「オクマビーチフェスト」米軍保養地でビーチリゾートを満喫してきた。

2017年5月12日

米軍保養地の入り口。

2017年4月29〜30日に開催された「オクマビーチフェスト」に行ってきました。この米軍フェスは、沖縄本島北部にある米軍保養地で毎年行われています。今回は、米軍関連施設が初めてのご主人サマーと行ってきました。好天に恵まれて嬉しい!

オクマビーチフェストに行ってきた!

イベント会場「米軍保養地」の場所。

オクマビーチフェストが行われる会場は、沖縄本島北部のオクマにある米軍保養地です。これが米軍保養地の入り口。基地とは異なるためか、厳重警備を敷いてる雰囲気はありません。

「オクマビーチフェスト」が行われた米軍保養地の入り口

那覇から100kmほど離れたオクマまで、高速を使って2時間ほどで到着しました。このイベントは毎年4月末に実施していて、時期的にGWとかぶっています。なので、高速の許田料金所から名護市内までは結構な渋滞でした。早めに出るか、もしくは渋滞にまきこまれつつ、まったりのんびり会場まで向かうのが良さそうです。

場所的には、オクマプライベートビーチ&リゾート(旧名称:JALプライベートリゾートオクマ)の更に奥なので、このホテルを目印にすれば良いでしょう。余談になりますが、オクマプライベートビーチ&リゾートは、その昔、米軍施設だったようです。昭和52年に敷地の一部を返還された後、リゾートホテルになったんだって。なるほど、だから米軍施設とこんなに隣接しているんですね。

米軍施設なのでIDが必要、のはずだけど...

それでは、オクマビーチフェストの会場である米軍保養地へ潜入です。敷地に入ってすぐゲートがあり、ここでIDチェックが行われる、はずでした。過去の米軍基地イベントでは、成人全員が免許証などの写真付き身分証を提示する必要があったのです。しかし、何故かIDチェックや荷物チェックはありませんでした。

米軍保養地のゲート前。通常はここでIDチェックを受ける。

今回IDチェックされなかったのは、沖縄ナンバーの車だからなのか、世界情勢的なものなのか、軍事施設が備わった基地ではなく保養地だからなのか... まったく理由がわかりません。今回偶然かもしれないので、基地イベントには必ずID持参で向かいましょう。

オープン直後なのに駐車場がいっぱい!

オクマビーチフェストは12時オープンのイベントです。我々は12時半頃に到着したのですが、駐車場には既に車がいっぱいでした。一般客は12時開場ですが、どうも米軍関係者は朝から入場できるっぽい。だからこんなに車があったのか〜。

「オクマビーチフェスト」の駐車場(その1)

駐車場は奥の奥にまで続いてます。遠くに誘導されるとそのぶん炎天下を歩くハメに。どこに案内されるか、こればかりは運なので、日焼け対策をしてから車を降りましょう。

「オクマビーチフェスト」の駐車場(その2)

駐車場か移動途中、ビューンと走るゴーカート!

駐車場からイベント開場へ向かう途中、ゴーカートコーナーがありました。こんなん、広い敷地がないとコース設置できません。日本のお祭りではなかなか見かけないアクティビティですよね。すごいなぁ、さっそくアメリカ的だなぁ。お子サマーが大きくなったら遊ぼっと。

駐車場の近くに、ゴーカートのコーナーがあった。アメリカン!

いざ、米軍保養地の中へ。

ここから先は、米軍保養地について紹介していきます。施設入り口からして、なんだかハワイのような雰囲気!テンションあがる〜!

米軍保養地の入り口。

宿泊客はコテージかテントを利用する。

敷地内を歩いて行くと、まず目に入ったのはコテージ。保養地なだけあって宿泊も可能なようです。こちらはビーチに近いコテージ。

海辺にあるコテージ。ここに宿泊するようだ。

こちらは木々に囲まれたコテージです。北海道とか富士山の麓にありそうな雰囲気。いいなぁ、たまにこんなところで数日過ごしたい。

木々に囲まれたコテージもある。外国みたい!

