わたしの周りのグルメ好きたちから評価の高い「地魚仕立て屋 おりた鮮魚店」へ行ってきました。もともとみたのクリエイトで働かれていた方が独立したお店で、それを聞いた時点で間違いないと即メモ。行ったら行ったで長蛇の列または売り切れ続出です。最高だー!鮮魚店界にイノベーションを吹き込むお魚屋さん・おりた鮮魚店のレポート、さっそくいってみよー!
もくじ[隠す]
「地魚仕立て屋 おりた鮮魚店」について
どこにあるの?駐車場は?
おりた鮮魚店は与儀トックリキワタ通りにあります。国道330号線の楚辺交差点を国場向けに曲がった通りで、近くにはBOULANGERIE BZ(ブーランジュリービズ)があるし、周辺にはフィッシュジャムやばーすぬ家などがあるエリアです。駐車場がないため車の置き場所に悩みますが、200mほど離れたところに沖縄銀行与儀支店があり、そこには銀行利用者優先のコインパーキングが併設されています。ここが一番近いと思うので、必要があれば停車して訪れましょう。
お店の様子
おりた鮮魚店は一般家庭向けにお魚を売ったり、飲食店向けの卸事業を行ったりしています。
店内で食べることはできず、持ち帰り専門店です。その日おいしくいただける旬のお魚が冷蔵ケースに並び、奥には大きな調理場があります。
海鮮巻きや海鮮丼も販売しています。この日わたしは12時半頃にお店に到着したのですが、残りはこれだけでした。お取り置きしてなかったので、焦った〜!
事前連絡でお取り置き・予約できる
開店前から行列ができるおりた鮮魚店。那覇、いや沖縄でこんなに人気のあるお魚屋さんって、他にあるんでしょうか。行列に並んだ挙句、お目当てが購入できなかったら悲しいので、わたしは事前に電話連絡をして、取り置きしてから向かうことが多いです。この事前連絡は電話またはLINEで受け付けており、当日予約はもちろん、日付指定の舟盛り・お寿司盛り合わせなどの予約も可能だそうです。
実食!グルメレポート
海鮮丼
おりた鮮魚店ではごはんものを販売しております。こちらは本日の海鮮丼(550円、2020年7月時点)です。この日は4種類のお魚が乗っていました。まずはブリとカツオ。カツオはタタキになっています。ちょうどカツオを食べたかったので嬉しかった!
反対側にはズワイガニのむき身にマグロの中落ち。豪華すぎやしませんか。これで550円はかなりお買い得だと思いました。海鮮丼が人気商品というのも納得です。
こちらは別の日の海鮮丼。季節や仕入れによって内容が変わります。この日はマグロのネギトロ、カニ、たまご、グリーンなとびっこっぽい何かでした。
沖縄県産天然生本マグロ太巻き
見るからにボリューミーな沖縄県産天然生本マグロてんこ盛り太巻き(880円、2020年7月時点)。どこから撮ればいいのか悩ましい...
おいしそうな色合いの沖縄県産生本マグロは、天然物だそうです。
手に取ってみました。端っこはこんなに盛り盛りになっていてます。最高かよー!ワサビたっぷりでいただきました。
本日の握り盛り合わせ
本日の握り盛り合わせ(850円、2020年7月時点)もいただきました。本マグロの赤身が2貫、そしてトロが3貫。食べやすいよう包丁が入っています。こういう細かいこだわりが素敵。
包丁の入ったボタンエビと玉も2貫ずつ。
トロはこのサシの入り様。最高だと思いませんか。町のお魚屋さんで売っている、言わばパック寿司なわけです。それでこのクオリティ。
臭みのないボタンエビもおいしかったなぁ。おりた鮮魚店を革命児だと思う所以は、安さと品質の高さにあります。
マグロとろタク細巻き
マグロのトロとたくあんの組み合わせ、おいしいですよね。おりた鮮魚店ならやってくれると思っていました。マグロとろタク細巻き(580円、2020年7月時点)です。このパック、わたしにはお花畑に見えました。たくあんの食感と独特な甘じょっぱさはもうちょっと強い方が好みだけど、それも含めておいしかったです。
海鮮ちらし飯
この日の海鮮ちらし飯(880円、2020年9月時点)はいくら、あなご、エビ、ネギトロ、たまごでした。エビはほどよい火の通りで、いくらもおいしい。酢飯もおいしかったー!
