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高雄で人気の観光スポット「六合夜市」に行ってきた。
4泊5日の台湾南部旅行へ行ってきました。台湾の夜といえば夜市は外せません。今回は宿泊先である高雄の観光スポット「六合夜市」を訪れたレビューです。地元の人だけでなく日本からの観光客もチラホラと見かけました。それから、以前テレビでやってた屋台も偶然見かけたりして、なんとも妙に記憶に残った夜市でした。ということで、さっそくレポートいってみよ〜!
どこにあるの?
今回訪れた六合夜市は、高雄の中心地にあります。世界で2番目に美しい駅で有名な高雄MRTの美麗島駅が最寄り。高尾駅からも1kmほどの距離なので、徒歩移動も可能です。我々が滞在していた四つ星のリーズホテルからだと2kmほど、UberでTWD120もかからなかったと記憶しています。高雄の街を歩いて思ったのはマップで見る以上に距離が離れている点です。徒歩移動よりタクシーやUberでサクッと移動することをオススメします。
営業している曜日や時間
六合夜市の営業時間は、18時から翌2時とも翌5時とも言われています。ピークタイムは20〜22時。人が集まる時間帯は歩行者天国となっていて、車両の通行はできません。ちなみに早朝に歩いた時はただのビル街で、車通りもうっすら程度。明るい時間帯に歩くと本当に閑散としていて、ここが六合夜市だとは思えないほど... このギャップが面白かったです。
尚、六合夜市には日薬本舗という薬局があります。ここは日本で売られている薬類を販売しているドラッグストア。体調を崩してしまい飲み慣れた薬が欲しいだとか、日本のシャンプー・リンス、化粧水などを使いたい場合にはここで調達しましょう。
六合夜市を散策した様子
それでは、六合夜市を歩いてみましょう。我々が到着したのは現地時間19時過ぎ。日本では大晦日ですが、現地では年越しなど殆ど影響がなく、ごく普通の平日とのことでした。六合夜市は別名「六合観光夜市」と呼ばれているほど観光ナイズされています。高雄市内はそんなに人が多くないと思っていましたが、さすが観光スポットはこの有様。すれ違いざまに日本語を耳にしがちで、ここだけは台北並みに日本人が多いような印象でした。
ふらふら歩き回り、屋台を写真に納めてゆきます。こちらはちまき屋さん。高雄のちまき、おいしいです。
高雄は海鮮が有名なので、小吃の屋台も海鮮が多めに思いました。こちらは牛肉麺と海鮮の屋台。
蚵仔煎や牛肉麺、虱目魚(サバヒー)を提供しているお店です。サバヒーは日本では食べられないお魚らしく、気になりつつも勇気が出ない。
骰子牛の屋台です。たぶん、サイコロステーキ的なお店かな。
お土産品を並べるだけの屋台もあります。この雰囲気、沖縄は牧志公設市場付近の屋台に似たものを感じます。
焼番賣の屋台です。焼番賣ってシュウマイかな?と思ったら、焼きトウモロコシのお店でした。
こちらは東山鴨頭という、鴨の滷味(ルーウェイ)屋さんでしょうか。台北の屋台では滷味の屋台をよく見かけたけど、高雄では少なめに思いました。
水槽に飼われたエビを見入るお子サマー。最近エビの存在が気になっているようです。
道を進むと、ギター一本で歌う男性がいました。日本の歌謡曲を歌っていたのは、ここが観光スポットだからなのか。それとも台湾が親日国だからなのか。
ふと見上げると、2階にはおもちゃ屋さんらしきものも。プラモデル屋さんかな。
咖哩魚蛋というメニューが気になりました。咖哩ってカレーですよね。魚蛋は魚の卵のことのようです。つまり、ここは何の屋台?
さらに進むと、これは!以前、探偵ナイトスクープで見た台湾の瓶立てゲームではないか!やたら親近感で、無駄に興奮。
こちらは看板にサインがいっぱいの木瓜牛乳の屋台。パパイヤミルクだそうです。もう、見るからに甘そうでパスしちゃったけど、結構有名なお店らしい。
急にお子サマーが立ち止まりました。何事かと思うと、ちびっこ向けのゲーム屋台。田舎のお祭りコーナーにありそうな、懐かしい雰囲気です。これはこどもがひっかかるわ。
六合夜市は観光客向けの食べ物・お土産品・ドリンクが中心の夜市で、衣類や靴などの生活用品は殆ど見かけなかったように思います。観光夜市だからかな。
通りがかりの屋台で蚵仔煎(牡蠣オムレツ、TWD50)を買ってみる。
今回の高雄滞在では、ずっと気になっていた蚵仔煎を食べてみようと決めていました。蚵仔煎というのは牡蠣オムレツのことで、台湾の夜市ではよく見かけるごく一般的なローカルフードです。六合夜市には蚵仔煎を販売しているお店がいくつもあって、熟練の技が光ってそうなこちらのおじさんが作る牡蠣オムレツを1つ購入しました。料金はTWD50(日本円で180円くらい)です。安い!
