【閉店】名護市「真打 田仲そば」ミシュラン麺職人の沖縄そばと島豆腐の豆めしを食べてきた。

2018年5月23日 ユッキー@毎日ビール

名護「真打 田仲そば」で食べた、元味(もとあじ)のソーキそばと島豆めしセット(850円)の麺大盛り(+150円)。

2017年4月にオープンした「真打 田仲そば」を食べようと、名護まで行ってきました。このお店は、東京の人気ラーメン店「ソラノイロ」などを手がけ、3年連続ミシュランに輝いた麺職人・宮崎千尋氏がプロデュースした沖縄そば屋さん。これだけでもキラキラ光るものがありますが、加えて、沖縄のやちむん(焼き物)職人として人気の宮城陶器を使っているという、こだわり抜いたそば屋なのです。これは時間のある育休中に食べておかねばと、高速を飛ばして名護へ向かったのです。

名護「真打 田仲そば」の外観。

名護周辺に疎いため、お店の駐車場情報を事前にしっかり調べてから訪れました。田仲そばの駐車場は店舗の真裏にあります。お店の前にも張り紙がありましたが、Googleマップを用意したのでコチラのリンク先もご利用ください。

駐車場の場所についての張り紙があった。

この空き地が駐車場になっていて、よく見るとロープで区画が仕切られています。この写真にある真ん中の建物が田仲そばで、駐車場から直接出入りすることも可能です。駐車場までは道幅が狭いので、運転にはお気を付けください。

「真打 田仲そば」の裏側に広がる駐車場。

さて、こちらが田仲そばの店内です。木目が優しいナチュラルな雰囲気は、イマドキのカフェっぽい空間です。カウンター席とテーブル席、小上がりがありました。子連れで訪れた我々は小上がりにお邪魔します。

名護「真打 田仲そば」の店内。

注文は、店内の券売機で行います。

名護「真打 田仲そば」では券売機で食券を購入する。

田仲そばには2種類の味と、3種類の具があります。2種類の味というのは、伝統的な沖縄そばであるあっさり系スープの元味(もとあじ)と、同じ食材で異なる出汁の取り方をした白湯スープの真味(しんあじ)。そして、肩ロースを煮込んださっぱり系のお肉、とろとろの軟骨ソーキ、ヘルシーな厚揚げといった3種類のトッピングです。それぞれの好みで選び、食券を購入します。

名護「真打 田仲そば」のそばは2種類(元味と真味)がある。

注文からしばらくして、元味(もとあじ)のソーキそばと島豆めしセット(850円)の麺大盛り(+150円)がやってきました。初回は伝統的な沖縄そばの元味からいただこうと注文。宮城陶器のそばマカイ(器)の可愛らしさにも目が奪われます。

名護「真打 田仲そば」で食べた、元味(もとあじ)のソーキそばと島豆めしセット(850円)の麺大盛り(+150円)。

こちらが元味(もとあじ)のソーキそば。紅生姜を入れると、スープがほんのりピンクに色づくほど、澄んだスープです。

名護「真打 田仲そば」の元味のソーキそば。

まずはスープからいただきました。元味のスープは、本当にあっさりとしたカツオ系。豚や鶏も出汁につかっているそうで、すっきりとした旨味があと引くおいしさに感じられました。優しい味・香りのスープなので、体にスイスイ入っていきます。麺や具、紅生姜でどんどんスープが半濁になってしまったけれど、提供された瞬間はもっと透き通っています。

名護「真打 田仲そば」の元味スープはカツオの香りと上品な味。

ゆるい縮れの麺は、5mmほどの平打ち麺。生麺をつかっているので、もちもちとツルツルの食感を楽しめます。お子サマーとシェアするために、+150円で大盛りにしたのですが、これがめっちゃ多かった!どうやら田仲そばは、通常サイズでも麺のボリュームがあるみたい。

名護「真打 田仲そば」は生麺を使用。ツル・もち食感で、ボリュームがある。

こちらはとろっとろの軟骨ソーキ。ほどよく濃い味に煮込まれたソーキは、口に入れるととろ〜んととろけてしまう柔らかさ。ウマい。

名護「真打 田仲そば」のとろっとろな軟骨ソーキ。

あっさり、すっきりな元味スープをコーレーグースで味変します。ほんの少し入れるだけでキリッとシャープな旨味に変身。元味でこれなら、もう一つの真味スープの変身がおもしろそう。

「真打 田仲そば」の上品なスープにもよく合うコーレーグース。

こちらは、そばとセットの島豆めしです。豆めしといえば、日本橋のおでん店・お多幸が有名ですが、沖縄の島豆腐を使った豆めしが食べられるとは。いいアイデアだなぁ。素晴らしい。

名護「真打 田仲そば」の島豆めし。

ほどよく甘じょっぱく煮込まれた島豆腐と、パラパラのさんぴん茶ライス。島豆腐って硬いお豆腐なので、煮崩れないから豆めしにぴったりかもしれません。さんぴん茶ライスはあまりさんぴん茶感がありませんでしたが、味か喧嘩しないようあえてそうしているのかも。

甘辛の味が染みた「真打 田仲そば」の豆めし。

半分食べたところで、沖縄そばのスープをイン。お店が提案しているお茶漬け風にして完食です。いやー、お腹パンパン。ただでさえ麺が多いのに、さらに麺大盛りにしてしまい、加えてセットの島豆めしも食べきった!満足!

豆腐を崩し、半分食べたところでそばのスープをかけて茶漬け風に。

滞在中、店内にあったこども向けのおもちゃで遊ばせてもらいました。絵本やぬいぐるみ、ボール、指先を使うおもちゃなど、いろいろと入っていて飽きることなく遊んでいました。小上がりで、おもちゃもあって、禁煙。こども用の食器類も貸し出してもらえます。子連れで訪れやすいお店でした。

田仲そばには、こども向けにおもちゃが用意されていた。

ということで、名護の「真打 田仲そば」でおいしい沖縄そばと島豆腐を使った豆めしをいただいてきました。昔ながらの沖縄そばのお店とは違い、洗練されたおいしさを味わうお店です。名護には有名な沖縄そばのお店がいくつもありますが、この場所で勝負するにはこういうアプローチが必要なんだなぁ。ミシュラン麺職人のプロデュース、宮城陶器のそばマカイ、カフェ風の店内。いいお店ができたなぁ。新規オープンした沖縄そば店の中では、かなり好みでした。次は真味を食べてみよう!
終わり。

住所:〒905-0021 沖縄県名護市東江3丁目20-28

(*・ω・)つ 沖縄食べ歩き情報もどうぞー♩

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ユッキー@毎日ビール

沖縄在住11年目のグルメブロガー。
沖縄で食べ飲み歩いた店は1000軒超。
ビールと旅が好きで、国内・海外グルメやビアバー情報も綴ってます。
最近の楽しみは、ライブ遠征と母子旅。

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