函館・五稜郭本町「いか清 本店」活イカ&飲み放題コースを楽しんできた。

2016年10月21日

函館「いか清 本店」宴会コースの活いか

函館帰省の際に、サイトー家一族で会食をしてきました。実家に集まると思いきや、おかん的に準備や後片付けが面倒なお年頃なのでしょうか、外で食べる流れに。そこで次女にお店をアテンドしてもらい、五稜郭本町の「活魚料理 いか清本店」へ向かうことに。お店の場所は函館市電沿い、電停・中央病院前付近です。

函館・五稜郭本町にある「いか清 本店」外観

お店の入り口には、「本日入荷 活真いか」の張り紙。函館帰省のたびに時化で活イカが食べられなかったので、久し振りに堪能できそう!良かった、今回は食べられる!正直ホッとしました。

函館「いか清」の入り口に活いか入荷のお知らせが。

こちらは、いか清本店の店内。カウンター席も一応ありますが、殆どが個室です。きっと宴会利用が多いんだろうなぁ。

函館・五稜郭本町「いか清 本店」の店内

我らは大人8人+ちびっこ1名で伺いました。用意されていた8人用の和風個室はこちら。壁とふすまで仕切られているので、多少騒いでも平気そうな感じですね。人の目を気にしなくていいので、接待等にも便利そう。

函館「いか清 本店」は殆どが個室のようだ

さて、今回は飲み放題付きの5000円コースで予約を取っていました。飲み放題メニューはビール(麦とホップ)やサワー、カクテル、焼酎、日本酒、果実酒、ウイスキー、ワイン、ソフトドリンクがこんなにも。日本酒は10種類もあったので、日本酒好きなおとんは嬉しかったんでないかい。

函館「いか清 本店」の飲み放題メニュー

さらに、このお店の飲み放題がすごいのは、国産ウイスキー4種類から選べるところ。知多や山崎、白州、響が選べて、好きなだけ飲めちゃうんです。こんな贅沢いいんですか!活イカ目当てだったいか清ですが、飲み放題がしっかり整っている点が非常に印象的でした。サントリー頑張ってるなぁ。

函館「いか清 本店」の飲み放題には知多や山崎、白州、響がある

さて、ここから先はお食事編です。まずはお通し。函館に帰ってきたら一度は食べたいと思うのが、ツブの煮付け。甘じょっぱくて、お酒ともご飯とも相性がいいんです。これを食べないと気が済まない!

函館「いか清 本店」宴会コースのお通し

お次は刺身盛り合わせがやってきました。この日はマグロ、サンマ、サーモン、ハマチの4点盛り。こちらは、まずまずの塩梅。

ikasei-hakodate-fullcoursemeal9

驚いたのが、2品目に出てきたお寿司。甘エビ、カンパチ、マグロだったかな。沖縄の宴会コースのしょっぱなに炭水化物が出てくるのは良くありますが、まさか函館も同じだったとは。

函館「いか清 本店」宴会コースの寿司

さあ、ここから先は活イカです。「活イカ」と書いてカツイカと読みます。イキイカって読む地域もあるようですが、函館育ちのわたしはカツイカと教えられて成長しました。いか清の店内にはイカの生簀があって、ついさっきまで泳いでたイカを捌いてすぐに提供してくれます。

函館・五稜郭本町「いか清 本店」にはイカの生簀がある

こちらが3品目の活真イカ。宴会コースでは4人に1パイのイカがふるまわれました。活け造りを見ると、函館に帰ってきたなぁという気持ちになります。

函館「いか清 本店」宴会コースの活いか

レモンの上に乗せられたものが何かわかるでしょうか。これはイカのゴロ。ワタとか肝などとも呼ばれている、イカの内臓です。クセなんて全くなくて、なんまらウマい!こんなの沖縄じゃ食べられません。嬉しい!

