福岡ハシゴ飯2軒目、うしぎゅうさんに連れてきてもらったのは、福岡・白金にある「煮こみ」というお店。薬院駅が最寄になりますが、福岡市内に姉妹店が何店舗かあるようですね。うしぎゅうさんも別の店舗へ行ったことがあるみたいですが、白金店には初めてやってきたとのこと。
が...
この入り口。昭和というか、なんというか... 言葉を選ばずに書くと、掘っ建て小屋のような作りです。一瞬、入店を躊躇しました。「大丈夫かな」と言いつつ、意を決して店内へ。
案ずるより入るが易し。店内に入ると、想像していた掘っ建て小屋感は全くなく、大丈夫でした。テーブル席とカウンター席があったので、我々はカウンターに入りました。
さて、まずはドリンクで乾杯。わたしは自家製サイダー(250円)を、うしぎゅうさんは日本酒1合をオーダーです。突き出しは大根の漬物。さっぱりとした酸味で箸が止まりません。突き出し料金は1人50円で、おかわり自由みたい。良心的!
煮こみのメニューはこちら。お肉中心のメニューが多く、数はそんなに多くありません。
でも、ドリンクメニューは豊富にありました。日本酒、各種焼酎、カクテルなど。お酒飲みが好むお店ですね!
うしぎゅうさんの日本酒は、とっくりに1合たっぷり注がれています。飲兵衛的に嬉しい!
うしぎゅうさんが「福岡に来たならモツを食べなきゃ!」とイチオシしてくれたお料理がこちらの特上ホルモン焼(850円)。真っ白なホルモンが、ジュワジュワと鉄板で焼かれています。どうやら調理時に味付けしていないのか、このまま食べると味がしない気がしました。
真っ白で脂プリップリのホルモンは、お好みで塩かポン酢をつけていただきます。まずは塩から。見た目通り、口に入れるとジュワッと脂があふれ出ます。口の中が脂でこってりするので、突き出しの漬物でお口直し。
お次はポン酢でいただきます。個人的にはポン酢の方が好みでした。塩は味が単調な気がして、ポン酢の方が味が締まってさっぱり食べられます。ホルモンの数はそんなに多くなかったのですが、牛の脂をこれでもか!というほど味わえるので、2〜3人で1人前をつまむのがちょうどいいと思いました。
ピンボケしてしまったのですが、卓上には調味料がいくつかあるので、味変するのにも使えそうですね。柚子胡椒とホルモン焼、相性が良さそうです。
店員さんが「うちの店は初めて?だったら、看板メニューのもつ煮こみを食べなきゃ」というので、もつ煮こみ(700円)も頼んでみました。白味噌仕立てで程よく甘みも感じられるもつ煮こみ。具材はもつと豆腐だけですが、看板メニューなだけあって確かにおいしかった!
もつ煮こみはこのままでもおいしいし、一味を振りかけてももちろんおいしいです。味噌と一味の組み合わせは抜群だ〜!
帰り際、トイレに寄ると、面白いルールが書かれていました。こういうシャレがきいたお店、好きです!
ということで、福岡・白金にある「煮こみ」でもつを食べてきました。振り返ってみると、煮こみの特上ホルモン焼は直球勝負しているなぁ。いいホルモンを使っていないと、味付けせずにそのまま焼いて出すだけなんて出来ないですよね。こってりとした脂はビールとの相性が良さそうです。名物のもつ煮こみもおいしかった!ご馳走さまでした。
終わり。
煮こみ 白金店 (ホルモン / 西鉄平尾駅、薬院駅、渡辺通駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
住所:〒810-0012 福岡県福岡市中央区白金2丁目1-24
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