沖縄市・泡瀬漁港「パヤオ直売店」で鮮魚やてんぷらを購入してきた。

2018年11月7日

沖縄市「泡瀬漁港 パヤオ直売所」いかにも沖縄らしい色鮮やかな鮮魚。

先日、沖縄本島中部に住むkawaさんちで飲み会をすることになり、鮮魚を仕入れるために沖縄市・泡瀬漁港「パヤオ直売店」へ立ち寄りました。泡瀬漁港の存在もパヤオ直売店もあることは知っていたものの、訪れるのは初めてです。パヤオ直売店の周辺には、無料の駐車場がズラーッとあって、漁港側にも駐車スペースが十分にあるから車の置き場所は心配しなくても大丈夫。

沖縄市にある「泡瀬漁港 パヤオ直売店」の外観。

パヤオ直売店は沖縄県総合運動公園から車で10分もかからない場所にあります。沖縄本島中部で魚を買って那覇に帰るなんてことは普段ありませんから、またkawaさんちで飲む時の専用台所になりそうだなぁ~。

パヤオ直売店に入ると、さっそくお刺身が販売されていました。生魚を買って帰ってるのは、圧倒的に地元民が多いです。

沖縄市「泡瀬漁港 パヤオ直売店」の店内で切り身を売っていた冷蔵ケース。

こちらは刺身やマグロのサクが並べられた冷蔵ケース。最初から刺身の状態でパックに入っているから、買ってすぐ食卓に並べられます。ウニや赤えび、真だこ、カツオなどがありました。マグロは沖縄市パヤオ産のメバチマグロに、太平洋海域でとれたキハダマグロでした。

沖縄市「泡瀬漁港 パヤオ直売店」で販売中のマグロ。

貝類もいろいろあって、ホタテやミル貝、ホッキ、おつまみにバッチリの中華クラゲや豆いかわさびなんてのもありました。

沖縄市「泡瀬漁港 パヤオ直売店」で販売していた切り身。

刺身ではなく、釣れたそのままの形で販売している鮮魚もこんなに!沖縄らしいカラフルなお魚がたくさんあります。キロあたりの販売価格が決まっていて、サイズによって値段が異なります。ミーバイやグルクン、イラブチャー、タマンあたりは聞いたことあるけれど、レンコダイ、ヨナバルマジク、カタカシ、ミミジャーはわからんなぁ。

沖縄市「泡瀬漁港 パヤオ直売店」いかにも沖縄らしい色鮮やかな鮮魚。

でっかいシイラもありました。2mくらいあったんじゃなかろうか。

沖縄市「泡瀬漁港 パヤオ直売店」で販売していたシイラ。

色味は大人しめですが、こちらも沖縄県産のお魚です。クチナシ、アカジンミーバイ、チヌマン、ダルマー、シルイユー、クルキンマチ、クレーミーバイなどなど。頭が落とされてるけど、1mほどのサメらしき姿も見かけました。

沖縄市「泡瀬漁港 パヤオ直売店」色味が抑えめの鮮魚。

これらの鮮魚は、1匹そのまま持ち帰ることもできますし、パヤオ直売店の調理場で二枚・三枚おろしの処理や、ウロコ取り、エラ・ハラの除去、汁用・煮付け用輪切りまで処理してもらうことができます。刺身切りもできますが、手数料が必要で、多少時間がかかるとのこと。

沖縄市「泡瀬漁港 パヤオ直売店」では鮮魚を調理してくれる。

ちょうどアバサー(ハリセンボン)が皮を剥がされていました。アバサーの皮剥ぎの勉強になりますね。この後2~3匹立て続けに処理されてたので、「そんなに買って帰る人いるの!?」と驚き。アバサー汁、おいしいらしいです。わたしはまだ未食です。

沖縄市「泡瀬漁港 パヤオ直売店」で皮をはがれて調理されていたアバサー(ハリセンボン)。

パヤオ直売店は地域産物展示販売施設でもあり、近くの特産物も販売しています。新鮮な卵とか。

沖縄市「泡瀬漁港 パヤオ直売店」では鮮魚の他にも卵やテビチなども売っていた。

野菜類もあります。ミニサイズのファーマーズマーケット的な感じでしょうか。

沖縄市「泡瀬漁港 パヤオ直売店」では野菜も販売している。

併設の食堂もあります。食事をしているのは圧倒的にインバウンド観光客が多いです。彼らは何情報を見てここにやってきたのでしょう、パヤオ直売店で食事できるってよく知ってるなぁ。

