宮古島滞在3日目。今回の母子旅は、この日が最終日です。いつもより早くホテルをチェックアウトし、レンタカーで向かったのは、伊良部島にある「國仲商店」というカフェでした。こちらで朝ごはんを食べてから、伊良部島観光やドライブを楽しもうという計画です。
ということで、さっそくレポート行ってみよ〜！
伊良部島にある「國仲商店」について
どこにあるの？
今回訪れた國仲商店は、宮古島市の伊良部島にあるカフェ。わたしが宿泊していた宮古島市街地からだと15kmほど先、車移動で30分前後の場所です。宮古島と周辺離島は橋で繋がっている場合が多く、レンタカー移動がラクでした。こちらの國仲商店も3.5kmほどの長さの伊良部大橋を渡って移動します。みやこ下地島空港も近いので到着直後、または出発直前の利用もオススメです。
駐車場は？
宮古島や周辺離島の公共交通機関はバスとタクシーぐらい。宮古島滞在中の行動範囲を広げるには、車移動が圧倒的に便利です。レンタカーを使わない滞在は、旅の魅力を半減させます。わたしも車がなければ伊良部島まで訪れられなかったでしょう。
また、飲食店側も駐車場を用意しているケースが多いと思います。國仲商店のカフェもこの通り、広々とした駐車場を確保していました。これだけ広ければ、満車で入れないことはなさそうですね。
お店の様子
國仲商店は「公園のようなカフェ」と言われています。どんなお店なのか、建物や客席を見ながら紹介していきましょう。
ウォールアートが目を引く建物
のどかで穏やかなエリアにある國仲商店。車を走らせていると、「ああ、ここだな」とすぐにわかるような建物を見つけました。カラフルなウォールアートと店名が目立ちます。これ、地元の子どもたちを含めてペイントしたものなんだって。
入り口に近づくと、シンプル構造のコンクリート建築とわかります。ガラス扉をスライドさせ、さっそく中へ入りましょう。
打ちっぱなしコンクリがおしゃれな店内
建物中に入ると、広々とした空間。打ちっぱなしコンクリートのおしゃれなカフェです。我が家は朝8時半過ぎに訪れましたが、すでに店内で食事やコーヒーを楽しむお客さんが数組おりました。窓側のカウンター席には電源コンセントがあり、店内にはWi-Fiもあるので安心してPC作業ができそうです。
スタバがない離島ですから、地元の方に重宝されそうなカフェですね。察するに、國仲商店は観光客はもちろん、地域の方にとっても過ごしやすいお店を目指しているんだろうなぁ。
屋根付きのテラス席
建物の脇には、屋根付きのテラス席も用意されています。沖縄県は紫外線が強いので、直射日光を避けられる屋根があると助かります。また、沖縄は天候の移り変わりも起きがちですが、これなら急な雨でも大丈夫。
そして、テラス席ならペット連れがOK。なので愛犬などとのお散歩の途中に立ち寄ることもできますね。タイミングがよければ、看板犬 ラテくんともここで会えるかも！
公園並に広い！2000坪のお庭
お店の外には階段が。ちょっと気になって上ってみると…
なんと、2000坪ものお庭！というか、庭のレベルではありません。公園みたいなカフェだとよく言われていますが、確かにこの広さは公園レベル！これだけ広大なのによく整備され、丁寧な様子が伝わってきます。松の木の下にはテーブル席が設けられ、木陰で食事もできそうです。
これだけ広いので子どもたちが走り回ったり、ブランコを楽しんだり。この日は朝ヨガのイベントが行われ、ちょっと体を動かすのにも使えますね。
國仲商店の横には川のような入り江があります。この入り江を挟み、こちらの伊良部島と下地島が向き合っています。両島は手が届きそうなほど近く、複雑な地形がとてもよい景観です。晴れた青空に映える〜！
オリジナルグッズの販売も
國仲商店では、オリジナルグッズ販売をしています。中でも目を引いたのはTシャツ。キツネのようなカラーと細いマズルの動物が描かれているのですが、それは看板犬 ラテくんだそう。クセになるタッチの絵柄で、キッズサイズから展開しています。
