カツカレーにハマッたご主人サマーに連れられて、とんかつ屋さんに行ってきました。向かったのは、那覇・久茂地の「とん一」というお店。とん一は牧志公設市場にある老舗の精肉店「仲里食肉」の系列店だそうです。そんなとんかつ屋さんが国際通り沿いのビルに入っているとはつゆ知らず。
こんなお土産屋さんばかりのビルのどこにあるの?と思っていたら、国際通りから脇道に入ったところに、とん一行きの階段がありました。こちらの階段を使って2階に向かうのが便利です。
週末の国際通りは、観光客だらけで賑やか。でもビルの2階は、さすがに落ち着いた雰囲気です。
さて、さっそく入店。ランチタイムを外して向かったので、とん一の店内も慌ただしくなく、ハワイアンミュージックが静かに流れておりました。シックな色調の店内にはカウンター席とテーブル席があって、我々はテーブル席へ案内されました。
さっそくメニューをチェックです。ランチは11時からで、14時ラストオーダー。滑り込みセーフでした。ランチメニューはとんかつ、ステーキ、カレーライス、丼物の4種。それぞれの使うお肉の部位やブランドごとに価格が異なります。わたしはとんかつを、ご主人サマーはカツカレーをオーダーしました。
注文した時に、お店の方から「飲み物はセルフでどうぞ」と案内いただいたので、ありがたくちょうだいします。ドリンクバーには、さんぴん茶とアイスティー、アイスコーヒーが用意されていました。
注文から10分も待ったでしょうか。わたしがオーダーしたとんかつの山原豚ヒレ(1500円)がやってきました。こちらの豚は沖縄県産で、山原と書いてヤンバルと読みます。
中心がほんのり赤みを帯びた、山原豚のヒレかつ。1切れは一口サイズですが、まるまる1本使ってそうなボリュームがあります。なんとも上品な印象です。
とんかつソースをかけてみました。ソースは中濃かな。
続いて、カラシを。とんかつにカラシは必須です。
用意が整ったので、いただきます!
山原豚のヒレは柔らかく、しっとりとした肉質でした。パン粉も細かく、食べやすかったです。ヒレかつは脂身がないのでアッサリと、モタレや飽きることがないので好み。最後までおいしくいただきました。後ろのキャベツも統一感のある千切りで美しく、おいしかったです。
とん一さんは、ごはんにもこだわりを持っているのではないでしょうか。この日いただいたごはんは炊き加減が固めで、おいしかったのです。沖縄移住してから色々食べに行っていますが、これほど固めに炊かれたお店は沖縄では初めて。ごはんはお代わり自由なので、いっぱい食べたい方はぜひ2杯目をいただきましょう。お味噌汁も甘めの味噌でおいしかったです。
ということで、那覇・久茂地にあるとんかつ屋さん「とん一」で山原豚のヒレかつ定食をいただいてきました。盛り付けもシンプルにキャベツだけという姿勢から、とんかつに自信を持たれていると感じました。本来ならば一番高い、やんばる島豚あぐーロースを食べてみたいところでしたが、ランチで2500円はさすがに手が出せず... 宝くじが当たったらリベンジするぞ!と心に決めてお店を後にしました。
終わり。
とんいち (とんかつ / 県庁前駅、美栄橋駅、旭橋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
住所:〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地3丁目5-13
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