沖縄にはお弁当文化があり、安くてボリューム満点のお弁当がどこでも売られています。今回訪れたのは、那覇・壺屋にある弁当専門店「むんじゅる弁当」です。むんじゅるとは、うちなーぐちで麦わらという意味。お弁当屋さんのわずか500m先には民謡居酒屋の「むんじゅるぅ」があったりして、このあたりは妙にむんじゅるむんじゅるしています。
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みんな大好き「むんじゅる弁当」のレビュー!
お店の場所について。
むんじゅる弁当は、少しわかりにくい場所にあります。330号線(ひめゆり通り)沿いに青い外観のHeavy Himeyuriという美容室があるので、それを目印に細い路地へ入り、少し進むとお店に到着です。安里橋大通り側からだと、ローソン那覇三原1丁目店前の交差点を330号線側に曲がると良いでしょう。この辺りは道幅が狭く、車がすれ違うだけでイッパイイッパイ。運転には十分気をつけましょう。
営業時間が長い!脅威の1日17時間営業!
驚いたのが、その営業時間です。普通のお弁当屋さんであれば、朝もしくは昼から夜ごはんのピークまで通し営業するのが一般的。でもむんじゅる弁当は違います。毎日10時〜14時まで4時間ほど昼の部を営業し、中休みを挟んで18時〜翌7時までぶっ通しで13時間営業だそうです。お弁当屋さんですよ、昼より夜間〜翌朝にかけての営業の方が長いだなんて!尚、土曜の夜営業と日曜日はお休みとのこと。
おそらく、栄町帰りのお客さんや飲食店従業員向けの営業なのでしょう。栄町まで歩いて5〜6分の距離なので、与儀や寄宮、開南方面へ帰宅する時につい立ち寄りやすいんだろうなぁ。飲み終わりのシメは、ラーメンやステーキばかりではなく、むんじゅる弁当という手もあるんですね。
チキナー炒めと揚げ鯖弁当(400円)
わたしが初めて食べたのは、チキナー炒めと揚げ鯖などが入ったお弁当でした。手に取ると、お弁当が温かいんです!そりゃそうです、お店の奥で作られたばかりのパックが店頭に並び、それをサッと手にしたのですから。作りたてを買えるのが魅力のひとつ。
おかずはヘルシーな味付けのチキナー炒めと、脂の乗った揚げ鯖、柔らかくコッテリ味のチキン照り焼き、そして味濃いめのひじきの煮物です。味付けに緩急があるお弁当だなぁ。パックの半分を占めるお米がおいしい!炊き加減も好みです。
チキン照り焼きと白身魚フライ弁当(400円)
こちらはチキン照り焼きと白身魚フライのお弁当です。この内容で400円。それにマカロニサラダ、ポーク、もやし炒め、ナポリタンが入っています。どうやらむんじゅる弁当のおかずは、メインが2品にサブがいくつかあるようです。
カットせず迫力のあるチキン照り焼きは甘辛い味付け。食べてみると鶏肉由来の臭みがやや感じられますが、照り焼きの味付けは好みですし、お肉も柔らかで食べやすいです。もやしチャンプルーも出汁感があっておいしいし、ナポリタンも甘くて、ケチャップの加減もいい感じです。
鶏唐揚げと白身魚フライ弁当(400円)
唐揚げ好きなわたしに、ご主人サマーが「むんじゅるの唐揚げ弁当、最近食べた中で一番おいしかった(意訳)」と言うので、早速食べてようと購入してきました。うちなー弁当、久しぶりに見ると茶色くてホッとするなぁ。カロリーの塊だわ!(褒め言葉)
まずは鶏唐揚げからいただきました。唐揚げは2つ。パクッと口に入れると、チキン照り焼きと同じような鶏肉臭さが... お肉を揚げた香ばしさや味の濃さもよかったけれど、もしかするとむんじゅるの鶏肉とわたしの相性が悪いのかも。体調にもよるし、なんとも言えません。他のもやしチャンプルーはシャキ感のある炒め具合や、出汁のきいた味付けが好みです。ナポリタンも相変わらずウマい。
まとめ
ということで、那覇・壺屋にある「むんじゅる弁当」について書きました。インスタを使ってむんじゅる弁当の写真を探して見ると、みんなチキン照り焼きばっかりアップしていて、支持率の高さを伺えます。その流れで、きいやま商店がレコーディングの合間にむんじゅる弁当を食べてたのを発見しました。マジかー!
ほらね、きいやま商店もチキン照り焼き。やっぱりみんな大好きなんです。聞くところによると、カレーや日替わりもあったりするらしい。豚の生姜焼きもおいしいって。ならば、今度はそっちを攻めてみようと思います。そのうち夜営業も行ってみようっと!
終わり。
お店の情報
店名 | むんじゅる弁当 |
住所 | 〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋3丁目13-17 |
営業時間 | 10時〜14時/18時〜翌7時 |
定休日 | 土曜の夜、日曜 |
駐車場 | なし |