ずーっと行ってみたかった「糸満漁民食堂」へ行ってきました。いつも混雑していて、店前には行列ができている人気店です。なので毎度諦めて別のお店へと向かっていたのですが、意を決して並ぶのを覚悟でお店へ向かいました。
案の定、行列。想定内なので、受付リストに名前を記入して並びます。真夏の沖縄、外で待つなんてありえない!と嘆くあなた。大丈夫です、糸満漁民食堂周辺は海風が吹いているので、想像よりも涼しいですよ。白い琉球石灰岩を手で積み上げた建物を眺めて過ごします。
20分ほどで店内へ案内されました。思ったよりも狭いお店なんですね。お座敷席とテーブル席が合わせて10ほど、半個室も2箇所にあるようです。食後にまったり過ごす雰囲気ではないので、回転は悪くなさそうですが、知名度と人気の割に客席数が少ないです。これは並ぶわ。
こちらが糸満漁民食堂のメニューです。漁民食堂というだけあって、お食事は海の幸ばかり。食べ方は様々で、汁物、焼き物、そば、天ぷら、丼物がありました。
糸満漁民食堂といえば、イマイユのバター焼き定食が有名です。これを食べようと心に決めていたので、食べるメニューでは迷わなかったのですが...
バター焼き用のお魚で迷う!ミーバイにビタロー、アカマチ、クルキンマチ、タマンと揃っているけれど、沖縄の呼び方なのでどんな魚か全くわからないんですよねぇ。悩みに悩み、最後は価格で選びました。選んだお魚によって定食の価格が異なるんです。お財布と相談して決めましょう。
イマイユのバター焼き定食を注文してすぐ、セットの本日の前菜2種がやってきました。しびれ醤油で食べるお刺身と、マグロの粒こしょう焼きです。お子サマーがお魚を狙って手を伸ばしています。
しびれ醤油は、花椒をふんだんに使った糸満漁民食堂オリジナルのお醤油。舌先がビリリと痺れる刺激を感じます。これは好き嫌いがはっきり分かれそう。我が家は花椒の減りがめちゃくちゃ早い家庭なので、このしびれ醤油にハマって購入して帰りました。
前菜を食べ終えたあたりで、イマイユのバター焼き定食がやってきました。散々悩んだ結果、イマイユはビタロー(ハナフエダイ)をチョイスです。
イマイユの価格はその日の時価で、魚の種類によっても異なります。この日のビタローは1980円でした。焼きたてホカホカ。ちなみにバター焼きのフレーバーも3種類あって、こちらはアーサバターです。アーサの風味よりもバターが強いかな。たっぷりのバターで揚げ焼きにしているのか、背びれや尾びれのあたりはサクサク食感で食べられました。
ごはんの炊き方も好み。おかわり自由ならいいのになぁ。
食後のお魚。顔まわりの身もしっかりいただきました。バター焼きは、今回食べたアーサバター味の他、豆腐ようバターとうっちんバターがあります。どちらもクセがありそうだけど、沖縄のお魚は淡白なので意外と合いそうですね。
食後のデザートは、3種類(なめらかさんぴん茶プリン、あったかい白玉ぜんざい、黒糖くずもち入り黒ごまアイス)の中から1品選べます。わたしは黒糖くずもち入り黒ごまアイスをいただきました。ウマし。
ということで、糸満市の人気店「糸満漁民食堂」でイマイユのバター焼き定食を食べてきました。店名に食堂とありますが、沖縄の一般的な大衆食堂ではなく、カフェのようなおしゃれな食堂でした。お食事も盛り付けや創意工夫しているし、お店の外・内装も凝っています。この辺のお店では抜群の知名度だと思うので、観光客が並ぶのも納得ですね。ランチのピークタイムは並びすぎて時間が読めないので、予約するかもしくはオープン直後がおすすめですね。次回は煮付けあたりを食べてみたいな。
終わり。
お店の情報
店名 | 糸満漁民食堂 |
住所 | 〒901-0306 沖縄県糸満市西崎町4丁目17-7 |
営業時間 | 11時半〜14時半/18時〜21時 |
定休日 | 火曜 |
駐車場 | お店周辺に駐車場あり |