ビールの本場・ドイツ&チェコへ行くために、沖縄→上海PVG→上海SHA→北京→ドイツと乗り換えをせねばならなかった、わたしのひとり旅・人生オワタ\(^o^)/編。
沖縄から到着した上海浦東国際空港。こちらは完全に成田のような立ち位置で、海外からのお客さんを迎え入れる要素がいろいろと揃っていました。両替所とか、SIMカード屋さんとか、何やらかんやら。フリーWi-Fiも飛んでいるようです。そんな上海浦東国際空港から上海虹橋国際空港第2ターミナルへバスでトランジット移動し、独りぼっちで虹橋→北京→ドイツと移動します。虹橋国際空港は国際と、付いてはいるけれど羽田のような感じの空港みたい。わたしは中国国内線ターミナルを利用します。
この時点で気付けば良かったんです、国内線ってことはターゲットが中国人ってことに。わたしとご主人サマーは「お互い、出発前に空港のWi-Fiを捕まえて遅延などの連絡しよう」とか「中国ではFacebookやTwitterは使えないから、何かあったらGメール宛に連絡するね」とか、そんなことを言って別れました。
そして呑気にパン屋なんかを眺めちゃってるわたし。そんなんどーでもいいから、早く出発ロビーにある銀行で両替しておけよ!って、今なら思います。
おいしそうなパンだなー、機内食食べてから5時間経ってるしそろそろお腹減ってきたなー、なんて思いつつ...
HOOTERSのために走って消えたご主人サマーに、中国にもメロンパンがあったよー!なんて思いを馳せる、健気なわたしですわ...
ボーディング開始まで時間もあまりないので、そろそろ搭乗ゲートに向かわねばと保安検査場へ向かいました。この通路の奥に広々としたセキュリティチェックがあります。わたしの向かう北京は経済特区なので、北京行き専用検査場が設けられていました。これに気付かないと無駄に並ぶと思うので、セキュリティチェックに向かって左側にある北京専用検査場へ向かいましょう。
セキュリティチェックを抜けると、搭乗ゲートへ向かう下りエスカレーターがあります。下の階に降りると…
搭乗ゲートが目の前にありました。ここから北京へ向かいます。ですが、ちょいと気になったことが。この写真を撮影した時点で、ボーディングが始まってるはずだったんです。撮影時間は19:35。出発予定時刻は19:55。中国国際航空スタッフがいないのもおかしい。カウンターに近づくと「Delay」としか書かれていません。何分ディレイで、いつ出発になるのか… 不安ですが、スタッフがいないので確認できません。
若干遅れるならば、出発ロビーを散策しようとウロウロ。国内線ターミナルにしては、施設が大きい印象です。
サブウェイやスターバックス、ダンキンドーナツ、中華料理店もありました。
ヴィクトリアシークレットもキター!海外旅行の楽しみといえば、下着を購入すること。でも上下セットがなかったので購入せず。
麺や餃子店、フードコートっぽいお店もありました。
ふらふら探索すれど、ディレイの時間が不明なので、お店に入って食べるのを躊躇しちゃったんですよね。食べてる間に搭乗終了しちゃったら嫌だなーと思って。なのでぐるっと一回りして、搭乗ゲートへ戻りました。中国の航空会社って軽い機内食も出るから、あと1時間もすれば何か食べられるだろうなーという期待も寄せつつ。
そんな状況でもボーディングを待ちながらビールくらいは飲めるだろうと、こちらの和食屋さんに立ち寄ってみました。中国で生産されたアサヒスーパードライがあったので、購入しようとクレジットカードを出しました。するとスタッフが「使えない」というのです。
このお店で提示したクレジットカードはマスターカード。事前に調べた時、中国ではマスターカードは使用できるという情報を見て安心していたのに… なのでJCBカードも提示してみました。こちらも事前情報だと使用可能と見たのですが、現場ではNG。マジッすか…
隠して、どうやら上海虹橋国際空港出発ロビー階では、クレジットカードが利用できないことがわかりました。否、他のお店で確認してないけど、この環境下で1店舗でも使えない店があるなら、他も同様だろうと思ってしまったのです。1軒ずつカード利用できるか確認もできないし、クレジットカードは諦めました。
それならば!と手持ちの円を中国人民元にチェンジしようと、搭乗ゲートに出てきたスタッフに聞いて、両替所方面へ向かってみました。セキュリティチェックの脇を逆走し、チェックインカウンターのフロアへ戻るものの、両替所は見当たりません。警備中のポリスメンに片言で「Where is exchenge money?」と聞き、片言&指差された方向に進むも見つからず。浦東国際空港にはでかでかとあったのに... インフォメーションにも尋ね、やっと見つけた銀行はすでにクローズ。日本円はあるけど中国人民元がない。空腹には耐えるしかなさそうです。喉も渇いた… 水すら買えない…
お金もなく、クレジットカードも使えず、仕方ないのでディレイの間はパソコンでもして時間潰ししようと、充電可能なコンセントコーナーへ向かいました。中国の空港はコンセントが充実しています。柱についているものもあれば、ソファーや椅子の周辺にも用意されていて、コンセント争奪戦はそんなに激しくなさそうです。
iPhoneは沖縄からずっと機内モードなので電池切れの心配はありませんが、カメラはUSB充電ができないタイプなので、ここぞとばかりにしっかり充電。この後、MBAもカメラの予備電池もフル充電… しっかり充電できるほどディレイが長引きました。本当に疲れた…
そして、わたしの精神力を最大に消費させたのは、フリーWi-Fiがないということ。外国人利用が多い国際空港にはあるかもいしれないけれど、この上海虹橋国際空港の第2ターミナル(国内線)にはフリーWi-Fiがありませんでした。Wi-Fiがなくてもネットができる地元客利用がメインなのでしょうね。インフォメーションでも確認したけど「空港にはフリーWi-Fiはないから、15分先にあるホテルのラウンジのフリーWi-Fi使って」みたいなことを言われました。ホテルの場所もわからないのに、そんなん無理やー!
「フリーWi-Fiのパスコード発券機じゃん!やったー!」と近づいてみたこの設備。完全にぬか喜びでした。1つは電話で、もう1つはよくわからないけれど、中国人じゃないわたしには全く関係なさそうな機械だったことを記録しておきます...
クレジットカードは使えない。日本円を中国人民元にも変えられない。フリーWi-Fiもない。そして、飛行機はディレイ… 完全に人生積んだ!と思いました。お先真っ暗過ぎて、思考回路が停止。ブログを書いて気分転換すらできません。やっちまった感と日本に帰りたい気持ちが交錯し、早くも死んだ顔のわたしですが更なるピンチに見舞われます。詳しいお話は、また次回...
終わり。
住所:上海市虹橋路2550号
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