少し前に沖縄市のライブハウスへ行った時のこと。ライブは夜中に終わるので那覇に戻る足がなく、「アーケードリゾートオキナワ ホテル&カフェ(Arcade Resort Okinawa HOTEL&CAFE)」に宿泊しました。ここは50年以上前の建物をリノベーションした個室のゲストハウス的な宿泊施設です。かなり綺麗な姿に生まれ変わっており、古い建物とは思えません。それでは宿泊レポートいってみよー!
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沖縄市「アーケードリゾートオキナワ ホテル&カフェ」
どこにあるの?駐車場は?
アーケードリゾートオキナワは沖縄市を走る国道330号線沿い、胡屋交差点からすぐの場所にあります。那覇空港からこの辺りまでは渋滞ナシで車で40分ほど、沖縄本島北部の美ら海水族館までは1時間10分程度です。路線バスでも訪れられますが、沖縄の路線バスは複雑なのでわかりにくいからオススメしません。レンタカーが便利そう。
駐車場は完全予約制、有料で2台停められる。
アーケード街の宿泊施設なので、併設した駐車場はありません。でも、徒歩5分の場所に完全予約制の駐車場が2台あるみたい。1日1000円です。利用する場合は、予約時に問い合わせをお忘れなく。ちなみに周辺にはコインパーキングが点在しているし、胡屋交差点にある音市場にも立体駐車場もあるので、アーケードリゾートオキナワの駐車場が満車でも安心です。
アーケード街にあるので、悪天候時も便利。
施設名にある通り、一番街というアーケード街の中にある宿泊施設です。おかげで天候が悪くてもアーケード街を行き来できますし、すぐ近くにはSUNABA KOZAもあるし、結構便利だなぁ。このあたりで食べ飲みした記録をまとめているので、宿泊客の皆さまにおかれましてはぜひとも一番街周辺の記事をご確認ください。
チェックイン・チェックアウトについて。
アーケードリゾートオキナワのチェックイン・チェックアウト時間はこちらです。チェックインが遅めなので、この点は事前に確認しておいたほうが良さそう。
チェックイン | 17:00(最終22:00) |
チェックアウト | 11:00 |
チェックインフロントの場所
チェックインを行うフロントは、1階カフェバーのレジと同じ場所。カフェの奥にカウンターがあるので、そこで宿泊と伝えましょう。フロントは24時間体制ではないため、チェックインが遅れるなどの場合は事前連絡が必要です。
支払いはチェックイン時に行います。現金決済の他、カード決済・電子マネーでの支払いも可能のようです。使えるものをまとめておきます。この情報は2019年1月時点の情報なので、最新情報は事前または現地で必ずご確認ください。
決済方法 | 種類 |
現金 | 日本円 |
カード決済 | JCB、AMERICANEXPRESS、DinersClub、VISA、MasterCard、銀聯(UnionPay) |
電子マネー | nanaco、楽天Edy、WAON、QUICPay、iD |
チェックアウト
チェックアウト時は、客室玄関にあるこちらのポストに鍵を入れるだけ。フロントは通らず、そのままスルーで宿を後にできるのは、急ぎの時に便利だなと思いました。
フロントから客室へ向かう。
カフェバーのカウンターで受付を済ませたら、鍵をもらって客室へと向かいます。
アーケード街側に客室へ向かう入り口がある
チェックインを済ませた後は、一旦建物の外へ出ます。カフェバーの入り口並びに客室用の出入口があって、そこら上階へ向かいましょう。この扉も鍵がかかっているので、受付で教えてもらった通りに鍵を解除します。
アーケードリゾートオキナワは、アーケード街と繋がるドア・3階客室のドア・女性専用ルームのドアの3箇所でデジタルドアロックを採用していました。いずれもデジタルキーをかざすだけでロック解除となって便利だし、鍵が開けっ放しだと警告音がピーピーなるので閉め忘れにも気付きます。ちなみに客室は普通の鍵で解除する仕組みです。
入り口に入るとすぐに階段が続きます。この先、3階の客室まですべて階段なのですが、人によってはしんどいかも。
玄関入ってすぐの様子。
客室の玄関を開けると、思っていたよりも広いレイアウトで、「あ、いいなぁ」と思いました。ここから先はそれぞれ利用者ごとに客間となります。玄関で靴を脱いだら下駄箱にしまって、スリッパを履いて客室へ向かいます。
客室(女性専用シングル)の様子。
女性専用ルームはオレンジの扉の奥。
女性専用ルームは男女共同ルームと同じフロアにありますが、オレンジの扉で仕切られています。この扉はデジタルロックキーがなければ開かない仕様です。
オレンジ扉の先の女性専用ルームの廊下です。男女共同側とあまり変わらないですね。
客室番号と沖縄らしいイラストと。
今回滞在したお部屋はシングルルームの308号室でした。客室ばんごの横に、サトウキビのイラストが描かれています。これはお部屋ごとに異なり、いずれも沖縄にちなんだ絵が描かれていました。
客室サイズは小さめ、でも寝るだけなので問題なし。
今回利用した客室はとても小さいお部屋でした。部屋が狭く、お部屋の全体像が写真一枚に収まらないのです。
ということで、客室写真は左半分と...
