会社の同僚から情報提供いただきまして、那覇・安謝の住宅街にあるパーラーかめちゃんに行ってきました。沖縄でいうところのパーラーは、パチンコ屋でも喫茶店でもなく、簡易的な食事を提供してくれる売店のこと。今回おお邪魔したパーラーかめちゃんはスーパーハウスを店舗にした、どことなく海の店みたいな懐かしい雰囲気のお店です。到着したのは夕暮れ時だったのですが、部活帰り所の中学生たちが集まっているようでした。
パーラーかめちゃんはテイクアウトもイートインもできるようです。スーパーハウスの脇にはパラソルを開いたテーブル席が。そして店舗の裏手にはテラス席というか、簡易的な小部屋(?)がありました。
わたしはビール(200円)と串カツ(120円)を注文し、パラソルのテーブル席へ。ビールというか新ジャンルですが、これはこれでおいしいのだ。カリッとした歯ごたえのいい串カツはちょっとしょっぱめですが、塩気がビールを捗らせます。320円でこの満足感、素晴らしい!
パーラーかめちゃんのおばちゃんに「あんた、初めて?」と言われて、パーラー自体初めてきたと告げたからでしょうか。落花生をサービスしてもらいました。この落花生を食べながら、わたしは考えました。「パーラーでせんべろ、イケるんじゃないの!?」と。
~数日後~
わたしは千円分の小銭を握りしめ、パーラーかめちゃんへ向かいました。目的は、そう。パーラーかめちゃんでせんべろするのだ!
まずは、メニューを吟味して、作戦を練ります。ぴったり千円になるよう、頭フル回転で脳内会議です。50円の三ツ矢サイダーより高い「水すごくひえてます(80円)」が気になりますね。
暗算は得意ではないけれど、必死に計算して先発隊を決定。420円を送り出します。
まずは、何は無くともビール(という名の新ジャンル)。こちらが200円(残金800円)。
続きましては、パーラーかめちゃん自慢の沖縄そば。沖縄そばは3つあって、わたしは食べ飲みしたいな~と思ったので、小サイズにしました。これが100円(残金700円)。
100円だけど沖縄そばはおいしいし、結構食べ応えがあります。こちらのパーラーかめちゃんは、食べ盛りだけどお金がないお子さん向けにやられているお店なので、100円沖縄そばなのに、ボリュームがあるんです。ありがたい。
この時点で結構お腹いっぱいですが、お犬サマーにも見守られているので、頑張ってせんべろ続けますよ~。
ミニメンチカツ(50円)とハムカツ(70円)がおいしそうに揚がりました。残金は580円。
このミニメンチカツ、小さいながらもいいおつまみです。サクッカリッとした食感と、いい意味でのチープ感。そして油物はやっぱりビール似合う!
このへんでビールをもう1本追加。残金、380円。おおっ、もう1本イケる!...と思っていたら、パーラーかめちゃんのおばちゃんから「はい、今日はこれで終わりね~」とビール打ち止め宣言されました。そんなに飲んでないし、軍資金はもう少しあるのになぁ。
ハムカツをアテに、2缶目のビールを飲み干しました。
ということで、那覇・安謝のパーラーかめちゃんでせんべろを狙うも、380円残しのせんべろ以下(?)で終了。そもそもパーラーというのは飲み屋ではないので、深酒させるのを防止するのにおばちゃんはビール2本までと宣言したのかもなぁ。
夕方、パーラーかめちゃんに行くと、学校帰りの中学生が集まって買い食いしているんですが、おばちゃんは彼ら・彼女らに「今日は塾ないの?」や、塾をサボろうとする子がいたら「早く行きなさい」と声がけしています。親に言われると反抗したい時期だろうけど、おばちゃんに言われると「これ食べたら行く~」と素直に聞く中学生たち。地域の防犯や非行の防止にもなってる気がするなぁ。せんべろ狙いのビール中年は、おばちゃんと中学生たちのやりとりを見守るのでした。
終わり。
【2016年9月26日追記】
暑かったので、パーラーかめちゃんにぜんざいを食べに行きました。このボリュームで250円。安い!沖縄でいうところのぜんざいとは、かき氷+冷やしぜんざいです。かき氷のバリエーションの1つと思ってください。
コクのある黒糖の甘みと、たっぷりの金時豆が嬉しい。外で食べたので氷はあっという間に溶けてしまったけれど、薄まったぜんざいをズズズッとすするのもまたウマし。こんなに安いのに、白玉が4〜5個入っていました。ボリュームもある夏のおいしいおやつだなぁ。
住所:〒900-0003 沖縄県那覇市安謝2丁目31
(*・ω・)つ 沖縄のせんべろまとめもどうぞー♩