公共交通機関の終わりが早い函館。帰るべき実家が市内中心部から離れているわたしは、五稜郭飲みの帰りは徒歩移動か家族にお迎えに来てもらう、あるいはタクシーしかありません。とりあえず移動しようと五稜郭本町の飲み屋街をてくてくショートカットしていると、赤く灯された提灯が目に入りました。飲み屋ビルの1階に構える「ラーメンの高龍」です。
チョロいわたし、まんまと引っ掛かります。ラーメンの高龍に入るとカウンター席とテーブル席がありました。テーブル側はほぼ満席で、酔っ払い客が餃子をつまみながらビールを飲んでいる光景が広がります。いいじゃない、わたしもシメラーメンをいただきましょう。ラーメンの高龍には塩・正油・みそ・辛みそがあり、スープはあっさり系・とんこつ系が選べるようです。
散々飲んで食べてきたわたしはあっさり系の塩ラーメン(750円)の一択。器の盛り付けと丼の柄がキレイだな、と思いました。
まずはスープから。あっさりとしたスープは底まで透き通るほどの清湯で、飲み終わりに嬉しい塩気です。これなんです!わたしの好きなラーメンはこんなタイプなんですよ!レンゲがひたすらに丼と口とを往復しました。
麺は黄色味のあるたまご麺。函館の塩ラーメンはどこもだいたいウマいなぁ。
この日、3軒飲み歩いたわたしは立派な酔っぱらいでした。シラフの時は塩ラーメンに胡椒を振らない派ですが、酔っ払うとブラックペッパーパウダーを早々に振りかけて味変したくなります。これはこれでウマいけれど後戻りできなくなるから、酔いの回った舌の時にしかやりたくないんだなぁ。
チャーシューもあっさりとした肉質の部位。
味玉はとろんとした黄身が好みでした。スープと一緒にパクッと食べると最高です。
ということで、五稜郭本町の飲み屋街にある「ラーメンの高龍」でシメラーメンを食べてきました。翌日も朝から予定が立て込んでおりまして、この一杯がなければヒドい二日酔いだったろうなぁと思います。赤提灯に惹かれて入店した自分、グッジョブ。函館の塩ラーメンはあっさりとしてシメラーに食べても後悔がありません。やっぱ地元の味は最高です。
終わり。
お店の情報
店名 | ラーメンの高龍 |
住所 | 〒040-0015 北海道函館市梁川町19-10 |
営業時間 | 平日19時〜翌3時/金・土曜19時〜翌4時 |
定休日 | 日曜 |
駐車場 | なし。近隣にコインパーキングあり。 |