそうです。
ふと切り取った写真ですが、これだけ見るとアメリカのよう!いろいろ食べ飲みしたい旅人にとって、ビアフライトはありがたいですね。6種TWD500って結構高い感じもしたけど、ご主人サマーに「2000円くらいでしょ、そんなもんじゃん?」と言われました。6杯空ける頃にはお腹いっぱい&いい感じに酔う程度には飲みごたえがありました。
帰り際に見かけた門精釀啤酒のグッズ。キャップがシンプルでいい感じ。
ということで、台湾・高雄港近くのKW2にある「掌門精釀啤酒(Zhangmen Brewing)棧貳庫店」へ行ってきました。35タップもあるので、ここに行けば掌門精釀啤酒のビールは制覇できるんじゃないでしょうか。この日は樽の入れ替わりもいくつかあったので、立地も良いからお客さんも結構入っているんだろうなぁ。定番はもちろん、シーズナル商品もおいしかったです。こういうブルワリーが沖縄にもあると良いのだけれど... クラフトビールを飲むために台湾へ行くのは、全然アリだなと改めて思った次第です。
終わり。
住所:804 高雄市鼓山區蓬萊路17號
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