コテージ以外にもテントサイトもあるようです。

テントを張ったキャンプ地も。

そういえば、駐車場方面にもテントサイトがありました。オクマビーチフェストは夜遅くまで開催しているイベントなので、滞在中の休憩や宿泊にテントを使うのでしょうね。

そういえば、駐車場の近くにもテントが連なった場所があった。

バスケットやビーチバレーを楽しむ若者たち。

米軍保養地の敷地内には、バスケットコートがありました。アメリカーたちのバスケットボールを楽しむ姿だけ見ると、日本と思えません。

米軍保養地の敷地内にはバスケットコートがある。

別の場所では、ビーチバレーを楽しむアメリカーたち。やっぱ、ここだけアメリカだわ。那覇とかじゃこんな街並み見かけないもの。

米軍保養地の敷地内にはビーチバレーの砂場がある。

ここは日本!?オクマビーチがめっちゃ綺麗。

既に沖縄らしからぬ雰囲気を感じ取っていましたが、ビーチに出るとより一層アメリカの空気を感じます。マリンアクティビティを楽しんでるのも、ビーチサイドで陽気に酔っ払っているのも、アメリカ人だらけ。ああ、この雰囲気、めっちゃ久し振り!

米軍保養地のオクマビーチ(その1)海岸で楽しむアメリカ人たち。米軍保養地のオクマビーチ(その2)

日本のビーチには、アメフトボールなんて落ちてません。やっぱ、ここはアメリカ!

砂浜にアメフトボールなんて、日本の海岸には絶対落ちてない。

青い空と海、白い砂浜、陽気な人々。ああ、天気に恵まれてほんっと良かった!

米軍保養地のオクマビーチ(その6)米軍保養地のオクマビーチ(その3)

オクマビーチがこんなにいい場所だったとは。以前、一度だけオクマビーチで遊んだことがあるのですが、その時以上にテンションが上がりました。

米軍保養地のオクマビーチ(その4)

こちらは敷地内にあったマリンショップ。ひっきりなしにお客さんが出入りしていました。中に入ってみたところ、マリンアイテム以外に、寝袋も取り扱っていました。

米軍保養地内のマリンショップ。

アメリカーたちは海に入って遊んでたけど、わたしは足先だけ浸かっただけ。一応ラッシュガードで来たのですが、4月末の海水はまだ冷たく、海水浴には適してないと思います。元の基礎代謝自体が異なるんだろうな、じゃないと体冷えちゃいそうだもの。

オクマビーチは真っ白な砂地だ。4月末の海水は冷たい。

アメリカンなパワーフードとお酒を楽しもう!

ビーチを満喫した後は、腹ごしらえに向かいます。オクマビーチフェストの飲食ブースは、他の米軍フェスと同じような出店が並んでいます。つまり、米軍フェス恒例のアメリカンなパワーフードがいっぱいという事です。

オクマビーチフェストの飲食ブース(その1)オクマビーチフェストの飲食ブース(その2)オクマビーチフェストの飲食ブース(その3)

日焼けなんて気にせず、水着のまま食べ飲みしてる姿を見て、ここはビーチリゾートなのだとわかりました。ラッシュガードやサングラスを着用したり、日傘を持っている人が日本人です。アメリカーたちは露出度が高く、積極的に日焼けしてます。

オクマビーチフェストの飲食ブース(その4)

BBQのデッカい串をみると食べてみたくなりますね!米軍フェスのフードは肉だらけ。肉・肉・肉!となると、ビールと相性が良いと思うのです。

オクマビーチフェストのフードはとにかくパワーフードだらけ。肉!肉!肉!

