2019年6月中旬に那覇の牧志公設市場が閉鎖する記事をアップしたところ、思わぬところ(=沖縄県民)からの反応が多くて驚きました。沖縄県民は観光スポット行かないっか... 牧志公設市場を訪れたのは土曜日で、2階の食堂はどこも混雑していましたが、ひとり客でもふらりと入りやすそうだった「お食事処さくら亭」に入店することに。他のお店と異なりゴリゴリ営業かけてくるテイもなく、ごく一般的な食堂です。
カウンター席には常連さんのようなおじいが1名、テレビを見ていました。この後に地元の人が何組か入ってきたので、さくら亭は観光客向けというよりも地元客向けのような気がしました。
こちらがさくら亭のメニューです。ご飯もの・定食・一品料理・沖縄そばがそれぞれ揃っています。もっとも安いお食事メニューは三枚肉そばの400円。観光スポットなのに良心的でありがたい!
注文の品を決めたところで、ビアサーバーがあることに気が付きました。ヘリオス酒造のシールが貼られています。メニューを見直すと、瓶ビールが3種(アサヒ・キリン・オリオン)と、ヘリオスのゴーヤードライを提供している模様。
ということで、ゴーヤードライ(450円)を注文。ゴーヤーの苦味を舌先に感じたところで、お料理が到着です。
今回は海鮮丼(1000円)を注文してみました。海に囲まれた沖縄に住んでいながら、わたしが海鮮丼を食べるのは非常に珍しいことです。
海鮮丼をぐるっと確認してみます。こちらに盛り付けられているのはマグロ、ハマチ、イカ、茹でエビ、ブリ。
逆サイド確認です。サーモン、茹でほっき貝、たまご、とびっこ、茹でダコといったラインアップ。
お店のお姉さんが「わさびをとろろに混ぜ、醤油を入れて混ぜてからご飯にかけて」と声をかけてくれました。言われるがままにやってみます。これが...
こうなって...
こうです。はい、できあがり。酢飯のご飯は炊き加減かため、わさび入りのとろろでご飯が掻き込みやすくなりました。思った以上のボリューム感です。お刺身の鮮度もまずまずと行ったところ。おいしかった。
海鮮丼には汁物がついてくるのですが、汁物というよりは完全に沖縄そばです。これぞうちなースタイル、さすがであります。あっさり優しい出汁に柔らかな茹で麺でした。卓上のコーレーグースを入れて味を締めると、よりウマし。
ということで、那覇・牧志公設市場2階にある「お食事処 さくら亭」でランチしてきました。牧志公設市場が閉店するまで残すところ2ヶ月弱。あと何度食べに行けるかなぁ。沖縄へ旅行に来る観光客の中には現在の牧志公設市場が営業を一時終了することを知らない方も多いかもしれないので、GWの大型連休前にこの記事をアップしました。タイミングを逃さず、現在の様子をしっかり焼き付け、味わってきてください。現在の牧志公設市場の雰囲気は、今しか楽しめませんから。
終わり。
住所:〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2丁目10-1 第一牧志公設市場2階
(*・ω・)つ 沖縄食べ歩き情報もどうぞー♩