沖縄南部へドライブに行った時、南城市のカフェに連れて行ってもらいました。向かったのは「黒糖工房・青空喫茶 八風畑」というお店。八風畑と書いて、ヤフウバタケと読みます。ヤフウと言えばYahoo!を想起してしまうわたし、お仕事はもちろんWEB系でございます。
南城市のカフェ「八風畑」に行ってきた!
「八風畑」の場所。
お店は、沖縄県道86号(南風原知念線)から少し入ったところ。こんな看板も立っていました。有名な「カフェくるくま」の近くです。
とにかく広い!畑の中にあるカフェ。
車を降りてお店に向かう途中、周りを見渡すと、あたりは一面の畑。レンタル農園もやっているみたいで、畑とカフェとレンタル農園を兼ねた運営をしているようです。
我々は少し離れた第二駐車場的なところに駐車しました。八風畑はとにかく敷地が広大なので、車からお店までちょっと歩きます。
自家製黒糖を作る工房があった!
こちらの建物がカフェの入り口になっているようです。畑にありそうなテントの中に入ると...
人懐っこいおじい3人が黒糖を作っていました。八風畑では、自家製黒糖を使ったスイーツや食事を提供しているようです。この建物は黒糖工房で、黒糖の甘い香りが漂っていました。
「八風畑」はテラス席・テント席がメイン。
黒糖工房の横を通り抜けると、八風畑のカフェスペースが現れます。
カフェと言っても古民家を改築した店舗でもテナントでもなく、屋外にテラス席・テント席を用意しているだけ。緑に囲まれてホッと一息入れるような、そんなお店です。
コンテナの中から窓越しに風景を楽しむ席もありました。
「八風畑」は高台から絶景を楽しむカフェだった!
席に座って驚きました。なんせ、こちらのお店には「なんかオススメされたから行ってみよう」くらいでやってきたわけですから。それでこの景色がいきなり見られるなんて、なんというサプライズ!
八風畑は、南城市知念の高台に位置しています。この高台を使い、海に向かって迫り出したテント席がいくつか用意されていました。高所恐怖症の人はちょっと怖いかもですが、海まで遮るものがないのでとても開放的です。
ちなみに、上の写真の左側には「カフェくるくま」が見えます。八風畑の方が高い場所にありました。
「八風畑」のデザートメニューをチェック!
さて、八風畑のカフェメニューをチェックです。この日は3時のおやつタイムに伺ったので、スイーツを注文してみました。黒糖ぜんざいや黒糖プリンなど、自家製黒糖を使ったスイーツ5種類から選べるデザートセットは、なんと700円。ドリンクがついて700円って、安い!もちろんデザートの単品注文もOK。単品は500円でした。
わたしは黒糖ガトーショコラのデザートセットをオーダーしました。ケーキの他、フルーツ2種、黒糖ピーナッツが乗っています。ガトーショコラはどっしりとした味わいのケーキで、食べ応えがありました。しっとり感と黒糖を感じさせる甘さがギュッと詰まっています。キウイとスターフルーツで口の中をさっぱりとさせつつ、ケーキを楽しみました。
ガトーショコラに添えられたクリームは、甘さがかなり控えめ。軽い口当たりなので、重めのケーキとのバランスが良いと思いました。おいしかったなぁ。
セットのコーヒーはかなり薄め。まろやかで優しい味わいです。個人的な感想ですが、スイーツには味も苦味も濃いコーヒーを合わせたいので、これだけはちょっと物足りなかったな。
自家製黒糖を試食させてもらえる。
スイーツを注文した時、お店の方が試食用の黒糖を持ってきてくれたので、食後にいただいてみました。小さな頃おかんが食べていたように、わたしも年を重ねるごとに黒糖が好きになってきました。これがまた素朴で懐かしい味なんです。自然の恵みをいただくことは、とても贅沢に思います。
「八風畑」のお食事メニューも魅力的。
このカフェには、スイーツの他、お食事も食べることができます。自家製黒糖を使ったピザやカレー、タコライスなどが楽しめます。食事は単品もありますが、ドリンクやデザートが付いた食事セットは1200円。今回いただいたデザートセットもそうですが、この立地を考えると、食事セットもお得感がありますね。ピザをテイクアウトしているお客さんがいたので、次回は食べてみたいです。
お子様が遊べるスペースが完備。
八風畑の敷地内には、お子様が遊べるスペースも用意されていました。家族で遊びに来て、お子さんはここで楽しんで、大人は絶景を眺めながら休憩...という楽しみ方もできそうです。
ルールを守ればペット同伴も可。
八風畑はほぼ外席なので、テント外席ならペット同伴が可能です。もし連れて行く場合はケージやバッグから出さず、他のお客さんへの配慮を忘れずに。外席なので、季節によっては暑さ対策もお忘れなく。
「八風畑」オリジナルのお土産がいっぱい。
景色も楽しんだし、おいしいデザートもいただいたので、お会計です。キッチンとレジがあるコンテナ周りには、自家製黒糖を使ったお土産品がいっぱい。辛いものが好きな我々は、ホットソース(400円)を買って帰ることにしました。
ふと見ると、冷蔵ケースの中に黒糖カラメルプリン(250円)も並んでいました。このプリン、飲み仲間のキャンさんにおすすめされたので、お土産で買って帰ることに。翌日いただいたところ、黒糖の甘みがギュ~ッと詰まったカラメルソースがおいしかったです。
自家製黒糖を味わえる絶景カフェ「八風畑」まとめ!
ということで、南城市の絶景カフェ「黒糖工房・青空喫茶 八風畑(やふうばたけ)」に行ってきました。このカフェはほぼ全面が外席なので、春や秋の穏やかな季節にはオススメ。真夏や風が強い冬場は、このカウンター席は過ごしにくいかもしれません。でも、景色を楽しむならば、夏場がイチオシです。真っ青な空と、美しいオキナワンブルーの海は一見の価値あり。
八風畑の魅力は、やはりこの絶景でしょう。沖縄には絶景をウリとしたカフェが多数あるのですが、観光客向けに単価も高騰気味。1人1食2000円オーバーなんてこともザラです。が、八風畑はメニューは食事もデザートもドリンク込みで安かったので、とても嬉しかったです。なので、内地から旅行でくる友達にもオススメしたいな~と思いました。
終わり。
住所:〒901-1503 沖縄県南城市知念字知念1319
(*・ω・)つ 沖縄食べ歩き情報もどうぞー♩