那覇市松尾の昼飲みスポットにある「飯ト寿小やじ」を訪れました。近くのパーラー小やじは何度も訪れていますが、飯ト寿小やじはお初です。2019年の年末にオープンしたこちらのお店を気にしながらも、新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに飲み歩くことも自然と少なくなりました。この辺で昼飲みなんていつぶりかなぁと月日を数えつつ、お店のオープン時間に突入です。
店内はコの字のカウンター席とテーブル席がありました。わたしはカウンター席に入ります。
飯ト寿小やじのドリンクメニューです。着席してゆっくり確認もせずに「ビールを」と注文してしまったのですが、よくみるとサバティというビールが3種類もあるじゃないですか(この記事を書いているいま気付いた)。しくじった、これはなるべく早めに再訪問せねば...
こちらはおつまみメニューです。オススメは牛もつ煮込み、その他にも色々とおいしそうなアテが並びます。昼飲み族なみなさんには既に飯ト寿小やじがウマい店だと広まっているはずです。まだ知らない方向けにシンプルに説明しますと、東北のおつまみがウマくて酒がやたらと進んでしまう店というのがショートアンサーになります。
こちらはこの日のオススメメニューです。季節に合わせた旬のおつまみをいただけるのはありがたいですねぇ。
さっそくビール(300円)でスタート。小さめジョッキなのでサクッと飲み干します。お隣に並ぶのは、梅干しサワー(400円)。シブいね。
まずはタラコの昆布〆(400円)をいただきました。淡雪のような優しい大根おろしの上に昆布〆のタラコ。柚子の皮が散らされ、旨味と香りと塩気の贅でビールが空っぽになりました。
すぐさまサッポロラガー(瓶、600円)を追加。酒飲みの好みを理解している酒場は、たいていサッポロラガーを用意してくれています。
お次にやってきたのは、比内地鶏と仙台セリの鍋(1280円)。
ぐつぐつしてきたら仙台セリを豆乳します。1人前でもたっぷりの具材。寒い時期にあったまれて最高。旨味たっぷりの出汁と柔らかな比内地鶏、そして独特な仙台セリがおいしくて瓶ビールがカパカパ空きます。
煮卵入りの牛もつ煮込み(550円)もやってきました。
こっくりと煮込まれた柔らかな牛もつ。満悦至極。酒が欲しい。
いいタイミングで店員さんが通りかかったので、つい「熱燗を」と口走ります。いいのです、この日は週末ですから。チロリに入れたあたごのまつ(480円)を熱燗で出してもらいます。
他にも食べたいメニューはあったけれど、どうしてもイチヂクバター(450円)が目に止まってしまう。カリカリに焼かれたセミハード系のパンに厚みのあるイチヂクバター。サクッ、とろーん、熱燗を煽る。ああー、昼飲み万歳。
金華鯖一夜干し(1/4サイズ450円)も焼き上がりました。最高です。
最後のシメに、ラム肉メンチカツ(250円)。揚げ物を1個単位で注文できるのが嬉しいですね。じゅわじゅわ脂なメンチは、酔った味覚にもおいしさが伝わりました。
ということで、那覇市松尾の「飯ト寿小やじ」で昼飲みしてきました。お店を出る時に店員さんが「寒いのでどうぞ!」と出してくれた使い捨てカイロがやたらと温かく感じました。ひっさしぶりの昼飲みでとても楽しかった上に心温まるエピソードまで添えてくださるなんて... 惚れてまうやろー!おいしい上に惚れさす気配りまでありがとうございました。よし、飯ト寿小やじにまた行こう。
終わり。
お店の情報
店名 | 飯ト寿小やじ |
住所 | 〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2丁目11-5 上江洲ビル1F |
営業時間 | 月〜土曜:13時〜23時/日曜:13時〜22時 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | なし。近隣にコインパーキングあり。 |