右半分にわかれることになりました。シングルベッド1台、ハンガーラック1台、エアコン、カーテンだけという非常にシンプルな客室です。まぁ、ただ、ライブに行くだけの沖縄市滞在ですから、泊まれれば問題ないという背景もあって個人的には全然OKでした。
アメニティ類。
アメニティ類はちゃんとあります。お部屋にセットされていたのはバスタオル、フェイスタオル、歯ブラシ、カミソリ、ボディウォッシュタオル。その他の化粧水類などは自分で持参です。
窓の外は、コンクリートの壁。
お部屋には窓がありました。開けてみると... コンクリートの壁。お隣の建物が手の届きそうな距離にあります。ベランダもありますが、狭くてエアコン室外機専用置き場みたいになっています。
コンセントは上にも下にも。
狭い部屋ですが、複数箇所にコンセントがあります。ガジェット系を持ち込むブロガーとしては、これだけあれば問題なし。というか、何故そんな高いところにコンセント作ったの。
客室にはフリーWi-fiが走っている。
客室にはフリーWi-fiが走っています。スマホでもPCでも繋いで利用ができました。計測はしていませんが、普通に使って違和感ない程度には速さも保たれていたような。
おまけ:団体向けの客室。
滞在中、野暮用があって施設の方と2階へ行きました。その時、団体向けの客室をちらっと見せていただいたので、おまけで掲載しておきます。こちらは1階カフェバーの脇にある階段を登った先のスペースです。利用者専用のラウンジとして解放されるらしい。
団体部屋には2段ベッドがずらりと並んでいます。ロフトベッド的な感じかな。ファミリー利用やバンドや学生の合宿に使われることが多いそうです。これは楽しそう。いつか使ってみたい!
共同施設について。
客室にはシャワールームやトイレなどがありません。これらは共同施設として他の利用者とシェアしながら滞在します。共同施設は女性専用ルーム側にも設けられていて、とても利用しやすかったです。
共同のシャワールーム
シャワールームは、女性専用ルーム側に2箇所ありました。1つはシャワールームと脱衣所のみ、もう1つは洗面台がセットになっていました。シャワールームの広さは申し分なし、シャンプー・コンディショナー・ボディーソープもあって、荷物を減らしたい旅人にはありがたい。湯量・湯温も満足。
共同のトイレ
女性専用ルーム側のトイレは1つ。かなり狭くて、トイレ内での身動きはとりにくい。温水洗浄付トイレではないため、携帯ウォシュレットの持ち込みをオススメします。
共同の洗面台
洗面台は2台、女性専用ルームに入ってすぐと、奥にシャワールームとセットになったものがありました。ドライヤーは風量があり、髪の毛が乾かしやすかったです。
共同の冷蔵庫&電子レンジ
冷蔵庫と電子レンジは3階フロアに1つずつ。私は利用しなかったのですが、冷蔵庫に食べ物を保管する場合は名前を書いておきましょう。
共同のゴミ箱
ゲストハウスではゴミの仕分け・分別は自分で行います。各部屋にゴミ箱はあるのでそのままでもいいと思うんですが、こういうタイプの宿では自分のゴミは自分で仕分けたいなーと思う派です。ゴミの種類はカン・ビン、ペットボトル、燃えるゴミの3種類です。
共同のコインランドリー
3階玄関の外にコインランドリーもありました。長期滞在者もいるようでしたので、洗濯できるのはありがたいですね。もし3泊以上することがあれば、私も利用すると思います。
屋上にルーフトップパークがあった。
わたしが宿泊したのは3階でした。が、さらに上階への階段が続いていたのが気になりました。ルーフトップパークという看板も出ていたので、ちょっと見学しに行ってみます。
階段を登り切った先には、広い屋上!アーケード街の上はこんななってるんですね。
ここは宿泊客の共同施設になっていて、夏場(6月〜11月中旬)は予約制でBBQが行えるみたい。
サビサビのドアに歴史を感じます。シャワーもあったのだけど、これは今も使われているんだろうか...
