リフレッシュ休暇をもらい、午後からフリータイムを満喫したある日のこと。生活圏以外でランチを食べようと向かったのは、那覇市樋川にある「あめいろ食堂」でした。店名だけは知っていましたが、開南交差点から近い場所にあったなんて。古民家を前に昭和時代にタイムトリップしたような気持ちになりました。あめいろ食堂なら確実にリフレッシュできそうだなぁ、そんなことを思いながら店内へ。
店内も昭和レトロ感溢れています。荒井時代のユーミンがエンドレスで流れていて、年季の入っていそうな壁掛け時計があり、珠のれんにも懐かしさが増します。昭和過ぎて痺れちゃう。訪問時間が13時半頃だったので、店内にいるお客さんはゼロ。この後他のお客さんもランチで訪れましたが、ピークタイムをずらせば混雑回避はできそうですね。予約の電話が何本か鳴っていたので、ピンポイントに訪れる場合は予約が安全です。
窓際のテーブル席に座らせてもらいます。ネコさんがケーキセットをオススメしてくれたけど、お腹が空いているから次回にするね。
ランチメニューはカウンター席上の黒板に書かれていました。この日はお肉メニューが2つに、お魚メニューが2つ。
どれもおいしそうだったけれど、なんとなく一番上のごはんをオーダー。おいしそうな県産豚のしょうが焼きプレート(1000円)がやってきました。メインの生姜焼きの他、小鉢などがついてくるのも嬉しいなぁ。
しょうが焼きは甘じょっぱく、ごはんのすすむ味付け。厚み5mmはあろうかという手のひらサイズの豚肉は、4枚も乗せられて食べ応えがあります。ボリューム的にも大満足。しょうが焼きプレートには、いくつかのおかずも盛り合わせられています。ドラゴンフルーツとトマトのさっぱりとした酸味のサラダと、バター醤油味とパセリの香りが変化球のエリンギ、それにきゅうりとキャベツの千切り。この千切りキャベツにはゴマが振られてたけど、どこかクミンっぽさも感じました。どれもおいしかったなぁ。
汁物は、沖縄らしくかちゅー湯でした。かちゅー湯は沖縄の簡単な汁物で、お椀にカツオ節・味噌を入れてお湯を注げばできる家庭料理です。
あめいろ食堂では別皿に味噌玉が用意されているので、自分で溶いていただきます。
カツオ節の優しい香りと麦味噌の素朴な汁物は、時間を置いてからの方がおいしく感じました。出汁が出てきたんだろうな、きっと。
やちむんに盛られた玄米のボリュームはそこまで多くなく、丼に大盛りなうちなー食堂慣れしてる人には物足りないかも。でもこのくらいがちょうどいいんですよね。
箸休めのお漬物に、ゆし豆腐のやっこもおいしかったです。特にゆし豆腐はとろとろと柔らかく、薬味の生姜がよく合うのです。
昭和レトロなお店でランチを食べ終え、すっかりリフレッシュできました。帰り際目に入った持ち帰りOKの張り紙。生活圏にあれば定期的に持ち帰っていただきたいなぁ。そうそう、あめいろ食堂ってオードブルも作ってもらえるんですよね。事前予約が必要と思いますが、興味のある方は是非。
ということで、那覇・樋川にある「あめいろ食堂」でランチを食べてきました。昭和レトロな空間に落ち着く世代なんだなぁ。昭和の時代に育った人間として、あめいろ食堂の空間を長く楽しみたいなぁ。少し前のインスタにご家族の体調のことが書かれていました。可能な範囲でよいから素敵な空間を提供してもらえると嬉しいです。決してご無理なさらずに、家族の健康を第一に過ごしていきましょう。
終わり。
お店の情報
店名 | あめいろ食堂 |
住所 | 〒900-0022 沖縄県那覇市樋川1丁目3-7 |
営業時間 | 12時〜15時 |
定休日 | 土・日曜 |
駐車場 | なし。近隣にコインパーキングあり。 |