台湾・台南にある「鴨母寮市場」とその周辺をぶらぶら町歩き。

2019年3月13日

台湾・台南「鴨母寮市場」の建物内の様子。

台湾南部の台南市を訪れました。高雄を拠点に滞在していたため台湾国鉄で移動し、そこから徒歩で台南街歩きを楽しみました。台南は高雄とは全く異なる街並みで、駅前ですらほとんど観光地化されておらず、ベビーカーを押しながら段差を避けつつ歩き回りました。しばらく歩いたところで「鴨母寮市場」に出くわしました。ベビーカーを押しながらなので15分もかかったでしょうか。距離にして1kmもない距離です。台湾で市場といえば夜市のイメージがありますが、この鴨母寮市場は朝4時から営業しています。

台湾・台南駅から10分ほど歩いた場所に「鴨母寮市場」があった。

わたしもご主人サマーも気になったので、立ち寄ってみることにしました。

台湾・台南「鴨母寮市場」の入り口。

まずは鴨母寮市場脇に広がる屋台のようなお店を眺めて歩きます。どことなく牧志公設市場周辺に似た雰囲気を感じます。

台湾・台南「鴨母寮市場」の通り沿いにある屋台。

フルーツや乾物、お茶を売るお店が多かったかな。

台湾・台南「鴨母寮市場」も八百屋さん。

こちらは大きな月餅のようなものを売っているお店でした。おいしそう。

台湾・台南「鴨母寮市場」大きな月餅的お菓子が売られていた。

鴨母寮市場の建物内に入ってみます。日用品やスイーツのお店も通り抜け、さらに進むと...

台湾・台南「鴨母寮市場」にあるショップ。

なんだか急に市場感!このあたりでは生鮮を売買していました。

台湾・台南「鴨母寮市場」の建物内の様子。

豚肉を吊るして販売するお店。ぶった切られた足が無造作に並べられてました。これ、人によってはグロ注意かもなぁ。

台湾・台南「鴨母寮市場」にある精肉加工店。

通りすがりに見てびっくりしちゃって、撮影をし忘れてしまったのですが、鯖のような魚の頭を並べただけのお店もありました。これは台湾のお魚・サバヒーの頭だそうです。鮮度アピールのために頭を並べるんだとか。今考えると、閉店間際で売り切れで他に並べるものがなかったのかもしれませんが、頭ばかりこうして並んでいるとギョッとします。

 

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鴨母寮市場の中には食堂もあるようで、人の出入りが多かったです。是非ここでランチを...と思ったのですが、ベビーカーの子連れは難しそうだとご主人サマーに静止され断念。骯髒麵という完全にローカルなお店でした。気になる。

台湾・台南「鴨母寮市場」で人気だった食堂。

建物の中を一通り見て周り、外に出ました。台湾全体がそうであるように、台南ではバイク文化が根付いているのですね。鴨母寮市場周辺にはズラリとバイクが並んでいて、その脇を歩く人を縫うようにスクーターが通り抜けていきました。車買うより安く、置き場所にも困らない。そりゃ一人1台バイク持っててもおかしくないだろうなぁ。

台湾・台南「鴨母寮市場」付近は狭い通りでも遠慮なくバイクが走っている。

このあたりで既にランチタイム時。大人も空腹ですが、お子サマーも空腹でありましょう。ヤクルトの販売を見かけたので、「ヨーグルト飲む?」と確認するとお子サマーが「のむゅ」と即レス。お腹減っていたんだろうなぁ。ジョア1本TWD15だったかな。台湾ではヤクルトに助けられました。日本企業の商品を目にすると繁体字が書かれていても何変わるので安心して購入できます。

台湾・台南「鴨母寮市場」で売られていたヤクルトやジョア。

その他、市場まわりにはこども服の屋台などもあって、生鮮食品やフルーツ、野菜、プリンなどなどが売られていました。

台湾・台南「鴨母寮市場」のこども服屋さん。

鴨母寮市場を離れて先に進みます。すーじぐわぁー(細道)の奥に森のようなものが見えたので進んでみると、お寺がありました。お祈りしている人がいたので撮影をはばかってしまったのですが、地元感があっていい雰囲気。

台湾・台南「鴨母寮市場」近くの長北街21巷という細い通りに入る。

さらに、郡緯街方面に移動。住宅街にちらほら飲食店が混ざります。そいういえばトイレ行きたくなったらどうしようかね、なんてのほほんと話しながら先へ進みます。

台湾・台南「鴨母寮市場」から郡緯街へ異動。

人通りが増え、街並みにもお店が増えてきました。どうやら永楽市場の近くをフラフラと歩いていたようです。

台湾・台南「鴨母寮市場」から永楽市場付近へ向かった。

お昼時なのでそろそろ何か食べたい。さっと食べてパッと出られそうなお店はないか...と探します。魯肉飯(ルーローハン)とかでいいよね〜なんて話しながら歩きますが、魯肉飯のお店があるのかさっぱり何かわからない。

台湾・台南「鴨母寮市場」から歩いて向かった永楽市場の様子

人が多くベビーカーだと通りにくいので裏道へと向かいました。この先も牧志公設市場のような狭くてゴチャッとした感じがなんとも親近感。ただ道がガタガタで狭く、ベビーカー移動は辛かった〜。

台湾・台南「鴨母寮市場」から歩いた、おそらく永楽市場の様子。

結局元の通りに戻り、人の流れに添いつつ魯肉飯を探すもなかなか見つからず。わたしがイメージしている魯肉飯はお肉が細かくカットされて煮込まれたものですが、帰国後に調べたところ、それは台湾南部で肉燥飯と呼ばれているのだそうです。台湾南部には魯肉飯もあるらしいのですが、わたしのイメージとは異なり、ごろんごろんとした肉の塊がご飯の上に乗せられているものを指すみたい。場所が違えば表現も変わるものなのねぇ。そんなこんなでランチを食べ損ねつつ、トイレを探しつつの台南散策でありました。

台湾・台南「鴨母寮市場」から歩いた、たぶん永楽市場の様子。

ということで、台湾南部の台南市を散策しながら「鴨母寮市場」や「永楽市場」を訪れました。わたしは旅先での街歩きが好きです。ふらりと入ったスーパーなんかで地元ならではの食材を目にしたり、今回のサバヒーの頭のようなものはその土地に行かなければ知らなかったものです。こういう小さな発見ってとても楽しいものですよね。SNS映えは二の次で、ローカルを楽しむ旅の方が気楽で楽しいな〜なんて思っています。あら?これはもしや、SNS疲れでしょうか...
終わり。

住所:807 高雄市三民區博愛一路200號

(*・ω・)つ 台湾食べ歩き情報もどうぞー♩

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ユッキー@毎日ビール

沖縄移住10年のブロガーによる、定番グルメからローカル店まで沖縄情報。国内外の旅グルメ・ビアバーめぐりの情報も。クラフトビール歴は16年、ブログ歴12年、カーチャン歴7年。

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