日替り鮮魚 おりたの海鮮太巻き
日替り鮮魚 おりたの海鮮太巻き(580円、2023年1月時点)をいただきました。この日はマグロとサーモンと卵の組み合わせ。米を食べてるというよりも、魚を食べてる感覚で、そのくらいネタの存在感が強かったです。サーモンの脂乗りがよく、これは子どもウケも良さそう。
エンガワ炙り薬味飯
エンガワ炙り薬味飯(780円、2023年1月時点)は、香ばしい炙りのエンガワを食べやすくカットし、たっぷりとまぶしています。
冷たい酢飯の上には錦糸卵と海苔が散らされています。しっかり冷やしているので、エンガワの脂が硬い感じがしました。なので、ごはんをちょっと温めてみるとか、しばらく常温に置いておくとかしてから食べればよかったかも。それだけでだいぶ印象が変わりそう。
おりたスペシャル(本日のお刺身盛り合わせ)
おりた鮮魚店に行ったら必ず購入したいのが、おりたスペシャル(1000円、2020年7月時点)です。こちらは仕入れや季節によって変わる日替わりのお刺身の盛り合わせで、魚介の種類は6〜7種類入っています。
この日は沖縄県産の生本マグロ、サワラ、ハマチ、生サーモン、明石の姫ダコ、灯台つぶ貝が盛られていました。厚みといい、大きさといい、海産物大好きなわたしは大喜び!鮮度はもちろん、脂乗りや魚そのものの味がおいしいくて、ただただ最高!いろんな種類の魚が入っているので、子どもに「これはマグロ、こっちはサーモン、タコの頭もおいしいよ〜」と教えながら食べました。
本マグロ切り落とし
本マグロ切り落とし(480円、2020年9月時点)もスゴかった!大振りのブッツブツカットで食べ応えアリ。わさびをたっぷり溶いた醤油にくぐらせ、白米の上にバウンドさせて食べるとおいしい...!
真ダコ刺身
分厚いカットの真ダコ刺身(480円、2020年9月時点)。サッと湯通ししており、食感だけでビールが飲めそう。この日のキャスト、最高でいした!
沖縄近海 生マグロのハラゴー刺身
サクッとした食感が楽しめるのは、沖縄近海 生マグロのハラゴー刺身(480円、2023年1月)です。脂乗りがよく、満足感が高いお刺身でした。我が家のお子サマーもパクパク食べてくれました。
北海道産 水タコの刺身
北海道産の水タコの刺身(580円、2023年1月)を見つけたら、そりゃあ即買いです。足のとろん・むにむにの食感に、サクッとした吸盤もよいですよね。北海道ではド定番の水タコを、ここ沖縄で生で食べられる幸せ!
厚切りエンガワの炙りポン酢
こちらは脂ノリノリの厚切りエンガワの炙りポン酢(580円、2020年7月時点)です。回転寿司のそれと比べたら比較にならないほどの厚み!軽く炙ったところをポン酢でサッパリといただきます。ウマウマー!
鮮魚のなめろう
鮮魚のなめろう(480円、2020年9月時点)、これはぜったい食べたかったヤツ!この日は天然ブリとハマチの組み合わせでした。ごはんに乗せてもおいしいし、お酒のアテにもよさそう。味つけが濃すぎないのもポイント。
イカ塩辛&ニシンの切り込み
冷蔵ケースの下段で目に止まったのが、函館名物の濃厚イカ塩辛(350円、2020年7月時点)です。塩辛大好き!しかも函館って言われたら買わざるを得ない!考えるより先にオーダーしていました。酒の肴としてもごはんのお供にも最適な一品ですよね。
さらに、酒泥棒のニシンの切り込み(380円、2020年7月時点)もあるなんて!切り込みなんて何年ぶりに食べるだろう。これは北海道の伝統的な珍味で、ニシンと米麹から作られた発酵食品です。酒の肴にもなるし、ごはんにも合う〜!
普段はビールを飲みながらごはんは食べませんが、この日ばかりは特別です。贅沢にあいがけでいただきました。北海道の味覚、最高!
あん肝ポン酢
冬の味覚・あん肝ポン酢(680円、2023年1月)を見かけてしまったら、そりゃあ手が出てしまいます。独特の香りが鼻から抜け、たまらず日本酒を準備しました。ポン酢をつけるだけでここまで味わいが際立つなんて、日本に生まれてよかったなぁと思わせるおいしさです。
まとめ
ということで、那覇市与儀にある「地魚仕立て屋 おりた鮮魚店」に行ってきました。どれを食べてもおいしいお魚屋さんは、開店前から長蛇の列ができる圧倒的な人気店で、まわりのグルメ好きからの評価も高いです。売り切れがちなごはんものを確実にゲットするなら、事前の取り置きや予約をしておきましょう。
SNS使いやキャッシュレス対応など、今の時代に沿った展開も上手なお店です。先進的な部分はもちろん、お刺身や海鮮ごはんがおいしいところも含めて、わたし的には鮮魚店業界にイノベーションを巻き起こすお店と思っています。リピートしまくりたいお店です。
終わり。
お店の情報
店名 | おりた鮮魚店 |
住所 | 〒902-0076 沖縄県那覇市与儀366-3 城徳アパートB 105号室 |
営業時間 | 11時〜18時半頃(売切御免) |
定休日 | 水・日曜、祝日(SNSを要確認) |
駐車場 | なし |