那覇のディープスポット・農連市場周辺で飲んできました。向かったのは「CAFE&BAR KANA」というお店。クラフトビールの取り扱いがあると知って、ご主人サマーと一緒に出向いてみました。これがまた、非常に素敵なお店だったんです!
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2015年3月31日で一時閉店「CAFE&BAR KANA」へ
「CAFE&BAR KANA」は那覇・樋川の農連市場近くにあります。この農連市場は「沖縄県民の食の台所」と呼ばれ戦後まもなくから賑わっていた市場。ですが老朽化が進んだこともあってこの一帯の再開発が計画されています。それに伴い、立ち退きや閉店が始まっているみたい。KANAも同様の理由で、2015年3月31日に一時閉店することになっています。
ノスタルジックでアングラな雰囲気を醸す立地
農連市場周辺は戦後間もなくから人が集まり始めた場所だけあって、古い建物が多いです。
国際通りから徒歩10分程度の距離なのに、このアングラ感... こういう雰囲気は躊躇する人が大多数かもしれないけれど、好きな人にはたまりません。
そんなアングラな雰囲気の一角に「CAFE&BAR KANA」は佇んでいます。
「CAFE&BAR KANA」の店内
店内に入るとカウンターと小上がりが。初回訪問で座ったカウンター奥にはたくさんの一升瓶が並んでいます。
店内には泡盛が入った大きな甕がいくつも。この立地でこんなに酒の種類が豊富とは、非常に魅力的です。
カウンターにはこんな告知がありました。完全禁煙は嬉しい!「生」がないというのは、樽生がなく全て缶・瓶ビールということ。それと、一人で飲みたい人がいるよという注意書きは、おひとり様で飲みに行く身としてはありがたい!キャッシュオンなので、早速お金を出してみます。
「CAFE&BAR KANA」のドリンクメニュー
まずはビールを、ということでドリンクメニューをチェックです。クラフトビールが並んでいますが、
この日は暑かったので最初はゴクゴク飲めるビールが欲しいな~と思い、1杯目はオリオンドラフト(300円)にしてみました。缶のオリオンドラフトをグラスに入れて出してもらえます。
2杯目はベアレンの岩手ゆずヴィット。UKパイントで1200円とちょっとお高めですが、沖縄価格なので仕方ありません。まあでも、久し振りのベアレンというのが嬉しかった!
「CAFE&BAR KANA」の手作りピザがウマい!
KANAではクラフトビールが飲めますが、おいしいと噂のフードも楽しみでした。中でも伊江島の全粒粉を使った手作りピザが最高です!KANAのピザは11種類。1つずつオーダーもできるし、ハーフ&ハーフもOKです。いろいろ食べてみたかったので、最初は伊江島シモン合鴨の鴨ねぎチーズピザと特性カレーとチーズのピザをハーフにしてみました。生地もウマけりゃ、トッピングもウマい!ここのピザは沖縄県内でもトップクラスだと思います。
初回時にハマッたピザですが、再訪問時もハーフ&ハーフでオーダー。こちらはトマト・オリーブ・チーズのピザとのり佃煮とじゃこの和風チーズピザ。
そしてドライフルーツ・クリームチーズ・オオシッタイ蜂蜜のピザと伊江島シモン合鴨の鴨ねぎチーズピザのハーフも。
ピザの価格はほとんどが650円。この味・食べ応えで650円は嬉しい!ハーフ&ハーフにするときは高い方の価格に+100円かかりますが、それでも充分お得だと思います。個人的なオススメは鴨ねぎ&カレーのハーフ!
こんなにおいしいピザがあったらどんどんビールがすすんじゃうよ~!ということで、志賀高原のハウスIPA(330ml、1400円)を追加!
「CAFE&BAR KANA」自家製スモークもオススメ!
「CAFE&BAR KANA」は自家製スモークもおいしいです。スモーク盛り合わせは、卵にチーズ、ソーセージ、かまぼこ、肉類、枝豆と種類が豊富!このボリュームで1000円です。ちなみに、1人前サイズ(600円)もありました。
何を食べてもおつまみがおいしい!
KANAのフードは、ピザとスモーク以外にもおいしいものがいっぱい。
燻製たまごの半分を混ぜた込んだポテトサラダ(500円)は、スモーキーでお酒によく合いました。上に乗せられた残り半分の卵も美味!
生タコス(500円)は何が生なのかと思ったら、生春巻きの皮に巻かれたタコスが出てきました。沖縄らしいメニューながらも、シソも一緒に巻いててあっさりヘルシー。生春巻きの食感とシソの香りがよかった!
kana風フィッシュ&チップス(700円)は、きびなご&田芋の組み合わせ。沖縄の食材を使っているので、地元の人だけじゃなく旅行客を連れて行ってもウケが良さそう!
自家製ぬか漬けの盛り合わせ(500円)は泡盛にも合いますね。
それから、焼き辛子明太子(500円)なんていうのもありました。
みんな大好きメンマもやし(300円)に、
湯葉刺し(400円)まで。こういうシブい一品が揃っているということは、お店の方がお酒好きに違いありません。
おつまみだけじゃなく、がっつり食事!という人向けにはタイカレー(600円)なんてどうでしょう。
みんなでワイワイつまむなら、ゴボウチップス(500円)がオススメです!
ドリンクの種類は幅広く、飲む人を選ばない
わたしはほとんどクラフトビールばかりを飲んでいますが、先の写真のように泡盛もいっぱいありますし、
デキャンタワインも置いてました。
もちろんソフトドリンクも。ドリンクに偏りがなく連れて行く人を選ばないという点でも、KANAは使い勝手がいいお店だと思います。
「CAFE&BAR KANA」のまとめ!
ということで、2015年3月31日に一時閉店しちゃう「CAFE&BAR KANA」で飲んできました。農連市場周辺ではあまり飲んだことがなかったけれど、こういういいお店があったのか~!と知らなかったことを悔やむ気持ち。
でも!今年の夏頃には牧志公設市場付近に移転予定を立ててるそうなので、リスタートを楽しみにしています。
KANAに行って思ったことは、那覇のビアバーは結構制覇してた気分でいたけどまだまだお店があるんだ!ということ。ドラフトビールではなく瓶・缶ビール中心だとしても、素敵なお店がいっぱいありそうです。よーし、まだまだ開拓しちゃうぞー!
終わり。
【2015年10月1日追記】
kanaは2015年3月31日、農連市場の営業は終了し、2015年8月4日から移転先のお店で営業を再開されています。移転後のお店についても書かねば!
住所:〒900-0022 沖縄県那覇市樋川2丁目3-1 水上店舗第4街区B
(*・ω・)つ ビール飲み歩き情報 もどうぞー♩