ちょっと前から気になっていた、那覇・安里の蕎麦屋「たまき屋」に行ってきました。お店の外に出ているのぼりによると、山形の庄司製麺という製麺屋直送のお蕎麦を使ったお店のようです。
店前に出ている看板には、白挽きそばと黒挽きそばと書かれていました。どうやら2種類のお蕎麦を取り扱っている模様。
さっそく店内へ。たまき屋の客席はカウンター席のみ。この日は日曜の夕方で、日本酒を飲んでいるお客さんがいました。ほう、お酒もあるんですかい。
ということで、わたしもビールを。ドリンクメニューが手元になかったので、価格は不明。
おつまみもありました。同じ価格で1点盛りと3点盛りがあると聞いて、欲張りなわたしは3点盛りをオーダー。この日の3点盛りは、板わさ、ポテサラ、マグロ刺でした。
さらに、シーブン(おまけ)でナス煮物の小鉢をサービスしていただきました。この時期のナスはウマいですねぇ!
でも、忘れてはいけません。たまき屋に入った目的はお蕎麦なのです。わたしゃー、沖縄では珍しい日本蕎麦を食べに来たのです。蕎麦屋でつまんで粋な飲み方してるなぁ、と自画自賛しつつ、本筋に戻します。
お食事のメニューはこちら。白挽きそばは細麺でのどごし最高で、黒挽きそばは、蕎麦粉を丸ごと挽き香りとコシが強い田舎そばの模様。それぞれ、単品と、天ぷら付き、天丼付きがありました
わたしは、沖縄では珍しい黒挽きそばをオーダーしてみました。単品で530円です。沖縄には日本蕎麦屋自体が少なくて、それでも食べに行くと更科が多いような気がしたので、久しぶりに田舎そばを食べたくなっちゃって。
そば1本1本の太さもしっかりしています。無骨でありながらもどっしりとした、わたしがイメージしていた通りの田舎そばです。
めんつゆは濃い口の醤油ベース。こちらも庄司製麺さんからの直送のようです。東北に近い場所に生まれ育ったので、この手の濃ゆいめんつゆは食べていて懐かしい。それと、飲んだ後の塩気が欲しくなった時にもちょうどいいなぁと思いました。
黒挽きそばはコシがあって食べ応えがあります。蕎麦を語るスキルがないので、細かいレポートはできないんですが、このおいしい田舎そばは気に入りました。スルスル食べるなら白挽きがいいかもしれないけど、蕎麦欲を一発で満足させるなら黒挽きがオススメです。この立地、この価格でいただけるなら、早くもリピート確定だなぁ。
黒挽きそばを食べた後は、蕎麦湯でシメ!蕎麦湯って、上澄みのサラッとした部分より、底に溜まってそうな白くてトロッとしたところが好みなのですが、この日たまき屋でいただいた蕎麦湯は好みのトロッとした感じでした。
ということで、那覇・安里の「山形そば たまき屋」でおつまみ&ビールを楽しみつつ、シメに黒挽きそばをいただきました。江戸っ子のような、なんとも粋な飲み方ですね。いくつか日本酒もあったので、天ぷら盛り合わせを頼んでチビチビやるのも、ごくごくビールを飲むのも悪くなさそう。シメの蕎麦は理に適ってる気がした、たまき屋でした。
終わり。
たまき屋 (そば(蕎麦) / 安里駅、牧志駅、おもろまち駅) 昼総合点★★★☆☆ 3.5
住所:〒902-0067 沖縄県那覇市安里1-4-15
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