豚やカツオなどで出汁を取ることが多い沖縄そば。これまでいろんなお店で食べてきましたが、今回は魚介出汁の沖縄そば店「帆掛きそば(ふーかきそば)」のご紹介です。このお店を目的に、うるま市までやってきました。
帆掛きそばの店内にはテーブル席・カウンター席・お座敷席がありました。木製の漁船・サバニが展示され、訪れるお客さんの目を引きます。クバオージが飾られているのも雰囲気ありますね。
こちらが帆掛きそばのメニューです。メニューは大きくふたつ。スープにあさりを使った海風そばと、豚を使った帆掛きそばがあります。どちらも無化調だそうです。麺は照喜名製麺所のちぢれ麺と帆掛きそばの特製生麺から選べ、サイズも並・大の2種類が用意されていました。
帆掛きそばの特徴は、2種類のメニューのうちどちらのスープにも鮮魚が使われていること。この日の魚出汁はアカマチとハナアイゴ。鮮魚の種類は日によって異なるそうです。
この日いただいたのは海風そば。お肉が使われていない沖縄そばです。麺は特製生麺、サイズは並。こんなにたっぷりのあさりが乗せられて900円。アーサに卵が乗せられて彩りがいいですよねぇ。
まずはスープから。鰹節・昆布・あさり・鮮魚の旨味!お酒を飲んだ翌日に染みる、あっさりと優しいおいしさのスープです。これ、好きな人はどハマりするタイプだなぁ。
お次は麺を。ちょっとお値段が高くなりますが、今回は沖縄県産小麦の島麦かなさんを使用した特製生麺を選びました。つるつる食感の全粒粉麺は、あっさりのスープとの相性もよいです。柔らかなアーサと一緒にすすると磯の香りが漂います。
あさりの身を剥きながら数えてみると、なんと20個ほど乗せられていました。えーっ!そんなに!?これ、大盤振る舞いすぎやしませんか。
柔らかなむすび昆布もトッピングされていました。たっぷりのあさりに卵、アーサ、昆布と具材が豪華です。
後半になり定番の味変アイテム、コーレーグースの登場です。肉を使わないスープに合うのかなぁと興味本位で垂らしましたが、これがおいしかった!魚介系にも合うんですね。
沖縄そばについてくる、自家製のジーマーミ豆腐。もっちもち食感でとてもおいしかったです。ワサビがいい仕事してくれるんだなぁ。
こちらはお子サマー用に注文した、ネギとショウガ抜きの帆掛きそば(並、900円)。県産豚と鰹節、昆布、鮮魚を使ったスープで味が濃いめでした。こっちもウマい!魚介とは異なる肉の旨味がたまりません。
お子サマーにも沖縄県産小麦の島麦かなさんを使用した特製生麺にしました。お肉を使ったスープに合う!先ほどの海風そばより、帆掛きそばの方がスープの味が濃いため、麺の旨味も相乗効果で引き出される気がします。
こちらはご主人サマーのじゅーしー(200円)。器とじゅーしーの盛り付け・具材のバランスが美しい… ひとくち貰えばよかったな。
ということで、うるま市にある「帆掛きそば(ふーかきそば)」でランチを食べてきました。魚介の旨味たっぷりな海風そばも、店名のついた帆掛きそばもおいしい沖縄そば屋さんでした。鮮魚をスープに使っている珍しいお店なので、ぜひ足を運んでみて欲しいです。次は豚と魚をスープに使った方をいただいてみようっと。
終わり。
お店の情報
店名 | 帆掛きそば |
住所 | 〒904-2211 沖縄県うるま市宇堅7 |
営業時間 | 11時〜17時 |
定休日 | 水・木曜(SNSでお休みの告知あり) |
駐車場 | 専用駐車場あり |