函館「いか清 本店」活イカのゴロ(内臓)が食べられるのは鮮度がよい証拠

イカのゴロはこのまま食べてもおいしいけれど、刺身醤油に溶いてイカの刺身と一緒にいただくのが一番好き。そのまま食べてもおいしいイカ刺しですが、イカゴロを溶いて食べるとコクと味が深まり、濃厚さがたまらんのです。こうやって食べるために活イカを注文すると言ってもいいほどです。鮮度が高いとなかなか醤油に溶けないので、根気良く頑張りましょう。

函館「いか清 本店」イカのゴロを醤油に溶き、イカ刺しと食べる

イカの身や耳の刺身を食べ終わった後は、ウネウネ動き続けるゲソ部分は刺身か焼き、もしくは揚げにしてもらえます。今回は2皿分あったので、刺身と揚げにしてもらいました。

函館「いか清 本店」ゲソはぶつ切りになる函館「いか清 本店」ゲソは揚げ物にもなる

イカ刺しフィーバーのあとは、焼き物がやってきました。この日はカスベの西京漬け。カスベはエイの仲間です。サイトー家一同揃って「小さな頃だっけカスベ苦手だったけど、大人になるとウマくなんだぁ」と言いながらいただきました。食べ慣れないご主人サマーはカスベの軟骨を残そうとしていましたが、この軟骨がポキポキとおいしくいただけるので残さず食べることをオススメします。

函館「いか清 本店」宴会コースの焼き物

5品目は揚げ物です。エビ天、かぼちゃ天、まいたけ天でした。

函館「いか清 本店」宴会コースの揚げ物

6品目は串焼きがやってきました。北海道の焼き鳥といえば豚串。この時点で結構お腹いっぱいだったんですが、1人あたり2串の配分です。小洒落た感じで、山椒漬けのようなタレがかけられていました。普通にアッサリと塩胡椒だったら嬉しかったな。

函館「いか清 本店」宴会コースの串物

シメの炭水化物もやってきました。最初にお寿司も出てきたのに、最後にまた炭水化物でサンドとは!いか清恐るべし。しかし、この冷やしすだちうどん、ウマかったです。稲庭うどんのような食感で、あっさりさっぱりツルッといけちゃいます。

函館「いか清 本店」宴会コースのシメはカボスうどん

そして最後はデザートのアイス。味はラムレーズンだったかなぁ。ミントも添えられて、盛り付けもしっかりしています。こういうちょっとした気遣いが嬉しかったりするんですよね。

函館「いか清 本店」宴会コースのデザート

今回のサイトー家の飲み会では、いろんなトークが繰り広げられたのですがこんなオフショットがあったのも記録しておこうと思います。ご主人サマーが「ゆきちゃーん、背中痒いから手伝って〜」と甘えてきたところに、おかんが「どれどれ」としゃしゃり出てくるというハプニングです。次女は大爆笑。ご主人サマーはとってもいんでないかいって顔。親睦を深められたようで何よりです。

函館「いか清 本店」でおかんに背中を書いてもらうご主人サマー

ということで、函館は五稜郭本町にある「活魚料理 いか清本店」へ行ってきました。いか清は、わたしが高校生の頃には存在していたイカ料理のお店。お店の名前だけは知っていたので、こうして食べに行けたことで自分も大人になったなぁと思いました。なかなか函館帰省できないけれど、またどこかのタイミングでおいしい活イカを食べに行きたいな。いやー、それにしても、いか清の飲み放題ラインアップは凄かった!お酒好きにはオススメのお店ですね。
終わり。

住所:〒040-0011 北海道函館市本町2-14

(*・ω・)つ 北海道食べ歩き情報もどうぞー♩

 あわせて読みたい

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
毎日ビール.jp プロフィールカード用

ユッキー@毎日ビール

沖縄移住10年のブロガーによる、定番グルメからローカル店まで沖縄情報。国内外の旅グルメ・ビアバーめぐりの情報も。クラフトビール歴は16年、ブログ歴12年、カーチャン歴7年。

-ビール, 五稜郭, 函館市, 北海道, 居酒屋, 都道府県別, 飲み歩き
-