与那原町「アガリハマブルワリー」行く価値200%!おいしいクラフトビールのタップルーム。

ユッキー@毎日ビール

与那原町「AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)」で飲んだGAJUMARU WIPA

与那原町にある「AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)」がオープンしたのは、2023年8月のこと。お店を訪れたビアギークたちのほとんどが好反応だったので、とっても興味を持っていました。

ただ、わたしの住む那覇から遠いこと、公共交通機関での移動が不便なこと、運転代行でも4〜5千円かかることから二の足を踏み、タイミングを見計らっての訪問となりました。

与那原町「AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)」の外観

入店すると、吊り下げられたメダルが真っ先に目に飛び込みました。これはジャパン・グレートビア・アワーズ2024のメダルです。アガリハマブルワリーの出品したSUNRISE PALE ALEが金賞を、GAJUMARU WIPAと今帰仁マンゴー IPAが銀賞を受賞したのです。開業早々にすごい!

与那原町「AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)」ジャパン・グレートビア・アワーズ2024で金賞・銀賞・銅賞を得た

店内は、コの字型のおしゃれなカウンター席と…

与那原町「AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)」のカウンター席

お店の奥にあるテーブル席に分かれています。この日は予約でこちらの席を押さえていました。

アガリハマブルワリーはクラフトビール醸造所とタップルームが併設された、いわゆるブルーパブの形態。工場を眺めながらのできたてビールをいただくスタイルは、ビアギークが喜びそうなシチュエーションです。

一段上がった席からは、工場内のタンクがよく眺められました。タイミングが合えば工場見学もさせてもらえるかも!お店の方に相談してみてくださいね。

与那原町「AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)」のテーブル席

こちらがアガリハマブルワリーのメニュー表です。

印象的だったのは、フードメニューの充実っぷり。ビールに合うおつまみがいっぱいなのです。しかも与那原町の食材を使っていたり、沖縄県内で人気の洋食屋さんや加工肉屋さんのフードを用いたり、地元民はもちろん観光客にも嬉しい感じになっています。

タップルームにはタップが9つ並びます。アガリハマブルワリーのビールは5種類、他は別のブルワリーのビールが入れ替わりで楽しめるようです。おいしいと評判なビール、さっそくいただきましょう!

与那原町「AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)」壁に並ぶビールタップ

最初にオーダーしたのは、AGARIHAMA IPAでした。IPAと聞くとアルコール度数が高めかな?と思ったのですが、こちらは4.5%と飲みやすいセッションタイプ。苦味とトロピカル風味のバランスがよく、おいしい!沖縄県産パイナップル果汁を使っているそうです。

与那原町「AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)」AGARIHAMA IPA

そしてお通し。ちょっとずつ、いろいろというのが嬉しいです。

与那原町「AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)」この日のお通し

この日は大人3名、キッズ1名で訪れたので、フードをいっぱいいただきました。

まずは、採れたて野菜グリル(790円)です。お店の近所、すなわち与那原町でその日に収穫された野菜を、シンプルにオーブンで焼き上げた一品。こういうのがいいんですよね、こういうのが!

与那原町「AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)」採れたて野菜グリル(790円)

お次はポテトフライ(590円)です。フレーバーはサワーポテトとソルト&ハーブから選べます。ビールが進む〜!

与那原町「AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)」ポテトフライ(590円)

お腹が空いていたので、アガリハマタコス(3P、1190円)もいただきました。新鮮な葉野菜にスパイシーな豚肉、そしてチーズをサンドしています。ソースは、フルーツサルサ、ハラペーニョソース、ブルーチーズソースの中からお好みで選べました。ソフトタイプのシェルでお腹がほどよく満たされますね!

与那原町「AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)」アガリハマタコス(3P、1190円)

ビールを捗らすおつまみはまだまだ続きます。ジャンクなおいしさの、とろけるチーズナチョス(790円)です。手を伸ばすと、食べ止まらない!お酒好きのツボを心得たパブメニューです。

与那原町「AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)」とろけるチーズナチョス(790円)

2杯目のビールは、ジャパン・グレートビア・アワーズ2024で金賞を受賞した、SUNRISE PALE ALEを。アメリカンタイプのペールエールで、ビターで柑橘系の香り。アルコール度数5%で飲みやすいのもよいですね。

与那原町「AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)」SUNRISE PALE ALE

見るからにビールとの相性抜群なおつまみが到着しました。一口ベーコンのグリル(690円)、これも食べ応えあり!ベーコンの脂がじゅわっとおいしかった〜!

与那原町「AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)」一口ベーコンのグリル(690円)

ローストチキン大好きなお子サマー用に注文した、アガリハマチキン(790円)。ニンニクやハーブなどで味付けされた鶏のもも肉は、低温調理のあとにオーブンで焼き上げられ、柔らかくおいしい!

与那原町「AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)」アガリハマチキン(790円)

ということで、与那原町のクラフトビール屋さん「AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)」へ行ってきました。他のビールもいただきましたが、どれもおいしくって驚きました。醸造所のオープンから日が浅くてもジャパン・グレートビア・アワーズなどのコンペで受賞するブルワリーが増えている気がします。それ自体はとてもよいことですが、反面、中堅どころは刺激をもらって奮起してほしいとも。

ところで、与那原町のブルワリーなのに、なぜ「アガリハマ」なのかという点にも触れておきましょう。こちらのブルワリーは与那原町東浜という住所にあります。沖縄では太陽が昇る「東」を「アガリ」と読むんですね。それで東浜とかいてアガリハマと呼ばれているのです。ブルワリーのロゴも日の出にまつわるデザインになっていて、スタイリッシュでかっこいいです。

ビールはおいしいけれど、アクセス面に難があります。お店の周辺に宿は多くありませんから、ここで飲んだ後は移動しなければなりません。ビアギークの皆々様は、グループで訪れるなど交通費を抑える工夫をした上で訪れて欲しいな〜と思いました。
終わり。

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お店の情報

店名 AGARIHAMA BREWERY(アガリハマブルワリー)
住所 〒901-1304
沖縄県島尻郡与那原町東浜2−4
営業時間 17時〜23時
定休日 火・水曜
駐車場 お店の前に2〜3台駐車場あり


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ユッキー@毎日ビール

沖縄在住11年目のグルメブロガー。
沖縄で食べ飲み歩いた店は1000軒超。
ビールと旅が好きで、国内・海外グルメやビアバー情報も綴ってます。
最近の楽しみは、ライブ遠征と母子旅。

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