沖縄市にメキシカンなアメリカがありました。コザの一番街で行列ができる「Tequila Bar&Grill(テキーラ バー&グリル)」というお店です。入口のレジに行列ができていますが、その列に並ぶ殆どが米軍関係者のアメリカ人。日本人なんて我々くらいなものでした。
この日はコロナ感染者数が落ち着いていたこともあったのか、ゲート通りにはアメリカ人たちが戻ってきているように見えました。このTequila Bar&Grill(テキーラ バー&グリル)やクラブなど、アメリカナイズな飲食店に集中的してお客さんが溢れていました。列が途切れた瞬間を見計らって、わたしもレジに並びます。
お店の入り口に「タコス」とカタカナで書かれた看板があるけれど、かといって日本語が通じる店員さんは多いとは言えません。わたしは指差しでオーダーしたけれど、英語力があったほうがアメリカンな雰囲気を楽しめると思います。
店内の音は大きめなので、お子サマー用の防音イヤーマフを持参して正解でした。隣のテーブルのアメリカンなお子さんは防音イヤーマフなしで普通に過ごしていたので、慣れていれば問題ないと思います。
店内にはカウンター席とテーブル席があります。お店は広いとは言えませんが、一番街側にもテラス席が多く設けられているので、客席数としては結構な数がありそう。アーケード使えるの、いいなぁ。
こちらがTequila Bar&Grill(テキーラ バー&グリル)のメニューです。フードはタコスがメイン。ドリンクはビールや大量のテキーラが揃っています。18時〜19時はハッピーアワーでカクテル類が500円とお得です。
細長い店内の奥にはテキーラのボトルが並んだドリンクカウンター。その奥にトイレがあります。
まずはメキシコビールを購入してみました。コロナとエストレージャ・ハリスコは共に700円です。
フードは呼び出しベルを持たされるセルフ式。入り口のレジで購入し、呼び出しに合わせて取りに向かいます。カウンター付近には様々なサルサやタバスコが並び、お好みでかけていただけます。
このカウンターにはプロレスラーの覆面マスクが飾られて、メキシコ感を高めてきます。
まずはタコスを注文しました。こちらはタコス・カルネアサダ(350円)という、お肉盛り盛りな食べ応えのありそうなタコス。
次いで、牛肉のトスタコ(400円)。Tequila Bar&Grill(テキーラ バー&グリル)のシェルはコーントルティーヤで、具材と皮の味わいが沖縄タコスとは異なります。
フィッシュセビーチェ(500円)は、ライムに漬けてマリネした白身魚とトマトなどの野菜をトッピングしている鮮やかなタコスです。
いろいろある中で、わたしがいただいたのはアホフィッシュ(350円)。揚げた魚とキャベツなどの野菜が乗せられたタコスです。コロナに合うね〜!
こちらのガラスに入ったフードを見て、「いったいこれは何?トマトソース?サルサ??」と思ったら、シュリンプカクテル(レギュラー1000円)でした。クラッカーにソースを乗せるとエビが出てきました。おお、確かにシュリンプカクテル。だけど見た目的にはやっぱりサルサソースっぽい。
山盛りのフレンチフライ(300円)はお子サマー用に注文しました。山盛りでお得感があります。
フードの追加オーダーをしに入口のレジへ行ったら、なんとオリオンドラフトがあるじゃないですか!お酒類はてっきり奥のバーカウンターだけだと思ってました。注文してみるとジョッキでなみなみ泡無しで注いでもらって500円。いつもこのスタイルかはわかりませんが、お得だなぁと思いました。
追加したおつまみのチキンのロールタコス(3本500円)もおいしかったです。コーントルティーヤをくるりと巻いた中にチキンがたっぷり入っていました。
ということで、沖縄市の一番街で賑わいを見せる「Tequila Bar&Grill(テキーラ バー&グリル)」に行ってきました。テクスメクスとも雰囲気がちょっと違って、メキシコ寄りなアメリカンタコスなのだろうと思いました。お味はおいしく、いくつもタコスを食べたいと思えるほど。ただ、コーントルティーヤがお腹に溜まるので、ひとり2〜3個が限界かなと思います。久しぶりのアメリカンな空気、楽しかったなぁ。
終わり。
お店の情報
店名 | Tequila Bar&Grill(テキーラ バー&グリル) |
住所 | 〒904-0004 沖縄県沖縄市中央1丁目14−2 |
営業時間 | 18時〜25時 |
定休日 | 日〜木曜 |
駐車場 | なし。近隣にコインパーキングあり。 |