鉄板の上にデンプン質っぽいものを広げて焼き、その上に卵を割って広げていきます。ここにお客さんからのオーダーで牡蠣やら海老やらを乗せていき...
青菜を乗せてひっくり返して出来上がり。適当に切り分けてテイクアウトの箱に詰めたら完成です。
蚵仔煎(牡蠣オムレツ、TWD50)をいただきます!
小ぶりとはいえ、いくつも牡蠣がでてきました。これで180円とは恐れ入ります。牡蠣と青菜を包んだ卵生地には殆ど味がついておらず、醤油とオイスターソースを混ぜたようなとろみのあるタレでいただきました。
人気店っぽい黄家小館で炒飯(TWD60)と牛肉麺(TWD100)
続きまして、人だかりができている黄家小館という屋台へ。どうやら人気店っぽい。売り場の後ろはテーブル席があり、食事中の人がズラリ。六合夜市の通り沿いにもテーブル席が出ていました。
黄家小館のメニュー表です。ご主人サマーが急に「チャーハン食べたい」と言い、一人でお会計に消えてしまいました。わたしはお子サマーが食べられそうな麺類を探し、後からお会計へ。
ご主人サマーが注文した蛋炒飯(TWD60、日本円で220円くらい)です。なるほど、台湾で「蛋」と書いているのは卵の意味らしい。テイクアウト用の紙パックにギューギュー詰められています。卵・ネギのシンプルなチャーハンでした。このボリュームで220円くらいですからね、めっちゃ安い。
お子サマー用に注文したのは、牛肉湯麺(TWD100、日本円で360円くらい)です。お店の看板メニューっぽかったのと、「蛋」と書いておらず、卵を使っていなそうだったので注文しました。うん、見た感じも卵使っていなそう。
お子サマーに食べさせてみると、まず「あっちー(熱い)」。ふーふー冷やして食べさせるも「やー」との反応。えー、なんでだろ。牛肉湯麺を食べてみると、なんと!思いの外、ピリ辛ではありませんか。そりゃー食べてくれないわ。この後、牛肉湯麺はカーチャンのお腹に消えました。お肉がホロホロ柔らか〜!
德國豬腳をテイクアウトして部屋飲みした。
この後ホテルに戻る直前に、ご主人サマーの飲兵衛アンテナがピーンと反応。絶対ここおいしいでしょ、と德國豬腳という屋台に並びます。德國豬腳をGoogle翻訳するとアイスバインだそうです。さすがだわ、そりゃウマいでしょ。
店先には骨付きの豚足が程よく焼かれ、おじさんが手際よくカットしています。
德國豬腳は4サイズから選べるようでした。調味料は3種類から、サイドも3つから選べます。台湾語だけじゃなく英語も書かれていてわかりやすい。助かります。
ホテルに戻り開封の儀。今回は中份(TWD150)、調味料はソルト&ペッパー、サイドはジャーマンザワークラウトです。お肉はまんまアイスバインで、味が濃いけれどビールが捗る感じ。おいしかった!
子連れだと、年末年始も早くホテルに戻りがち。德國豬腳のお肉&ビールとともにNHKの紅白を見て過ごしました。台湾でも日本の紅白が見れることに驚いたし、普段からこれだけ日本のテレビを見られるのならば親日国であろうし、そりゃあジャニーズ好きも多いんだろうなぁと思った次第。切っても切れない国ですね、台湾は!
まとめ
ということで、高雄で人気の観光スポット「六合夜市」に行ってきました。380mほどの距離に200弱の屋台が連なる六合夜市、賑やかでした。通り沿いにはコンビニもあって、牛肉麺が口に合わなかったお子サマー用にバナナを購入して食べさせました。散策した様子を振り返ると、夜市にはトイレが見当たらなかったです。幸いにも高雄MRTの美麗島駅が近いので、駅のトイレを利用するのが無難かな。おいしい海鮮粥や水餃子のお店もあるようなので、また訪れることがあれば次回は試してみたいと思います。
終わり。
住所:800高雄市新興區六合二路
(*・ω・)つ 台湾食べ歩き情報もどうぞー♩