このイベントはお酒が充実していました。こちらのカウンターでは、ビールやカクテル、泡盛などが販売されています。価格も高くありません。ビールやカクテル類は$3〜5です。日本円での支払いもできるのがありがたい。

オクマビーチフェストは、アルコールを楽しむイベントのようだ

ビールはミラーライトのドラフトが$3でした。米軍フェスの生ビールは、だいたいミラーライトですね。軽くて飲みやすくて、暑い沖縄の屋外イベントにぴったり!

米軍フェスのドラフトビールはミラーライトが定番

デッカいピッチャーを持ち歩いてる人を何度も見かけました。どうやらマルガリータをピッチャーで飲んでるらしい。なんて楽しげ!これ、一度でいいから試したい。

マルガリータをピッチャーで飲むアメリカ人。

フードやドリンクを一通りチェックして、サーフサイドレストランに立ち寄ることに。サーフサイドレストランは米軍保養地にあるレストランで、この日は屋外でフードを提供していました。

米軍保養地内「サーフサイドレストラン」の出店ブースへ並ぶ(その1)。

サーフサイドレストランには結構列ができていたこと、そしてオクマビーチフェストじゃないとここの食事が食べられないので、ここのフードを食べることにしました。

米軍保養地内「サーフサイドレストラン」の出店ブースへ並ぶ(その2)。

足元を見ると「Please Wait Here!!」の文字。オーキードーキー。このあと$10のペパロニピザと、$3のドリンクを購入しました。お会計は、チップ込みで$13.16。レジのお姉さんは日本人だったので、日本円が使えるか確認し1500円支払いました。お釣りは15セントだったかな。

米軍保養地内「サーフサイドレストラン」の出店ブースへ並ぶ(その3)。

食事を購入した後は、この大きなテントでいただきます。テントの下にはテーブルと椅子が用意されています。日陰でお食事できるスペースはここだけだと思います。

オクマビーチフェストの飲食スペース

これがサーフサイドレストランのペパロニピザ($10)。宅配ピザのMサイズ程度の大きさかな。塩気のあるチーズがたっぷりで、完全に酒のアテ。モチッとしたピザ生地はお腹にたまります。想像よりウマかったけど、味が単調なのでタバスコが欲しくなる!

オクマビーチフェストで食べた「サーフサイドレストラン」のペパロニピザ($10)

こちらはWMD BBQのアンガスビーフステーキ(1000円)。食べ応えのあるお肉と、味変用のわさびソース。なるほど、ご主人サマーが好きそうなパワーフードだ!

オクマビーチフェストに出店していたWMD BBQのアンガスビーフステーキ(1000円)

日本円で支払う場合、どうやらその日のレートで計算するようなので、タイミング次第では割高になる場合も。円高の時に換金しておいて、ドルを持って遊びに行くといいかもね。

お子サマー、初めての米軍関連施設。

レストランとスタバは、残念ながらクローズ!

ほんとは米軍保養地内にあるサーフサイドレストランでお食事したかったのですが、イベントのためクローズしてました。残念。いつか行けるといいなぁ。

米軍保養地内「サーフサイドレストラン」はクローズだった。

そして、レストランの脇には、小さいスターバックスもあるんです。これも楽しみにしていたのですが、レストラン同様クローズ。沖縄本島最北端のスターバックスを試してみたかったなぁ〜。

米軍保養地の中にはスターバックスがある(その1)

こちらが米軍保養地のスタバメニュー。本日のコーヒーのトールサイズが$1.75って安い!カフェラテのトールは$3で、キャラメルマキアートのトールは$3.5です。これは日本よりちょいと安い程度かな。

米軍保養地の中にはスターバックスがある(その2)

野外ライブも無料で楽しめます。

米軍フェスといえば、野外ライブも欠かせません。米軍フェスには、アメリカ本国から様々なアーティストがやってきます。もちろん無料で見ることができますよ!

