沖縄のソウルフード・ポークたまごおにぎりのお店が一気に増えましたね。この火付け役になったのは、間違いなく「ポーたま」です。1号店の牧志公設市場のお店はいつ行っても並んでいる人気店だし、次々と店舗展開が進んで、那覇空港に「ポーたま 那覇空港国内線到着ロビー店」がオープンした時には、本当に驚きました。ソウルフードが沖縄の玄関である空港に出店するなんて、すんごい話です。
わたしはこのお店がオープンした当初の2017年5月から利用しています。オープン当時から残るメニューはもちろん、いつの間にか消えてしまったメニューもあるのですが、今回はポーたまの歴史を振り返る的な感じでレポートしていこうと思います。
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いつでも大人気の「ポーたま 那覇空港国内線到着ロビー店」について
どこにあるの?
ポーたま 那覇空港国内線到着ロビー店は、その店名の通り那覇空港 国内線の1階到着ロビー階にあります。那覇空港に到着した皆さんは、ロビーに出てすぐ右折してポーたまのお店を探してください。ANA側の方は少し歩くかもしれません。JAL利用の方は出てすぐにお店があるはずです。
ゆいレールなどで那覇空港に到着し、これから出発という方はまず国内線ターミナルの1階に降りましょう。そして行列ができているお店を目指したら、そこがもれなくポーたま 那覇空港国内線到着ロビー店です。出発便に遅れないよう気をつけて購入してくださいね。
那覇空港の到着ロビー階には飲食店がいくつかあり、沖縄の大衆食堂感を楽しめる空港食堂やそば処 琉風というお店も営業しています。コンビニも並びにあるので、混雑して時間がないぞ!という方は別のお店を利用するのもアリだと思います。
メニュー
こちらはポーたま 那覇空港国内線到着ロビー店の店先に出されているメニュー表です。こちらは2023年6月時点のものなので、最新情報はお店でご確認ください。
メニューに近付いてみます。ポーたま 那覇空港国内線到着ロビー店では、スタンダードなポークたまごおにぎりから、沖縄らしいトッピングが入ったスペシャルなメニューまでいろいろと選べます。お値段はひとつ390円〜700円と、オープン当初より随分アップしました。でも、これひとつ食べたらお腹いっぱいになるボリュームだし、空港価格だと考えれば適正かも。
単品オーダーの他にも、お得なBOXメニューも用意されています。スタンダードなポークたまごおにぎりから6個選べるスタンダードボックスと、スペシャル3個とスタンダード2個を選べるスペシャルボックスが用意されています。ファミリーやグループでの利用、または持ち帰りのお土産に向いていそうだなと思いました。
注文方法
注文と支払いを済ませてから入店します。この日は比較的スムーズだったので、注文するのに10分待ち、お会計後に番号札を手渡されて出来上がりを受け取るのに10分待ちました。
ポークたまごおにぎりは、注文が入ってから1つずつ作られていきます。必ず使うポークとたまごは事前に用意しているっぽいですが、トッピング系は揚げたて・作りたてを挟むという工程が必要なため、どうしても時間かかるのです。
お店の様子
この日まだ混雑していないタイミングだったので比較的スムーズでしたが、めちゃくちゃ混んでる時は30分、いや、下手すると60分はかかると思っていた方が良いでしょう。国内旅行客はもちろん、インバウンド観光客もよく利用していて、ほんっと長蛇の列ができやすいお店です。
店内にはイートインスペースがあります。ここで出来立てのポークたまごおにぎりを食べるのもよいですが、混雑していたらテイクアウトして空港ロビーや搭乗ゲート付近で頬張るのも全然アリです。
わたしは持ち帰りで注文しました。できたてほかほかのポークたまごおにぎりはずっしり重たい!
