首里にある人気店「ななほし食堂」へ行ってきました。以前は週末も営業していましたが、コロナ禍を境に、平日のみの営業へと変更になっています。ですが、お店の人気っぷりは衰えることを知らないようで、平日ランチで何回転しているんだろう?と思うくらいお客さんが入っていました。ボリューム満点のおいしいごはん、みんな大好きですもんね!ということで、さっそくレポート行ってみよ〜!
平日だけ営業の人気店「ななほし食堂」
どこにあるの?駐車場は?
ななほし食堂は、那覇市の首里鳥堀町にあります。ゆいレール首里駅から鳥堀交差点を渡ってすぐという分かりやすい立地です。このあたりには飲食店も並び、有名な首里そばやおいしいカフェのコントもあり、もちろん首里城も徒歩圏です。
ななほし食堂の店前には2台ほど駐車場がありますが、台数が限られているので停められないことが多そうです。また、第二駐車場は離れた場所にあり、曜日によって2台または1台が駐車可能なようです。
店前の駐車場・第二駐車場を合わせても最大4台分となっています。どうしても無料にこだわりたい場合は駐車場が空くのを待つのが良いと思いますが、時間も限られていますし、琉球銀行近くのコインパーキングに入れたほうがわたし的には良いと思います。
お店の様子
ななほし食堂は、真っ白な外壁にあかがーらな佇まいが可愛らしい感じ。この日わたしは平日の13時近くに到着したのですが、満席で空席待ちが必要そうでした。お店の中にあるウェイティングボードに名前を書き、お店の外に出て呼ばれるのを待ちます。
しばらくすると名前が呼ばれ、おひとり様のわたしはカウンター席に入りました。店内には1階席と2階席があり、天井が高く開放感のあるカフェ的な作りです。パッとみた感じ、沖縄の大衆食堂には思えません。
1階はカウンター席とテーブル席、2階にはお座敷があります。ファミリーなら2階席がよいかもしれません。店内禁煙なのも嬉しいですね。
メニュー
ななほし食堂のメニューです(2023年1月時点)。自家製ゆしどうふに沖縄そば、汁物、ちゃんぷるー系、丼もの、その他にも定食各種とメニュー数が多いです。持ち帰り可能ですが、注文が立て込んでいる時間帯は対応ができません。テイクアウトの相談は、お店で確認してみてください。
実食!グルメレポート
ゴーヤーちゃんぷるー
初回訪問時に注文したのは、ゴーヤーちゃんぷるー(630円、2019年5月時点)。この日はコロッケをトッピング(+100円)しています。沖縄の大衆食堂でやちむんが使われているの、珍しいですよね。沖縄感が増すし、パッと華やかに感じます。
ゴーヤーちゃんぷるーはご覧の通りのモリモリ具合。具材はゴーヤー、にんじん、島豆腐、卵、たまねぎ、ポークです。このチャンプルーだけで2人前はありそうなボリュームです。さすがななほし食堂、期待を裏切りません。味付けは濃すぎず、ちょうどいい感じ。野菜のシャキシャキ感が程よく残り、食感もバッチリ。
分厚く大きな島豆腐!このカットが嬉しい!
お料理が熱々のうちにコーレーグースをかけて味変します。これでグッと味が引き締まるのです。ただ、原材料が泡盛と島とうがらしなので、かけすぎ注意です。
ななほし食堂のごはんはデフォルトで大盛り。炊き加減も味も好みで、おいしかったなぁ。
定食には味噌汁とお漬物もついてきます。
こちらは+100円でトッピングしたコロッケ。食堂のコロッケなので手作りかな〜と期待したのですが、おそらく市販の冷凍コロッケでしょう。厚みがあり、満足感は十分あります。醤油とソースをかけていただきました。
三枚肉そば
今回はお子サマー連れで訪れたのですが、ななほし食堂にはこども向けメニューがありません。こういう時に助かるのは、沖縄そば。三枚肉そばの小(430円、2019年5月時点)を注文しました。味見したところ、平打ちのゆる縮れ麺にあっさり系の鰹出汁スープでした。飽きのこないタイプ。お子サマーもつるつるといっぱい食べていました。
ちゃんぽん
2度目のななほし食堂では、ちゃんぽん(680円、2023年1月時点)を注文しました。ごはん少なめで、とお願いしたのですが、それでもボリュームは満点です。
ななほし食堂のちゃんぽんはとにかく野菜がたっぷり!具材はキャベツ、ニンジン、タマネギ、長ネギ、ホウレンソウ、コンビーフハッシュにポーク。長ネギが入っているちゃんぽんは初めてかもしれません。これらをザッと炒め、卵でとじています。
コンビーフハッシュとポークの旨味や塩気はもちろん、それ以外の調味料も結構濃いめに使われているようです。お腹を空かせてパクパク食べました。しっかし、ごはん少なめでこの量ってどんだけ!
ちゃんぽんは味が単調なので、七味唐辛子の登場です。途中の味変で食べ進める作戦ですが、この日いただいたちゃんぽんは味が濃くて七味をかなり振りかけないと風味の変化を感じられませんでした。
後半、味の濃さと塩気で一気に失速。漬物と味噌汁でリセットしつつ、なんとか食べ切りました。お味噌汁はワカメがこれでもか!というほど入っていて、これがまたお腹に溜まるのです。ボリューム満点だった〜!
煮つけ(テイクアウト)
夕飯のおかずにしようと、煮つけ(930円、2023年1月時点)をテイクアウトしました。持ち帰り用のパックは有料です。持ち帰りをお願いしたら「この時間なら大丈夫よー」とのこと。時刻は13時頃だったのですが、そのくらいの時間帯なら大丈夫かもしれません。
それにしても、この煮つけの量!想像以上にたっぷりのボリュームで驚きます。ソーキ、三枚肉、カマボコ、島豆腐、揚げ出し豆腐、ニンジン、ダイコン、結び昆布、キャベツ・青菜・ネギのミックスが入っていました。
自宅のお皿に移し、レンチンしてからいただきました。島豆腐はほどよくなめらか。絹ごしとは異なり重量感がありますが、ななほし食堂は豆腐に力を入れてるだけあっておいしいです。ソーキは骨がほろっと外れ、しっかり味が入っています。ななほし食堂はソーキがおいしいのかも。次回はソーキ系のメニューを食べてみようかな。野菜のミックスもウマい。煮汁を纏い、キャベツの食感と青菜・ネギの風味がいい仕事をしています。大根もにんじんもしみしみ。これは大当たりだ〜!
まとめ
ということで、那覇市首里鳥堀町にある「ななほし食堂」へ行ってきました。首里界隈で人気のあやぐ食堂の姉妹店で、味・ボリューム共に間違いない人気の食堂です。それでいて、沖縄の大衆食堂らしからぬ吹き抜けのオシャレな雰囲気というのが、若い方や観光客のウケもよさそうですね。最近の味付けはやや濃いめかもしれません。ボリュームも多いので、ごはん少なめやごはん半分という明確なオーダーをすると良いかもしれません。テイクアウトは時間帯によって対応が変わりそうなので、忙しくない時間帯を狙うとよいでしょう。
終わり。
お店の情報
店名 | ななほし食堂 |
住所 | 〒903-0805 沖縄県那覇市首里鳥堀町1丁目45-2 |
営業時間 | 月・水・金曜:10時〜14時/火・木曜:13時半〜17時 |
定休日 | 土・日曜 |
駐車場 | 店前に2台、第二駐車場2台。 |