オクマビーチフェストの野外ライブ会場。

2017年はハワイの歌姫・アヌヘアやロックバンドのシュガー・レイ、ラッパーのケント・ジョーンズらが来ていたそうです。幼いこども連れのため我々はライブの前に帰ってしまいましたが、オクマビーチフェストは夕方から夜にかけて遊びに行った方がライブもあって盛り上がりそう。

オクマビーチフェスト2017のポスター

こどもたちに大人気!移動式遊園地。

お子様連れの方は、こちらの移動式遊園地がオススメ。このファンランドも米軍フェスでは定番の遊び場です。今回のイベントでは、一日券が$8または800円でした。この金額で目一杯遊んでくれるなら、安いもんでしょう。

こどもに人気の移動式遊園地「ファンランド」(その1)

遊具はバンジートランポリンやクライミングウォール、エアー滑り台など。アメリカ人よりも日本人のこどもたちが遊んでいたのが印象的でした。というか、このイベント自体、米軍関係者のお子さんたちが少なかった気がします。大人向けのイベントかもなぁ。

こどもに人気の移動式遊園地「ファンランド」(その2)こどもに人気の移動式遊園地「ファンランド」(その3)こどもに人気の移動式遊園地「ファンランド」(その4)こどもに人気の移動式遊園地「ファンランド」(その5)

シャワーや更衣室、オムツ交換台もありました。

このイベントが行われる時期の沖縄は、天気次第では夏日になることも。この日も快晴で広い敷地内を汗をかきながら歩き回りました。海水浴やマリンアクティビティを楽しむ人は、シャワーを使いたくなるでしょう。汗や海水を流す時は、この145の建物左側にあるシャワーを利用することができそうです。

建物内にはトイレと更衣室、建物の左側にシャワーがある。

この145の建物内にはトイレと更衣室があります。中に入って見ると、オムツ交換台も設置されていました。小さなこども連れにはありがたいですね。

このイベントに参加したまとめ。

ということで、2017年のオクマビーチフェストに行ってきました。今回はサウスビーチ中心に楽しみましたが、アメリカっぽいビーチリゾート感がお分りいただけたでしょうか。敷地内にはこの他にもノースビーチやゴルフ場、日用品やお菓子などが売っているショップなどがあります。わたしはショップでのお買い物を楽しみにしていたのですが、たどり着けなかったのが悔しい!

米軍保養地のオクマビーチ(その5)

今回オクマビーチフェストに来て思ったのは、「オクマに宿泊しながら、ビーチとお酒と音楽をまったり満喫したいなぁ」ということ。我々は開場直後に訪れ、日中に出てしまったのですが、夕方近くに入場してサンセットから夜にかけてのライブを楽しむのも良さそうです。お酒を飲んだ後、代行で那覇まで戻るのは現実的ではないので、お隣のオクマプライベートビーチ&リゾートに宿泊するのが良いかもしれません。

このイベントで忘れちゃいけないのが、日焼け対策です。日陰になるところがほぼないため、がっつりと紫外線を浴びてしまいます。シミ・ソバカスや日焼け後の火照りが辛い方は、日焼け止め・日傘・ラッシュガード・帽子・サングラスなど、あらゆる紫外線対策をお忘れなく。

それにしても、久しぶりにアメリカの雰囲気を味わいました。沖縄本島北部だからなのか、我々が滞在した時間が早すぎたのか、日本人の数も多くなくて、周囲は英語だらけ。リゾート感をバシバシ感じるオクマビーチとアメリカ人だらけの雰囲気に、久しぶりに海外に行った気持ちになりました。これにアメリカ西海岸のクラフトビールがあれば完璧なのになぁ。いつかそんな楽しみ方ができる日がやってくることを願います。
終わり。

住所:〒905-1412 沖縄県国頭郡国頭村字奥間

(*・ω・)つ 沖縄食べ歩き情報もどうぞー♩

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ユッキー@毎日ビール

沖縄移住10年のブロガーによる、定番グルメからローカル店まで沖縄情報。国内外の旅グルメ・ビアバーめぐりの情報も。クラフトビール歴は16年、ブログ歴12年、カーチャン歴7年。

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