沖縄市「泡瀬漁港 パヤオ直売店」に併設している食堂。

この食堂のメニューは、写真付きで視覚的にわかりやすいですね。丼物、刺身、てんぷら、汁物など海産物系の定食ばかり。テーブル席を先に確保してから注文するよう案内が書かれています。

沖縄市「泡瀬漁港 パヤオ直売店」のメニュー表と食堂カウンター。

注文は券売機で食券を購入する仕組みです。ここで驚いたのが、定食の価格。とにかく高い!一番安い食事は天ぷら定食900円、次いでマグロ山かけ丼950円。何に驚いたって、寿司とイセエビのウニ焼きが2つ乗った豪華な満足定食、これが9100円なんです!きゅうせんひゃくえんんん!いつか、ネタ的に食べてみるかもしれません。でも9100円もあったら、天ぷら定食10回食べられるもんなぁ。こんな高級定食食べるのはお金持ちのインバウンド客だけだろうなぁ(実際に、イセエビのウニ焼きを食べてる海外勢が何組もいました)。

沖縄市「泡瀬漁港 パヤオ直売店」のメニュー表と券売機。

もう少しお手頃料金の食事はないのかと見回すと、パック寿司が冷蔵ケースに並んでいました。こちらは手が出しやすい料金設定です。ホッ...

沖縄市「泡瀬漁港 パヤオ直売店」で手軽に食べられるお寿司。

パヤオ直売店の外側にはてんぷら屋もあります。

沖縄市「泡瀬漁港 パヤオ直売店」に併設しているてんぷら屋。

てんぷら屋の店頭にはもずく、アーサー、海鮮かきあげ、いも、そしてミックスのてんぷらが袋に入れて売られていました。揚げたてアチコーコーのてんぷらはお店の方に声をかけると作ってもらえるようです。

沖縄市「泡瀬漁港 パヤオ直売店」のてんぷら屋で販売しているてんぷらを1袋購入してみた。

飲み会に持って行こうと、ミックスを1袋購入。もずく・アーサ・海鮮かきあげが合わせて10個ほど入っていました。これで500円なら安いんじゃないかな。ひとりじゃ食べきれないけれど、3~4人いれば余裕で1袋食べられます。

沖縄市「泡瀬漁港 パヤオ直売店」のてんぷら屋で売っていたミックス(もずく、アーサ、海鮮かきあげ)は1袋500円。

さて、kawaさんちでの飲み会の様子です。この日は立派なレンコダイ(1匹4000円ほど)に、ポンズわさび和え(350円)、セーイカ刺身(500円)など、新鮮な海の幸がいろいろと。ポンズわさび和えは、お刺身切り落としをポン酢と茎わさび的なものとで和えたもの。完全に地元客向けの食べ物ですが、1パック350円なのにめちゃくちゃウマくって、ほんと幸せでした。パヤオ直売店ラブ。

沖縄市「泡瀬漁港 パヤオ直売店」で購入したレンコダイの刺身や、セーイカ刺身(500円)、 刺身の切り落としポンズわさび和え(350円)など。

レンコダイの半身は、アサリと共にアクアパッツァになりました。アクアパッツァって自宅で作れちゃうんですね!めちゃくちゃウマくて、最高の飲み会になりました。ご馳走さまでした!

沖縄市「泡瀬漁港 パヤオ直売店」で購入した真鯛とアサリでアクアパッツァを作ってもらった。

ということで、沖縄市・泡瀬漁港「パヤオ直売店」で新鮮な魚を買い込み、贅沢な飲み会を楽しみました。パヤオ直売店は以前から知っていたものの、初めて訪れて店内の様子も伺えたし、食堂やてんぷら屋があることもわかったし、いろいろ勉強になりました。地元民向けのお刺身は安いので、沖縄本島中部に住んでたら通いたくなる場所かも。観光客価格の定食に驚きましたが、いつかお手頃価格の食事にチャレンジしてみようと思います。
終わり。

住所:〒904-2172 沖縄県沖縄市泡瀬1丁目11-34

(*・ω・)つ 沖縄食べ歩き情報もどうぞー♩

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ユッキー@毎日ビール

沖縄移住10年のブロガーによる、定番グルメからローカル店まで沖縄情報。国内外の旅グルメ・ビアバーめぐりの情報も。クラフトビール歴は16年、ブログ歴12年、カーチャン歴7年。

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