コーヒーに力を入れている國仲商店ですから、自家焙煎コーヒー豆の販売もあります。わたしは旅先でコーヒーを買いがちなので、これはいいなとチェック。なんせ日持ちしますし、バッグに押し込んでも液漏れの心配がありません。お土産品にピッタリですよね〜。
メニューと焼きたてパン
こちらが國仲商店のメニューです。写真を左右にスライドすると、すべてのメニューを確認できます。
今回の訪問直後にモーニングメニューをリニューアルしたみたい。なので、最新版は必ず現地で確認してくださいね。コーヒーに力を入れている國仲商店は、ラテやスムージーの種類が豊富です。やっぱり、伊良部島のスタバ的な立ち位置を感じます。
また、わたしが訪れた早朝のタイミングから、どんどん焼き上がるパンも魅力でした。
レジ前のパン棚を見るたびに、焼き上がったばかりのパンが陳列されていき、どんどん入れ替わるのです。
甘い系もあればおかず系のお惣菜パンも。パン好きにオススメできるカフェだなぁ。
店員さんにクロワッサンがあるか確認すると「まもなく焼き上がります」との回答。焼き上がった頃に戻ってこようと、わたしは外席で待ちました。その後、店員さんが外席まできて、焼き上がった旨を知らせてくれたのです。おかげで無事にクロワッサンをテイクアウトできました。
ちなみにパン以外のスイーツもあって、10時・15時のおやつにもよさそうですね。
実食！グルメレポート
ここからは、國仲商店でわたしがいただいた食事の紹介です。この時は週末モーニングとして利用しました。
ドリンク
食事と共にドリップコーヒーとミックスジュース（各407円）をいただきます。コーヒーはボディ濃いめで、わたし好み！朝はしっかり味のコーヒーで目をシャキッとさせるのが理想です。ミックスジュースはお子サマー用。朝から気温が高かったこの日。屋外で過ごしたので、あっという間に氷が溶けました。
ツナコーントースト
わたしが朝ごはんに選んだのは、ツナコーントースト（304円）です。6枚切りほどの厚みのある食パンで、具材がパンの耳近くまでトッピングされて嬉しい！
こんがり焼けたチーズとマヨネーズの下にはコーンとツナ。このツナのゴロゴロ感と、市販品のツナ缶よりも身が締まっていたことから、もしかして伊良部島で獲ったカツオを使っているのでは！？と思いました。
アグー豚のウインナーロール
こちらはお子サマー用に購入した、アグー豚のウインナーロール（254円）です。ケチャップとマスタードをお好みでつけていただきます。
パン生地の中には、スモークフーズ沖縄（沖縄本島）で作られたアグーウィンナー。ジューシーな豚肉とパン生地を噛み締めるとうまうま〜！
お子サマーはパンを頬張り、地元の子どもたちと遊び、またパンを頬張り遊び… そんな調子で汗だくになるまで駆け回っていました。食事マナー的にはアレなのですが… 今回の宮古島滞在で、子ども同士で遊べたのがこの時しかなく、お行儀が悪いのは特例的に目をつぶりました。
まとめ
ということで、宮古島市は伊良部島にあるカフェ「國仲商店」に行ってきました。訪れるきっかけになったのは、朝8時オープンでモーニング利用ができるから。実際訪れてみると広い庭で子どもたちが遊びまわれるメリットが強く、行ってよかったです。もちろんパンもコーヒーもおいしい！
宮古島の繁華街からは車で30分程度ですし、みやこ下地島空港からは車で5分の距離。アクセスの良さに加えて、自然を感じるところもとてもよかったなぁ。
入り組んだ入り江と地形、そしてお庭で大事に育てられている木々の木陰。夏真っ盛りだとお庭で過ごすのは熱いかもしれないけれど、この暑さも南国ならではと思って楽しんで欲しいなぁ。
終わり。
お店の情報
| 店名 | 國仲商店 |
| 住所 | 〒906-0505 沖縄県宮古島市伊良部国仲531-1 |
| 営業時間 | 8時〜19時 |
| 定休日 | 水曜 |
| 駐車場 | 敷地内に無料駐車場あり |