宮古島旅行のドライブで立ち寄った、国の天然記念物に指定されている「通り池」。今回はこの観光名所について書いてみようと思います。
下地島の名勝地であり天然記念物の「通り池」!
下地島にある「通り池」の場所。
通り池は下地島の西側にあります。下地島を一周する道路沿いに走っていくと、「通り池」の案内看板が出ているのですぐ見つけられるはず。
「通り池」って聞いて通りがかりにある池か何かだと思ったのですが、これは大きな間違い。Google Earthで上空から眺めてみると、下地島に大きな穴が2つ空いていました。かなり大きそうです。これはいったいどういうことなのか!?
下地島の観光スポット「通り池」に向かってみる。
ということで、「通り池」に到着しました。広めの駐車場が完備されています。下地島では観光客とすれ違うことがあまりなかったのですが、この「通り池」にはレンタカーもたくさん停まっていたし、観光客も多数いて、下地島でも有名な観光地なんだなーと思いました。
「通り池」への入り口には、お土産屋さんが3つ出ていました。貝殻やアクセサリーなどが販売しているようです。
お土産屋さんを通り越し「通り池」へ向かいます。「通り池」までの道は舗装されていて歩きやすいです。マングローブが生い茂る中を進みます。
可愛らしい歩いて行くと草花や、
「散さないよございない一人一人の心がけ」と書かれた棒がありました。
生い茂ったマングローブの林を抜けると、左手にこんなに立派な石碑が。さすが、国の名勝地&天然記念物に選ばれているだけあります。
石碑を超えてすぐに飛び込んできたのが、「通り池」に2つあるうちの1つ目の池。そこには、直径55m、水深25mという巨大な池がありました。想像していた池の概念を通り越したサイズ感です。すごい!なんだこれは!
池の向こうには、下地島空港のレーダーも見えました。
なんとも凄い地形に驚きつつも、2つ目の池を目指します。このあたりは大きな段差もなく、木道が設置されているので歩きやすいです。
少し進むと、2つ目の池が現れました。こちらは直径75m、水深40mもあるんだそうです。どうしてこんなに大きな池が2つも出来たのか、その成り立ちが気になりました。どうやらこの辺りは琉球石灰岩にできた鍾乳洞があるそうで、その鍾乳洞の2箇所が崩落してできたんじゃないか、という説があるそうです。神秘的で、自然の偉大さを感じます。
またこの池は外洋と繋がっているみたい。水中に高さ45m、幅20mの大きなトンネルがあって、そのトンネル経由でいろんな海の生物が入り込んできているんだとか。うーむ、すごい。
ダイビングスポットでもある「通り池」。
宮古島はダイビングスポットもいっぱいあるので、きっと「通り池」もダイビングできるんだろうなぁ~と思っていたら、こんな動画を見つけました。潜ってみたい気持ちはあるけど、わたしのようなCカードの新米ダイバーには無理だろうなぁ。
2つの池を通り越して、更に奥へ向かってみる。
2つの池を観察した後、更に先へと続く木道を進んでみました。木道を取り囲むように生えているマングローブ林が印象的。この風景も本州にはない、沖縄らしい景観です。
ずーっと歩いて行くと、木道の手すりが壊れ始め、ついに行き止まりに。
ここから先は整備されていないエリアになります。サンゴが隆起してできた地形ななので、足元もゴツゴツとして、転んだら確実に怪我をします。
足場が悪いので、動きやすいスニーカーなどが良いと思います。わたしはいつものモカシンなので、今回も歩きにくかったです。旅先に楽チンな靴できたのはいいけど、意外にもアクティブな我々はスニーカー必須なのかもしれないと今回も思いました。
この岩場で転ばないよう気を付けながら進むと、10分ほどで断崖絶壁にたどり着きました。その下には下地島の海。断崖絶壁で撮影するのが怖く、1枚も写真を撮れませんでした。浜風が強く、何度か風に煽られたのでちょっと怖かったなぁ。でも、断崖絶壁の下に見える下地島の海は美しかったことを書き残しておきます。
それと、大きな穴が空いてるところもありました。ここは2つの大きな池と同じように鍾乳洞が陥没した跡のようで、穴の上から鍾乳洞の様子を見ることができました。下に降りてってる人もいたのですが、さすがにそれはマネできなかったです。彼らは戻ってこれたんだろうか...
下地島の「通り池」はちょっとした探検だった!
ということで、下地島の天然記念物「通り池」に行ってきました。上空から見ると大きな穴が2つ空いてる「通り池」。その先に、まさかこんなに体を動かすアクティビティがあるとは。まさに探検のような観光名所でした。ガッツリ楽しむ場合は、動きやすい靴や服装で向かうと良いと思います。普通に木道を歩いて終わるなら、そこまで気合いを入れずともOK。それと、沖縄は1年中紫外線が多いです。「通り池」は日陰が殆どない観光名所なので、日焼け止め対策は必須かな~と思います。
終わり。
住所:〒906-0000 沖縄県宮古島市伊良部字佐和田
(*・ω・)つ 宮古島エリアの観光情報もどうぞー♩