実食!グルメレポート
ゴーヤの天ぷら
最初にいただいたのは、ゴーヤの天ぷらポークたまごおにぎり(390円、2017年5月時点)です。スペシャルなポークたまごおにぎりのメニューですね。ポークたまごおにぎりにゴーヤの天ぷらが2つサンドされていました。よく考えると、これってゴーヤチャンプルーと同じ材料ですね!ゴーヤのほのかな苦味と鰹節の旨味が、ポークたまごによく合います。天ぷらのゴーヤは苦味がだいぶ和らぐので、子どももきっと食べられるはず。
エビタル
スペシャルなポークたまごおにぎりから、エビタル(280円、2017年5月時点)です。ポークたまごにエビフライ!?と思ったのですが、意外にもこれが合うのです!ポークたまごは柔らかな食感ですが、エビフライを挟むとサクサク食感が生まれます。タルタルとエビフライの塩気も合うんだなぁ。ウマかった!
島豆腐の厚揚げと油みそ
この日は3時間半のフライトに備え、ポークたまごおにぎりで腹ごしらえしました。搭乗ゲートの手前でいただいたのは、スペシャルメニューの島豆腐の厚揚げと油みそ(400円、2017年7月時点)です。厚揚げのボリューム感とポークのほどよい塩加減が、ベストマッチな組み合わせ!わたしはこれがお気に入りで、牧志店でもよく食べています。
ねり梅
フライト中に頬張ったのは、スタンダードメニューのねり梅(250円、2017年7月時点)です。シンプルなポークたまごおにぎりに練り梅を挟んだものですが、ちょっと練り梅の酸味が弱かったかな〜。フライト中に食べていたら、CAさんがお茶を出してくれたのが嬉しかったです。
人参しりしり
早朝便で出発したこの日、わたしは朝7時から営業しているポークたまごおにぎりで朝ごはんを購入しました。保安検査場を抜けて搭乗直前に、スタンダードメニューの人参しりしり(280円、2017年11月時点)を頬張ります。ポークの塩気であっという間に完食です。人参の彩りがいいですね〜。いつの間にか終売になっちゃったみたいで、ちょっと残念。
高菜
スタンダードメニューの高菜(280円、2017年11月時点)は、ポークに味が負けている気がしました。高菜とポークで塩気が強まり、おにぎり自体はどんどん食べ勧められます。でも、高菜<<<超えられない壁<<<ポークみたいです。いろいろなメニューを試すことで、自分好みのポークたまごおにぎりがわかってきますね。
島豆腐の厚揚げと油みそ&もずくスープ
家族旅行の出発前に腹ごしらえしようと立ち寄った、ポーたま 那覇空港国内線到着ロビー店。いつもテイクアウトしていましたが、この日はイートインしてみました。わたしは島豆腐の厚揚げと油みそ(440円、2018年1月時点)ともずくスープ(200円、2018年1月時点)。もずくスープは通常250円ですが、おにぎりとセットにすれば50円安くなります。
島豆腐がポークの塩気を和らげ、油みそが全体の味を馴染ませます。この組み合わせ、ほんとに大好き!いつ食べてもおいしいなぁ。訪れるたびに値上げしている気がしますが、おいしいから全然OK。
まとめ
ということで、那覇空港の国内線ターミナル1階(到着ロビー)にある「ポーたま 那覇空港国内線到着ロビー店」についてのレビューでした。ポークたまごおにぎりはずっしりと量が多いんです。ガッツリ食べたい時は2個注文するけれど、普通は1個でお腹が満たされるはずです。小学校低学年くらいのキッズなら、ノーマルのポーたまで十分お腹が満たされるはず。
ポーたま 那覇空港国内線到着ロビー店は朝7時から営業しているので、早朝便のフライト時にも購入できます。夜は21時までだそう。営業時間は感染症の状況によって変更になるかもしれないので、訪れる前に必ず確認をしてみてください。
さあ、コロナ禍が落ち着き、沖縄もそろそろ観光シーズン本番に突入です。来沖する友人が増えるので、到着後または出発前にこのお店をオススメしたいなぁと思っています。お店は到着口Bのすぐ左横にあるので、チェックインを済ませた後に、または那覇空港到着直後にここで買って食べると良いでしょう。牧志公設市場で食べ損ねた人も、最後にワンチャンありますよ!
終わり。
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お店の情報
店名 | ポーたま 那覇空港国内線到着ロビー店 |
住所 | 〒901-0142 沖縄県那覇市字鏡水306-1 那覇空港国内線旅客ターミナル1F |
営業時間 | 7時〜21時 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 那覇空港の駐車場を利用 |