1階のカフェバーで腹ごしらえ。
夕方16時過ぎ。ライブ前に1階のカフェバーで腹ごしらえすることにしました。このカフェバーは宿泊者はもちろん、通りすがりで誰でも利用できます。昼間でも照明暗めで、客席もほどよく離れているので周りを機にすることなくリラックスして過ごせます。雰囲気のいいカフェバーですね。
カフェバーのメニュー表
アーケードリゾートオキナワのカフェバーは、時間によって提供メニューが変わります。今回は朝ごはんとランチを紹介してみたいと思います。
朝食メニュー(2018年12月時点)
朝食は6〜12時まで注文できるようです。メニューはいくつかあって、メインは2種類のお粥と10品目のおかずプレート(ドリンク付、700円)と、台湾の朝ごはんの定番・蛋餅(タンピン、450円)です。その他にも単品メニューがいくつかあります。
昼食メニュー(2018年12月時点)
12〜17時のランチは、丼物やバターチキンカレー、そばがいただけます。単品で300円から食べられるはとっても安い!セットメニューでボリュームを出すのも良いと思います。
2019年7月時点のメニュー
その後、訪れたら経営が変わったとかで、メニューがチェンジしていました。台湾ごはんや価格帯はそのまま継続のようですが、ウリにしていた朝食はなくなってタンピンだけになったっぽい。
長丁場のライブ前に腹ごしらえ(2018年12月)
今回、わたしは夕方に腹ごしらえしました。いつも見に行くライブハウスは夜中までステージが続くので、ガッツリめに食べてお腹を満たしておこうとセットメニューを注文しました。丼2品とスープ+おかず2品+ドリンクのセット(900円)です。
まずは最初の丼は、肉そぼろそば(単品300円)。お肉ゴロゴロ、たっぷり乗せられています。甘めのスープでした。
2つ目の丼は台湾風そぼろ丼(単品300円)です。注文後に気付きました、麺も米も肉そぼろだという事を... 五香粉かな、ほんのり香ります。注文時に「丼はミニサイズ」と言われたけれど、1つでも結構お腹に溜まったので、セットにせずとも十分かもしれませんね。
付け合わせのおかずは、ひじき煮とゴボウ漬け、そしてセロリの浅漬け。ごぼうとセロリは食感が楽しめます。
ライブ前に腹ごしらえ(2019年7月)
珍しく明るいうちに始まるライブがあったので、腹ごしらえをしようとアーケードリゾートオキナワ1階のカフェへ向かいました。すると、なんとなく雰囲気が変わったような... 店員さんも以前とは異なる方で、聞いたところオーナーが変わられたようで、少しずつ仕様変更したとのこと。軽く食事したかったので、そのまま入店して台湾風冷やし中華の涼麺(ジャンメン、300円)とアイスコーヒー(400円)をいただきました。小腹を満たすだけなら、この小どんぶり1つで十分ですね。
まとめ
ということで、沖縄市の一番街にある「アーケードリゾートオキナワ ホテル&カフェ(Arcade Resort Okinawa HOTEL&CAFE)」に宿泊してきました。個室のゲストハウスは色々と利用していますが、今回の宿は①安く、②ライブハウスに近く、③天候が悪くとも周辺は傘いらずで、④リノベーションしたばかりで綺麗というメリットがありました。部屋の狭さは運次第だし、狭くても寝るだけだから問題ないと考えたら全然アリ。
沖縄市のアーケード街周辺には飲食店や飲み屋も多く、また米軍のゲートが近いため夜はアメリカっぽい雰囲気も楽しめます。ロックの街が好きな方は是非コザのこのアーケードリゾートオキナワにた滞在して、深夜まで続くライブを楽しんで欲しい。わたしも年に1度、いや2度3度と遊びに行けるといいなぁ。
終わり。
住所:〒904-0004 沖縄県沖縄市中央1丁目8-5
(*・ω・)つ 沖縄食べ歩き情報もどうぞー♩